vS129雑翻訳(2019/5/10)
これで3週間くらい連続更新だと思うんですけど正直翻訳してるだけでもマンネリなのに元記事の人々はよくやってられるよね。いや翻訳してるだけだから飽きるのか。ワイルド版メタレポの更新が20日ごろらしいです。僕が最近一番ハマってるのはSEKIROです。めちゃくちゃ年寄りにされてます。みんなもやろうSEKIRO
https://www.vicioussyndicate.com/vs-data-reaper-report-129/
クラス使用率
- ローグ:まだ増えてる。もう多すぎる。ランク1~4でも30%。
- ウォリアー:増えるローグに対応してウォリコン増加。爆弾微減。
- ハンター:上位で爆弾減少、秘策とミッドが微増。
- メイジ:ミラクル増加、構築は幅広く実験中。今は弱いが将来性。
- プリースト:ミラクルがなぜか少数の最高レベルプレイヤーに人気。
- シャーマン:勝率は普通だがマロ、モーファー、コンシャマと多様。ただしコンシャマは弱い。
- ドルイド:少数民族として落ち着き始めたトークン。遅いデッキはもうだめ
- ウォーロック:ズーの数はレジェではドル以下、完全消滅に近い
- パラディン:メイジハンターに負けたメカパラは消えかけ。聖なる怒りデッキが僅かに発生。
デッキランキング
- メタの「収束」を感じる今日この頃、データ分析オタクとしての誇り持ちたる我らのvSメンバーは面白いデータの動きを発見したらしい。
- まず手先ローグはあまりにも増えすぎたためあらゆるデッキに手先ローグをメタルためだけのカードが入るようになりレジェでは勝率が頭打ちに。よってそろそろ数も増えなくなるはず。
- ランク4からの現在の最適解はウォリアー。上位では爆弾のほうが勝率高いらしい。理由はじきにわかるとかなんとか
- ミラクルプリの勝率がレジェで3↑ポイント上昇。先週上がらなかったのでvSはミラプリゴミ説を唱えたが結論が早すぎたと。データ的に本当にものすごく難しいデッキだということになるらしい。
- よってレジェ以外ではミラプリは依然ゴミ数値。しかしレジェではウーズ抜きで対ローグ勝率10ポイント上昇で有利、ウォリコンに五分なので余裕で強い。
- しかしミラプリは爆弾ウォリに弱い。実際レジェで爆弾ウォリが増加中のため、今後ミラプリが増えるとはまだ言い切れない。あとメイジにも弱いがこれは対応可能らしい。
- 秘策ハンターも数はまだ少ないが先週の予想通り良い数字を出した。今後流行すれば秘策が読まれるという問題はあるが改善法はもうvSが考えてある。たぶん下の項目にある。
- ほかのハンターデッキは下向き。爆弾はローグにまあまあ弱く、ローグがあまりに多いので減少。ミッドレンジは少しだけ対ローグ勝率を上げたがそれでもかなり低い。ローグナーフまでは静観。
- ミラクルメイジも強化。ミラプリと異なり全ランク帯で勝率改善。スキルではなく構築の改良によるものらしい。構築の改良は今後も続き、場合によってはトップメタに入るかもしれない。
- トークンは総合勝率50%くらいのニッチ枠に収まった。ズーはランク4以上では勝率50以下、レジェではTier4。ズーは多分もうだめ。
- シャーマンも悪くない選択だがこれ以上を望むのはきついという段階。ローグやウォリアーが「ガラスの天井」に。あとコンシャマはラダーでは使えない。
- メカパラはついに飽きられて勝率も下がり始めた。聖なる怒りもデータ的にパラの救世主にはならない。
クラス別分析
ローグ
- 手先ローグは今週になってようやく完成と言えそう。あまりにも強すぎて人々がウィスプとかシェフノミとか入れだしたけどそれは地力が強いから勝ててるのであって決して改善にはなっていない。ライフドリンカーはミラーとウォリアーに非常に強いのでぜひ入れよう。低ランは知らん。影隠れは感覚的には強いが実際のデータでは地味な電線ネズミのほうが強い。
ウォリアー
- 今週もローグが増えたのでコントロールウォリアーもトップメタ。爆弾ウォリアーも優秀かつウォリコンに比べてコンボデッキに強く、対ウォリコンでもわずかに有利。ミラーが多いランクではメックトゥーンウォリアーが振るっている。
- ローグがウォリアーに勝つ手段のひとつである序盤の巨大エドウィンの対策として鉄嘴のフクロウが流行。ローグにささるだけでも十分だが、他にもメイジのドレイクや爆弾ハンターの超電磁バフにも刺さるので、先週から続投の大物ハンターと合わせて弱点のハンターメイジに勝機を見出していける。
ハンター
