虚無層

exit from society

vS降魔の狩人セオリークラフト30デッキ雑翻訳(20/04/05)

 今回は90パックだけにしましたが推しのハナーが出たので勝ちです

https://www.vicioussyndicate.com/the-comprehensive-ashes-of-outland-preview/

はじめに

  データリーパーについての重要なメッセージ。スキップしないで!

 ランクモードの改定に伴い、データ収集を停止しています。Track-o-botは放棄されたプログラムであり、もう収集のための実行可能な方法とはなりそうにありません。Hearthstone Deck Trackerの新しいランクモードパッチは、私たちがあなたからのデータ収集に使用してきたプラグインを壊してしまいました。現在、新しいプラグインのリリースに取り組んでおり、数日以内にダウンロードできるようになるはずです。

 新しいプラグインの準備が整い次第、すぐに再ダウンロードしていただく必要があります。また、これまでデータを投稿していなかった多くのROM勢の皆様にも、PCでハースストーンをプレイしているならば参加してもらい、データを投稿していただきたい。私たちのデータ収集とデータ投稿者の回復は不可欠です。そうでなければ、データリーパーレポートを作成することができなくなってしまいます。これが現状です。現在、『灰に舞う降魔の狩人』の最初のデータリーパーレポートの日付は設定されておらず、これを変更できるのはあなただけです。近日中にウェブサイトでプラグインのアップデートをチェックして、このプロジェクトを継続していくための手助けをしてください。

 UPDATE: 降魔の狩人の発売に間に合うように、刷新されたランクモードに対応した新しいプラグインをリリースしました。迅速な復旧とデータベースの再構築にご協力をお願いします。PCでハースストーンをプレイしている人なら誰でもハースストーンデッキトラッカーを使用し、DataReaperプラグインをインストールすることができます。

 インストールは非常に簡単で、数分で完了します。

 ここをクリックして簡単な手順でプラグインをインストールしてください。

 ご協力ありがとうございます。

デーモンハンター

異端デーモンハンター

 過去や現在のいくつかのローグデッキに似た、デーモンハンターで最も成功する可能性の高いアプローチを体現している。効率的な除去によってゲーム序盤の盤面コントロールを維持し、中盤にスイングでセットアップし、最後はバーストダメージで相手を仕留める。

 二連斬はヒーローパワーや軽い武器、斬舞とのシナジーにより、ゲーム序盤のオールスターパフォーマーとなる。ゲームの中盤には、封印されしアンタインの後に憤怒のプリーステスが続き、7ターン目に16発のミサイルが相手とボードに命中することになる。この攻撃の後に相手が残っている場合は、悪魔変身とケイン・サンフューリーが待機している。

 このデッキの重要な特徴は比較的コストが安いことで、異端カードを最適に活用し、グルダンの髑髏でリロードすることができる。アルトルイスは手札をスマートに操作することで壊滅的なスウィングターンを可能にしてくれるので、このデッキのもう一つのゲームチェンジャーとなる。

ビッグデーモンハンター

 ウォーロックの方法を参考にしたもので、強力な悪魔の軍団を使って対戦相手を叩きのめす。激昂のフェルスクリーマーとフェルの召喚師は、対処されやすくる前に、大幅なディスカウントで悪魔を召喚できるようにするためのキーカード。殺刃スパイクガールと魁偉のオーバーフィーンドは強力な疑似AOE能力。封印されしアンタイン、憤怒のプリーステス、ピットロード指揮官が主な脅威であり、ダメージ源。ケインとマイエヴは、挑発でブロックされた場合でも相手の顔を殴ることを可能にしている。

 このビルドはよりコストが高く重く、手札の操作が難しいので、異端カードは省略されている。 しかしゲームプランを行使し始めるまでの安定化を助けるため、ゲーム序盤の除去キットは同じようなものを採用している。

ケルサスデーモンハンター

 デーモンハンターの信じがたいカードドローの山は、イリダンのかつての盟友であるケルサスを燃料にしたユニークなフィニッシャーで、このクラスのコンボ・アプローチにインスピレーションを与えてくれた。

