虚無層

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【10/8】swim熊カンビスケリッジ雑翻訳【紳士】

記事がやたら短くてswimの偽者かと思いましたが別窓に続きがありました

GwentDB:Swim's Bear Kambi - Gwent Decks

Gwentlemen:Deck Guide: Bear Kambi – Gwentlemen

概要

 ここ数日の配信でswim氏が使ったカンビの爽やかなハーモニー。プレイングが難しく、もちろん完璧にプレイすればこのデッキも戦えるものの、普通に強いデッキを使いたいならば蘇生スケリッジでイイと思うよ、とのこと。

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(画像はGwentDBより)上がクラフト優先度 下がマリガン優先度です

 ビデオガイドがこちら

www.youtube.com

ちなみにガイドではないですがswim氏が「このデッキ使える」と確信した運命の瞬間がこちら(点滅注意)

youtu.be

全体プラン

 セットアップによるテンポ喪失をカンビでリセットしながら、最終ラウンドまで戦力を維持し続けるのが基本戦略。バフの対象をレジスセリスにすることで、ヴィコヴァロ軍の衛生兵世話人といった墓地対策カードの裏をかきます。

マリガン

 マリガンは上の画像の順にまず1枚ずつ返します。ただし、セリスは確実に返します。つまり、これら4種が全て手札に来てしまった場合、3枚目は慄然たる叫びの代わりにセリスを返します。すべて1枚ずつ返せたら、再び略奪者から、今度は全てのカードを返していきます。

 ここから先がGwentlemenのほうになります

ラウンド1

 他の多くの近衛兵デッキと同じく、このデッキにとってラウンド1の勝利は非常に大事。手札で2枚負けてでも勝つ意味はある。ドレイグ・ボン=ドウなどで次ラウンド以降のバリューを高めていき、手札負け2枚以内で勝てるようにテンポも落とさないように。獰猛な熊が初手として優秀。

 モンスターニルフガードは(ゴールド以外を対象とした)墓地対策を持っているため、バフの対象はレジスセリス。可能ならブラン王レジスを破棄し、ドレイグはレジスとセリスに使う。積極的に圧縮してカンビ転生を確実に引く。レジスは終盤のフィニッシャーに使う。

 スケリッジスコイア=テル北方諸国に対しては近衛兵デッキらしくプレイ。ドレイグを再利用しながら近衛兵セリスをバフする。もし手札に銀枠の復活系カードがあれば、デッキに眠ってしまったドレイグを序盤にブラン王で破棄してから復活させることで強引に引きに行くプランもあります。

ラウンド2,3

 おそらくR1に勝利しており、かつ墓場に巨大なユニットがいるはず。もしくは、手札にウダルリックがあればR1敗北でも取り返せる。

 できるだけ早く、獰猛な熊を復活させる。早ければ早いほど強いという意味だけでなく、熊がいる限りカンビがいつ出ても即効果発動する。また、カタカンなどの墓地対策で熊が取られるのは致命的なので、早期に回避する意味もある。

 モンスターなどの速攻系デッキに対しては、R1で負けてしまうこともある。それらに対してはR2にカンビを使う。その場合、召喚陣おとりで(相手に出された)密偵を(再)利用すると効果的なので、これらのカードはここまでとっておく。ラウンドを遅らせることでカンビがより強くなるし、密偵の「密偵である」という短所をカンビでカバーできるので良いとこ取りできる。カンビ前に、できるだけ多くデッキ圧縮や墓場バフ(ドレイグ復活も)を使っていってラウンドを長引かせる。もしR3に巨大なセリスを引き出せれば、その時点でおそらく勝ち。

 速攻系でない、カンビの不要なデッキに対しては、カンビをマリガン(とくにR3に入るときの)で返してしまって構わない。カンビの主な使い途は上記の速攻カウンターや、あるいはR1の耐久。もちろんR3でまだウダルリックが温存できていれば、同時にカンビも強力となるので持っていていい。

マッチアップ

  • モンスター:少々トリッキーな戦略になる。速攻系なのでR1負けてしまうだけでなく、アークグリフィン世話人のせいで近衛兵をバフできない。なので、プランとしてはブラン王レジスセリスに使い、この2体に対してドレイグ・ボン=ドウを何度も使う。R1では積極的にデッキ圧縮をしていきながらラウンドを引き伸ばす(2枚手札で負けても勝てない状態になるまで粘る)。おとりウダルリック召喚陣はR2に取っておく。多くの場合相手は2-0を狙ってくるので、こちらは対抗手段のカンビ転生を引いておきたい。R2では獰猛な熊ドレイグを復活させ、圧縮したり、密偵を出していく。(フライテナー召喚陣おとりで使う)R2のラストにカンビを出すことで、2-0を妨害。相手が2-0を狙っている限り、こちらはカンビを出来るだけ遅く出すことで相手のユニット(特にエキムマーラなどの継戦もち)をたくさん破壊することを狙う。
  • ブラン王(スケリッジ):現在非常に多いマッチアップ。比較的単純な戦略になる。基本的に相手は墓地対策を持っていないので、こちらは近衛兵プランに寄せていく。ブラン王では女王近衛兵2枚とセリスを破棄し、ドレイグでは最弱の近衛兵とセリスをバフする。何度もドレイグを使い回せれば、それだけでパワー勝ち。
  • 密偵ニルフ:多くの意味で対モンスターと似た戦略になる。R1では圧倒してくるが、そのために相手は禁衛旅団禁衛旅団の重装弓兵を大量に消費し、後半ラウンドを犠牲にすることになる。こちらは対モンスターと同じく、レジスセリスをバフ。モンスターと違う点は、女王近衛兵も破棄する(戦争狂も近衛兵に使う)こと。相手がヴィコヴァロ軍の衛生兵で近衛兵を取ってきたらこちらの狙い通り。相手の圧縮も防げる。そうしないなら、相手はこちらに追いつくためにパワーカードを消費することになる。理想的には、R1で相手に2枚手札負けで勝つか、2枚でも追いつけない状態でパスする。R2ではバフを出しながら、ラストに備えてカンビを取っておく。ヨアキムイリスをR2のカンビ前に出させられればきっと勝利。出させられなければ、勝負はこちらのキャリーオーバーVS相手のレインファーンヨアキムナウジカ旅団コンボの構図に落ち着く。
  • 北方諸国:基本的に相手は墓地対策をしないので、こちらは近衛兵寄りのプランで行く。ブラン王近衛兵2枚とセリスを破棄し、ドレイグは近衛兵をバフ。北方は封印を簡単に出せるので、このマッチアップではセリスはバフしない。ヘンセルトは2-0を狙ってくる。対ヘンセルトでは3枚負けでもR1勝利すべきかもしれない。
  • スコイア=テル:対スペルスコイアでは、できるだけ序盤に予見者を出させるようにし、女王近衛兵は平等にバフして小縮魔術を回避する。たいてい相手はR1を簡単に諦めてくれるので、こちらはR2でかなり深追いしR3に1枚での勝利を狙う。R2では女王近衛兵を復活させても小縮魔術のエサになるので、墓場に置いておく。他のスコイア=テルに対してはシアランに注意する。セリスをバフしてもいいのは召喚陣を確保している場合のみ。なければ、女王近衛兵をバフする。

 

 ありがとうございました。皆さんいい週末を。