- 秘策ハンターがローグに強く今後数週間のうちに流行の兆しがある。先週のvSの構築は戦魔術師を入れていたが失敗。また4Tの動きも弱かった。エサ付きの矢は弱く、戦魔術師が使えるというオマケでは埋め合わせられない。T4のいいカードがなかったためローグにまあまあ強いライフドリンカーを採用。空いた5マナ枠に、ローグウォリアーに強いハリソンと万能ジリアックス。イーグルホーンボウはシナジーありきなのと環境に武器破壊が多いため不採用。秘策では、実は強いのがネズミ罠で2積みが堅い。どのマッチアップでも強く、特にローグに刺さる。ケアされる場合もローグの動きが大きく制限され、またサンリーヴァーのスパイや覆面選手が起動しやすい。狙撃も強いが使いどころは考えないといけない。悪の手先や悪党同盟の悪漢に当たるとよくないが、それ以外には刺さる。
- vSからの提案としてミスディレクションを試してほしいとのこと。悪辣なる海賊を自分で破壊して勝手に3点食らってくれれば最高なのだが、あまり使われていないのでデータ収集に協力してほしいらしい。
- 一方で爆弾ハンターはローグの過剰発生に苦心している。サイバーテックチップとか猟犬を放て!で遊んでいる人もいるが弱いからやめよう。あと、あまりにローグが多いのでグルグルグライダーを抜いてウーズを入れたほうがいい。ほかのマッチアップでブラッドフェンラプターでしかないというデメリットも最早上回った。
メイジ
- 召喚メイジがウォリアー殺しとして魅力的。弱点は他のデッキにはそんなに有利でもないこと。だいたいどのマッチアップも五分。魔力の鍵屋は流行していないが4マナとしてはスケイルワームより優秀。またテック枠は精神支配技師かヴードゥー人形を抜いてハンターに強いスペルブレイカーの2積みを検討。
- ミラクルメイジが使い物になりそうな数字を見せ始めている。現時点では強くないが勝率の上昇率からみて今後も成長し続ければいける。アントニダスとクエスト中の冒険者は罠で、実は強くない。山の巨人に加えて海の巨人が強い。招来のターゲットが増え、焦らすカラスとのシナジーでウォリアーに強く出られるし、ドルイドやズー、手先を展開するローグを咎められる。またフロストノヴァとも相性がいい。ノヴァとサンドバインダーはどちらも実力のわりに使われていない。
シャーマン
- 現環境は2つに分割されていて、トップの4クラスがしのぎを削り合い、底の4クラスが傷を舐め合っている。その間にいるのがシャーマン。決して弱くはないがトップ争いには参加しない。
- マーロックシャーマンはじゅうぶん強い。メイジハンターに有利だが、ローグウォリアーに微不利なため流行していない。状況を変えるためvSのリストはローグに強いジリアックスとウォリアーに強いミニオンハガサを採用。
- ビッグシャーマンも状況はほぼマロシャマと同じで、強いけどローグウォリに不利なため流行せず。
- コントロールシャーマンはローグやその他アグロに強いものの、ウォリアーとメイジに弱い。ウォリアーとはエリシアナ合戦になるもののDKどうしのバリューで負けがち。そのためvSは手先シナジーとシャダウォックを採用することでハガサのバリューを増やすことに注目している。
ドルイド
ウォーロック
- カーペットズーは環境の2強に勝てないまま改善案も出ず、数を減らし続けている。ウォリアーの除去力には1体もミニオンが残らない。ローグは比べればマシだが序盤のテンポスイングを一生巻き返せないことが多い。ちなみに遅いデッキはやっぱりだめ。
プリースト
- ミラクルプリーストが上位ランクのみ勝率上昇。戦えるようになるまでの時間がいままで見たことがないほど長かったらしい。そのせいで先週のvSはゴミ扱いしてしまったが今では戦えるデッキだと言える。しかし総合勝率が低いためどう改良すべきかわからない。カジュアルプレイヤーは手を出すべきではなく、ハイレベルなプレイヤーのみが長い訓練の果てにいい結果を出せるようになるデッキだそう。
パラディン
- スランプ中。現時点ではあまり使うメリットがないクラス。メカパラが一番マシなのだが、ローグは昏倒を使えるし、ウォリアーメタのハンターメイジはついでにメカパラに有利だし、有利なドルイドとズーは減少中。バランス調整か新拡張までは底を抜けられなさそう。
今週のメタブレイカー
秘策ハンター:ハンターの秘策はローグに強く、ネズミ罠は特に手先ローグに刺さる。また序盤のミニオンも厚く盤面で圧倒できる。また実験体9号の圧縮とズルジン・野獣放つべしで後半も強く、ウォリアーに耐えられる。そしてこれだけ強いのにまだあまり見つかっていない。