虚無層

exit from society

vSレポート121ざっくり翻訳する回・後編(2019/02/17)

vS Data Reaper Report #121 | Vicious Syndicate

具体的なデッキコードとかは元サイトに

 

クラス分析

ハンター

  • バランス調整でハイブリッド・秘策・スペハンなどの呪文石ビルドが減少、獣ミッドレンジと断末魔が生き残った。
  • 使用率で言えば獣ミッドレンジハンターは全クラスでもトップ。プリーストに対して強い。ナーフされた狩人の狙いは好み次第では選べるくらいの強さを保っている。代用候補は大自然の報復首刈り斧など。元サイトでは今日も今日とて凄まじき狂乱が過大評価されている件について熱く語られている
  • 断末魔ハンターは奇数秘策メイジを除いてほとんどの環境デッキに弱いという状況。プリに弱いのは当然ながら、狙いナーフによって対偶数ウォロなども厳しい。

プリースト

  • 新デッキを含めた3種類のアーキタイプがどれも強い。
  • ウォールプリースト:Dekkster氏開発の新デッキ。ウィッチウッドのグリズリーモッシュオグの審判といった高体力挑発と復活、そこにタルクリを足してマスターオークハートのいいカモに。さらにこれらが神授の霊力内なる力アベコベーターでフィニッシャーにもなる。
  • クローンプリースト:壁プリのせいで影を潜めたが悪い選択肢ではない、ミッドレンジハンターと奇数秘策メイジに弱いが、それ以外には戦える。4ミニオンバージョン(光熱エレジリアックスマリゴスヴェレンしかミニオン採用してないやつ)がミラーなどで輝く、こっちのほうが今は強い。
  • コントロールプリースト:装甲マシマシ奇数ウォリを除けばどんなデッキにも勝ち筋があり、レジェ上位報告もちらほらある強デッキ。奇数パラを見るならドラゴンモー始祖ドレイクを入れてもいいかも。

ウォーロック

  • バランス調整で大きく状況が変わったクラス。
  • ズー:奇数ローグ、スペハン、ハイブリッドハンター、偶数シャーマン、怒りパラディンなどが軒並み絶滅したので蘇ってきた。奇数パラが多いのでドレッドロードが強い。対プリーストでは魂箱スペブレが強い。
  • 偶数ウォーロック:冷血、狙い、平等などが弱点だったためそれらがナーフされて復活。プリーストに弱いが対策としてモジョー使いジヒィネルビアンの解絡師などを入れられる。
  • キューブロック:プリ、特に壁プリにとても弱い。メックトゥーンウォーロックも同じく。

メイジ

  • 奇数秘策メイジ:ナーフ後環境で輝いている。Turna氏が採用した実験台9号が強い。
  • ビッグスペルメイジ奇数メイジ:特にナーフで変わってない。カモだった奇数ローグとハイブリッドハンターは消えた。

パラディン

  • 平等ナーフで遅いデッキが死んだが早いデッキはまだ強い
  • 奇数パラディン:獣ミッドレンジハンターや奇数秘策メイジに強いので流行っている。プリーストに弱い。リアム王子神聖なる恩寵などがプリ対策や他の遅いデッキに強い。魔女の大釜はアグロには強い。
  • 偶数パラディン:平等の代わりにスペブレを入れてプリに戦えるようにしている。報復の怒りが平等コンボを失って旨味が減ったぶん恐竜化がフィニッシャーとして代役になる。ジヒィもプリに強い。あと奇数ウォリにはヴァラニが強い。
  • 秘策パラディン:増えてきている。プリにはとても強い。

ウォリアー

  • クラス全体として、奇数パラ、奇数秘策メイジに強いこと、クローンプリが減って壁プリに移行していること、聖なる怒りパラディンが消えて他のOTKが台頭していないこと、ミラクドルイドやメックトゥーンウォーロックが減っていることなどなど、後押しが強い。
  • 現在OTKが減って自分から打点を出す必要がなくなったため、奇数クエストウォリアーよりも奇数ウォリアーのほうが使用率、勝率ともに高い。多少の違いはあれどスモルダーソーンの槍騎兵ドッカンドラゴンを利用するドラゴン軸なのは固定。奇数パラが多ければドラゴンモーの爆炎竜もあり
  • 奇数以外も強い。奇数じゃないエストウォリアーは奇数パラに強く、プリにも速度で負けない。急襲ウォリアーも対アグロに強く、またプリを押せるよう改良されたとのこと。

ローグ

  • 冷血ナーフでちょっとびっくりするくらい奇数ローグは飽きられ、かわりにマリゴスとミラクルが出てきている。
  • 環境序盤の低速化(というかプリーストの増殖)に対応する形で、よりはやくコンボが決まるマリゴスローグが手を付けられている。ただし清々しいほど防御の薄いデッキなのでアグロ化しつつある現在おすすめできない。
  • ローグの中でナーフの恩恵を最も受けたのはおそらくラクルローグで、冷血は失ったが致死毒を採用、合わせてぶんどり部隊を軸に海賊と武器を構築している。奇数パラ対策にナイフの雨はほしい。プリに強く、ハンター呪文石に弱かったため今が追い風。
  • 奇数ローグはここまで使われなくなるほど弱体化はしていないとの分析。実際プリに強く、ハンター呪文石に弱かった。冷血の代わりとしてイカれた化学者(Crazed Chemist)というメカメカ大作戦・ローグのクラスカードで「5/4/4/コンボ:味方のミニオン1体に攻撃+4を付与する」という正直ぜんぜん覚えてなくて(は?イカれた錬金術師(Crazed Alchemist)は2マナやろがい)と3分くらい思考ストップさせられたカードと、挑発対策にヴォイドリッパーとかを採用してレジェンド6位ヒットしたJalexander氏のリストもある。Bunnyhopper氏のレジェ7位リストはキングムクラコバルトスケイルベイングリーンスキン船長オオアゴガメのシェルファイターを採用した重めの構築。

ドルイド

  • 特にナーフ前と変わらず使用率は低いが、弱いとはまだ言い切れない。
  • 現時点で一番多いのはラクドルイドメックトゥーン、またはトグワグル&ハッカーの2種類のフィニッシャーがあるが本質は同じ。もともとメックトゥーン型が強かったがプリの増加でトグワグル型が差を詰めてきている。
  • マリゴスドルイド:現環境では秘めたポテンシャルを持っている。プリ、パラ、メイジに強い。そしてやはりハンターに弱いのでこれからハンターが減るかどうかにかかっている。

シャーマン

  • 炎の舌のトーテムの奇数化によって最後の希望だった偶数シャーマンはカスのような使用率に落ち込んでしまった。しかしレジェ上位報告が2件あり、少ないサンプル数ながらも平均的な勝率に落ち着いているため、見た目ほど終わってはいないんだ。空いた2マナ帯に入るカードは酸性沼ウーズくらいしかないけど、呪術はやっぱりプリに強いし、ジヒィも入れられるよ。あとファイアプルーム・フェニックスが環境に合っている。

メタブレイカ

  • 壁プリースト:実は新環境前からいたけど今こそ使い時。
  • 奇数ウォリアー:環境依存の強いデッキで、その環境がいま絶好。
  • ラクルローグ:エメラルド呪文石さえいなければこっちのもの。
  • 秘策パラディン:爆速アグロ。恩寵でプリにも強い。