 ゲームプランは、またしても、効率的な除去によって序盤のボードコントロールを維持することから始まる。しかし、ゲーム中盤はセットアップではなく、積極的にデッキをサイクルし、1~2ターンで相手を仕留めるために必要なコンボピースを集めていきたい。

 基本的なコンボは、ケルサスから、軽い呪文2枚と内なる悪魔をプレイすること。これを1ターンに2回行うことで、二連斬を何回唱えたか、武器を装備しているかどうかによって16~22のダメージを与えることができる。悪魔変身によってダメージはさらに増やすことができ、グルダンの髑髏を使ったマナディスカウントは1ターンで与えられるダメージ量を増やすのに役立つ。

 魔力喰いとマナ焼耗はこのデッキとのシナジーが非常に高い。魔法を消費することでサイクルを回したり、ケルサスを有効にしたり、挑発を回避したりすることができる。マナ焼耗はケルサスを有効にしてくれるだけでなく、時間稼ぎのツールでもある。

 しかし、それだけではない。ゼフリスを正しく操れば(通常は彼をプレイした後に5マナを残すようにすると)、ドゥームハンマーを与えてくれるのだ。ドゥームハンマーを装備した状態で、内なる悪魔のフルコンボでとんでもない量のダメージを与えることができるようになりました(通常は40程度)。魔力喰い、ケイン・サンフューリー、マイエヴが使用可能な状態では、挑発は相手を救うことはほとんどない。

ドルイド

過剰繁殖でっか化ドルイド

 過剰繁殖はドルイドのセットの中で最良のカードだと考えている。でっか化ドルイドはマナに飢えているデッキであり、マナをたくさん持っている方が勝率が高い。夢竜の息吹は現在このデッキで最も重要なカードであり、過剰繁殖もこのアーキタイプにとっては強力なパフォーマンスを発揮すると考えるのが妥当だろう。

 でっか化ドルイドはリロイ・ジェンキンス、ジリアックス、チョッキンガーを失った結果、ローテーション後にはいくつかの調整が必要。ムッシフンはデッキの中で有用なカードになるだろうし、シアマトは過剰繁殖の強力なフォロワーとなるので、興味深いオプションになった。また、ドルイドにはハードな除去の選択肢がないので、マイエヴも重要になってくるだろう。このリストはすっきりとしていて、すぐに使えるようになっている。

マリゴスクエストドルイド

 クエスドルイドは降魔の狩人に入ると2つの大きな悩みを抱える。1つ目はフループを失ったこと。フループはデッキでは優れた万能カードであるだけでなく、イセラのバリューに特化した勝利を実現するための重要な手段でもある。2つ目は、ドルイドに優れたハード除去を提供すると同時に、AOEの能力も強化してくれたローティの喪失。

 どちらのカードも簡単には代用できないため、クエスドルイドは苦境に立たされている。マイエヴはローティの損失を補ってくれると思うが、フループがないということは、クエスドルイドの勝利条件を微調整しなければならないということを意味する。

 最も明白な答えは、封印されしサテュロスと発芽によるディスカウントによってマリゴスを起動すること。ディスカウント一回で、マリゴスは2枚の月の炎となぎ払いか発芽のどちらかで20以上のダメージを与えることができる。二重のディスカウントでマリゴスを0マナにすれば、30以上のダメージを与えることができる。

 イセラをデッキに入れておくのは、対戦相手のライフを圧迫して、より簡単にコンボを実行できるようにするため。これにより、サテュロスも少し柔軟になった。発芽は、私たちにプレッシャーをかけようとするデッキに対する防御を安定させるために、イセラのポータルから生まれた大きなドラゴンをコピーするために使ってもいい。

スペルトークンドルイド

今回のエキスパンションでドルイドに与えられた最も興味深いテーマは、菌々財宝とグローフライの群れを中心に構築された呪文中心のドルイドデッキの展望であった。これまでに何人かのプレイヤーがドラゴン大決戦に似たトークドルイドデッキを提案しているのを見てきたが、ロアの脅威を増やすためにグローフライを加えたデッキを提案したい。

 このビルドでは、スペルトークドルイドをコンボデッキに変えている。アグロ的なトークドルイドをプレイして序盤から盤面を展開するのではなく、ランプしてスイングターンに集中する。アグロデッキに対しての目標は、5マナに到達してグローフライの群れで圧倒するか、7マナに到達して洪水で安定させるかのどちらか。遅いデッキに対しては、7マナに到達し、洪水でリソースを集め、8ターン目に森の助けをセットアップするか、9ターン目にグローフライから森の魂のコンボをセットするのが目標。これは昔からドルイドデッキでお馴染みの「1ターンで2回のミニオン波をクリアできるか、さもなくばロアで死」を強制する。

 もちろんトレントシナジーを散りばめることで、空中栽培でドローをさらに高めたり、ガーデンノームや自然の援軍で積極的なプレイもできる。

ハンター

アウトランド版ハイランダーハンター

 ドラゴンハンターのプレイヤーは新拡張を気にする必要はありません。最新のデータリーパーレポートに行き、ドラゴンハンターのコードをコピーし、リロイをマイエヴに交換すればOK。

 ハイランダーハンターはもう少しやりたいことがある。かなりの数のカードをローテーションで失い、気に入った新追加カードもかなりあるので。大物気取りのオークは堅実な守備力を持つ3ドロップ。ガーディアン改造屋はトレードで盤面を揺さぶることができる中堅ミニオンを多く持っているので、このデッキでは強いはず。また、ハンターに通常不足している1ダメージを与えることができる。

 ジクソールは急降下グリフォンやクズ拾いの工夫と合わせればハイランダー構築に最適。ジクソールとグリフォンを唯一の急襲ミニオン、また唯一の獣ミニオンとして採用することができる。グリフォンはジクソールか、既にシャッフルされていれば転生ジクソールのサーチになり、工夫はこれらの貴重な急襲ミニオンをバフをかけながらドローする(特に転生ジクソールと合わせると壊れ)。ナグランドスラムは竜の女王アレクストラーザや恐竜使いブランと並んで強力なフィニッシャー。マイエヴはお馴染み。ハイランダーハンターの展望は、降魔の狩人環境ではまだ非常に良さそう。

ハンドバフ獣ハンター

 今回のエキスパンションで最も多くサポートを手に入れているハンターのアーキタイプ。可能な限りアグレッシブに、2~4ターン目の安定性を最大化した構築になっている。このデッキの主なゲームプランは、3ターン目に断末魔の獣をプレイし、4ターン目に猟犬使いか真新しいニオイのバフかモクナサルのライオンに繋げること。そのため、ヤマアラシやジクソールと並んで悪運アホウドリを使うと確実性が増す。このビルドでは重すぎる獣も避けている。これは、2ターン目のクズ拾いの工夫が3ターン目の強力なフォローアップに続くようにするため(例えば大きいが遅いハイメインを引いてしまい立ち往生しないように)。

 私たちは群れの戦術を含む秘策パッケージを追加しているが、これはターゲットとなる多くのミニオンと非常にうまく機能する。ドラゴンベインはフィニッシャーとして強すぎるので入れないわけにいかないが、追跡術はゲーム後半に転生ジクソールを釣り上げるのに役立つ。言うまでもなく、急降下グリフォンはこのエキスパンションではとんでもないカードになるだろう。

レオロックスクエストハンター

 ビーストマスター・レオロックスの能力をバーストコンボの中心として活用するクールな方法を探した結果、クエストハンターに有望な居場所を見つけた。獣と急襲ミニオンに傾いたビルドは、この構築の中心になる大型パワープレーをドローし、実行するための安定性を高めるだろう。

 このデッキはサーチの楽園。クズ拾いの工夫は急降下グリフォン、ジクソール、キング・クラッシュをターゲットにしている。急降下グリフォンはジクソールと無貌の変性者をターゲットにしている。追跡術は、緊急に必要とするかもしれない欠落したピースを釣り上げる。このビルドはクエストハンターを様々な方法で勝てるデッキに変える。

 盤面を埋め尽くし、クエスト報酬のヒーローパワーを獰猛な咆哮のように利用することで、古きよき方法で勝つ。転生ジクソールをドローし、ラムカーヘンの野獣調教師で複製することで、相手を何度も消耗させることができる。ラムカーヘンの野獣調教師ではキング・クラッシュも複製することができ、ビーストマスター・レオロックスでクラッシュのコピーを騙し出して相手をバーストダウンさせられる。ああ……輝かしい勝ち筋だ。

メイジ

アウトランド版ハイランダーメイジ

 メイジはちょっとしたトラブルを経験するかもしれない。降魔の狩人セットは素晴らしいというほどのものではなかったし、推測されるアーキタイプは競争力に自信が持てない。ハイランダーメイジは紙の上では最強だが、最も「不公平」なカードの一つであり、メイジのゲーム終盤の強さの大部分を背負っていたルナのポケット銀河系を失っていることを忘れてはならない。

 新しいハイランダーメイジの構築にはいくつかの新しい可能性がある。占星術師ルナとチョッキンガーを失った代わりに3マナのスロットを埋めてくれる、大物気取りのオークと冷たき影の紡ぎ手の防御ユーティリティが好ましい。マイエヴ・シャドウソングはさらなる遅延をもたらしてくれるし、極低温はドラゴンキャスターの大きな追加点となっている。

 何よりも重要なのは、魔力喚起と天文術師ソラリアン。この2枚のカードはハイランダーメイジの全体像を変えることができる。ソラリアンは壊滅的なフィニッシャーであると同時に、驚異的な盤面取り返しのツールになる可能性を秘めている。ゲーム終盤になると、魔力喚起は生き残りや勝利のために必要なものを与えてくれるかもしれない。

アウトランド秘策メイジ

 このセットで直接サポートされているアーキタイプの一つが秘策メイジ。アルネスとその大規模なシナジーのおかげでワイルドでは強力な存在だが、スタンダードでは今ひとつ競争力に欠けている。ネザーウィンドのポータル、スタースクライヤー、アペクシスの運び屋がそれをトップに押し上げるカードかはわからない。ネザーウィンドのポータルは、対戦相手が対応している間にボードを展開できる素敵な秘策。スタースクライヤーはより攻撃的なクレクレ君であり、アペクシスの運び屋は相手が無視したくないリバークロコリスク。

 しかし、魔力喚起と天文術師ソラリアンにも発言権がある。ソラリアンは攻撃的なデッキに最適であり、守備的なデッキにも最適である。魔力喚起は手札が少ない高速デッキでは、より効果を発揮するはずだ。

クエストスペルメイジ

 基本的に誰からも完全に見捨てられた負け犬の物語です。スペルメイジは実在するのか? ミニオンを持たないメイジデッキが、アペクシス・ブラストと力の源のペイオフだけで成功する可能性はあるのだろうか? 私たちは皆と同じように懐疑的であり、スペルメイジはおそらく競争力のあるプレイを見るためには新たに強力なセットが必要だと考えている。

 しかし、私たちはこのアーキタイプを降魔の狩人向けに準備してみた。スペルメイジの主な問題は、そのバリュー密度。あまり多くのミニオンを生み出すことができないため、対戦相手はリソースや脅威を簡単に枯渇させることができる。

 そこで解決策を考えた。天空寺院のレイドだ! 呪文をプレイする必要があるクエストは、呪文をプレイするだけのアーキタイプにぴったり。もしかしたら、二人の劣等生が手を組み、一緒にメタの頂点に登ることができるかもしれない? そんなことは起きないかもしれないが、クエストの報酬はメイジに安定した価値の流れを与え、それが最大の根本的問題への対処に役立つかもしれない。ビルドの残りの部分については、クエスト完了を加速させるために、呪文を生成する呪文の重要性を念頭に置きつつ、できるだけ多くミニオンを生成する能力に焦点を当てている。

パラディン

ピュア聖典パラディン

 パラディンは降魔の狩人の中では最も強力なセットを手に入れたと考えている。ピュアパラディンは以前は全くのジョークだったが、今では理論上はかなり良い感じになっている。

 ライトフォージの烈士は強力なテンポプレイであり、ライトフォージのクルセイダーはリロードとプレッシャーの持続を可能にしている。私たちはいくつかの理由から、このデッキのサルヘトの群れパッケージを気に入っている。熱狂の烈女は成長する1ドロップで、試合を通してアダールの手や智恵の聖典の強力なターゲットになる。マーガァはサルヘトでドローすることができ、サルヘトはデッキを薄くしてくれるので転生マーガァなどのキーカードをドローする確率を上げる。このパッケージはピュアパラディンの序盤の積極性とゲーム後半の安定性の両方になる。

 ピュアパラディンが競争力のあるメタデッキになれば、それは典型的な2方向デッキになるだろう:顔に行ってプレッシャーを与えつつ、かなりの持続性と耐久力を持つ。

コントロール聖典パラディン

 聖典パッケージにはバリュー、回復、除去が含まれているため、よりクラシックなコントロールデッキにも適している。コントロールパラディンは、ゲームプランを完璧に補完する中立のカードをいくつか活用することができる。熱狂する火霊術師が再び登場し、正義の聖典、智恵の聖典、苦肉の策との優れたシナジーを誇る、これまで以上に強力なカードとなっている。ケルサス・サンストライダーはゲーム後半のドローエンジンの中心であり、軽い呪文を使うと按手の儀式を0マナにしてくれる。また、希望の聖典のテンポアップにもなる。最後に、究極のファティーグカードであるエリシアーナもいる。

 コントロールパラディンが使えるオプションは他にもあるが、それはメタに依存する。例えば、より多くの除去として制圧や平等、ゲーム後半の脅威となる竜の女王アレクストラーザやティリオン・フォードリングなどだ。すべての受け身デッキと同様、メタが問題を出すことで、デッキの答えが最適化される。

アウトランド版マーロックパラディン

 マーロックパラディンが復活につながる重要なカードを手に入れたことで、聖典パッケージ以外にも期待が持てるようになった。封印されしサンギルは非常に批判されているが、ゲーム中盤の様々なバフとの相性が良いと考えている。アンダーライトの釣り竿はマロパラに最適な武器であり、フェルフィンのナビはメガサウルスのようなインパクトを持つ可能性がある。もちろんマーガァは素晴らしいゲームエンディングの脅威。

 プリズムレンズがないとマーロック鮮鯛は遅すぎると考えているので、他の方法でデッキを薄くし、ドローする方法を採用。アダールの手は2ターン目にタイドコーラーyミーラックにとって記念碑的なものになるでしょう。サルヘトの群れはマーガァの安定性を高めるためにまた採用されており、スカイダイビングの教官はこのデッキではかなり強力なターン3プレイとなる。そこでサンギルを引いたとしても、休眠の1ドロップは5ターン目にスケイルロードから聖なる盾を受け取ることができる。

プリースト

霊柩クエスト復活プリースト

 プリーストは非常に悪い状態にある。カードドローもなく、生きのびて「最善を期待する」こと以外に勝利への具体的な道筋もない。このデッキの唯一のアーキタイプは復活プリーストであり、デッキのトップ5カードのうち3枚であるジリアックス、クローンギャラリー、集団ヒステリーを失うことになる。

 このビルドでは、このデッキのゲームプランにより確実性を与えようとしている。クローンギャラリーはしばしば試合を終了させるカードだったが、その不在では、復活プリーストは再びクエストに頼らざるを得なくなるかもしれない。墓のルーンや霊柩を組み合わせて、復活プリーストはある種の試合終了ムーブをすることができる。

 ホーリーノヴァはバフされて以来、復活プリーストにとっては良い働きをしており、クエストとの相性も良いが、必要に応じて他の除去(密言:崩のような)と入れ替えることもできる。確定のカードは骸骨竜で、これは確かに弱いが、デッキが雪だるま式に進むもう一つの方法だ。

ガラクロンドドラゴンプリースト

 ガラクロンドプリーストの最大の問題は、ゲームを終わらせる能力がないこと。名状しがたきガラクロンドは積極的なプレイではなく除去カードであり、ヒーローパワーによって生成されるランダム値はバリューが保証されていない。つまり、ガラクロンドプリーストが競争力を持つためには、具体的で合理的なゲームプランを持つデッキに終盤追い抜かれるのをただ待っているのではなく、自らも積極的にプレイしなければならないということだ。

 プリーストは序盤のしっかりしたカードをいくつか受け取ったので、私たちはボード上で先手を打ってプレッシャーをかけられるようなリストを作った。重要なのは、3-4ターン目にバフを当ててスノーボールを始められるように、粘りづよいミニオンを見つけること。このデッキでは呪文を絞り込み、鱗の聖職者が常に神格化(ライフゲイン)、聖力入魂(プレッシャー)、無限竜の息吹(AOE)のいずれかを選択できるようにしている。時間断絶は遅すぎて反応が鈍いので、除去を先手必勝でミニオンに縛り付けておくのが好ましい(永劫のリーヴァーやクロノブレイカーのような)。祈願はガラクロンドのフルアップグレードより、むしろ運命の紡ぎ手にとって重要。

 マナカーブは無限のムロゾンドがトップになっている。プリーストにゲーム終盤のパワープレーがなければ、相手のパワープレーをコピーすればいい。ムロゾンドはワンダーワンドなど、プリ単体ではほとんど期待できないような不公平なものに対しても強い。

アウトランドハイランダープリースト

 ハイランダープリーストは数週間前、誇大広告を掲げて登場した。はっきりさせておこう:ハイランダープリーストは今のところTier4デッキであり、調子の良い日でもTier4デッキである。このゴミの塊は競争力があるとは思えない。影の狂気や思念奪取のような対応性の高い呪文とバリューカードを入れたコントロールデッキとして構築されているが、具体的なプランは何も語られていない。降魔の狩人ではそれを変えるべき。

 ガラクロンドの場合と同じように、プリーストプレイヤーは、このクラスの受け身なゲーム終盤戦略はダメだということに気づく必要がある。プリーストがゼフリスとアレクストラーザを使うのであれば、ハンターが使っているような方法で使うべき。ゼフリスはプリーストの持っていないフィニッシャーカードを与えてくれるし、竜の女王アレクストラーザはゲームで相手にプレッシャーを与え尽くした後の最後の一撃。

 これが私たちの特徴的な構築につながる。最良の呪文たち(思念奪取や降霊会のようなゴミではなく)だけでバックアップされた積極的なミニオン。ドラゴンパッケージは、主導権を求めるようなプリーストデッキには自然にフィットしている。もう一度言うが、ムロゾンドはあなたの最強のイコライザー

ローグ

隠れ身ガラクロンドローグ

 ローグが強い立場にあるのは、降魔の狩人で多くのことをしなくても大成功できるから。ガラクロンドローグはローテーションの影響をほぼ受けておらず、デッキをほぼ変えることなく簡単にカードを入れ替えることができる。

 しかしガラクロンドローグには、このセットで受け取ったパッケージの1つを組み込むという選択肢もある。このビルドでは、このアーキタイプに自然にフィットすると思われる隠れ身パッケージを追加している。スパイミストレスはシナジーに関係なくデッキに入れるカードであり、飛掠船員や脱走したマナセイバーはすでに十分な性能を持っていると言える。飛掠船員はマナカーブ通りでグレイハートの賢者を起動し、マナセイバーは5ターン目の手先+無貌の変性者(またはガラクロンドの盾)との相性が非常に良い。

 グレイハートの賢者は莫大なカードドローを、ちょうどそれが欠けていたデッキに与え、アカマはリロイのいない今リーサルに必要。カードドローの増加は結局、祈願パッケージのフル採用の必要性を減らすことになるかもしれないので、心血注ぐ献身者(現在のところ必要悪とされている、デッキの最弱カード)を1枚、至高のマイエヴ・シャドウソングに置き換えている。

隠れ身アグロローグ

 隠れ身パッケージはアグレッシブなローグデッキに最適であり、今回のビルドでは、最近ぶんどり部隊の短い再登場時にも登場したウルドゥムのアグロローグのテンプレートを利用している。

 グレイハートの賢者と飛略船員は、ぶんどり部隊とマイラの不安定元素といった失われたカードドローの代わりになる。2ターン目のアッシュタン・スレイヤーの一貫性を高めるためにスパイミストレスとウォーゲンのスパイの両方を採用している。ヘンチ・クランの隠密は、コインを持っていない時に助けになり、満員のターン4と衝突せず、コンボ以外のターン3プレイになる。マイエヴは昏倒に比べ、より積極的に挑発を乗り越える手段。

ハイブリッドニンジャローグ

 秘策パッケージはスルーされたわけではないが、確かにその実行可能性には疑問がある。秘策サーチがなく、チートアウトの手段もないため、秘策ローグは、これまで他の秘策デッキが乗り越えたことのない障害を克服しなければならないだろう。

 私たちが特に興味を持っているのは、隠れ身&秘策ハイブリッド、つまりシノビのデッキ。この2つのパッケージはうまく機能する可能性を秘めている。偽装は隠れ身ミニオンシナジーを発揮し、脳天直撃ガールはアグロデッキには驚くほどのテンポの良いカード。

 秘策を無料で唱えたりすることはできないのか? 段取りを忘れた? 段取りは、我々の豊富なカードドロー、影宝石商ハナー、エドウィン、冷血と相性がいい。冷血は隠れ身デッキに入れたくなるカードだが、段取りが加わることで、その可能性がぐっと高まると考えている。マナカーブの頂点は穴掘りスコーピッドで、これはより攻撃的なSI:7諜報員のようなカード。

 直撃ガール、スレイヤー、賢者のおかげで影隠れが充分な仕事をするので、バックスタブは非採用。昔のローグには顔に飛ばないという理由でバックスタブを採用しないアグロローグもいたが……

シャーマン

ナックルクエストシャーマン

 シャダウォックの喪失はフェニックス年のシャーマンにとって最大の打撃となるかもしれず、シャーマンはその考え方を大幅に調整しなければならないだろう。クエストシャーマンのゲーム後半は明らかに弱体化するだろうが、ボグスパイン・ナックルとサバクウサギの組み合わせが、シャーマンを生き残らせることができるだろう。

 ガラクロンドパッケージを除いたこのビルドの目標は、対戦相手が崩れるまでボードを進化させ続けること。ボグスパインナックルを使った最強のプレイは、クエスト終了後、同じターンに5体のサバクウサギを進化させることで実現し、砂漠の悪霊イベの時のようになる。財宝荒らしはナックルズタイムを延長してくれるので、クエストシャーマンは進化し続け、ボードをスノーボール式にリードさせることができる。たとえ無害な手先の盤面であっても、対処されなければ、最終的には試合を終わらせる一押しになり得る。平均的10ドロップが非常に強力なので、非常に優秀な進化対象としてナーフ後の魔古の肉細工師が含まれている。

ケルサスコントロールシャーマン

 コントロールシャーマンは果たして存在できるだろうか? 我々はあまり楽観はしていないが、このビルドは可能な勝ち筋を最大限引き出す試行であり、手に入れた新カードを紹介する。我々は豊富なAOEと単体除去を運用しており、ボード中心のデッキに対して強力な立場に置かれている。エリシアーナでは、私たちの究極の勝利条件は対戦相手のリソースを枯渇させてファティーグさせることだが、私たちにはより早くゲームを終わらせる方法がいくつかある。

 ラー・デンの拳はこれらの受け身の呪文をバリューに変えてくれるし、ファオリス王はシャダウォックが去った後に不足していたゲーム終盤の爆弾を提供してくれる。ケルサスは魔女の大釜2回かレディヴァッシュの助けを借りることで、嵐の目を軽く唱えられる。

ビッグ拳シャーマン

 このビッグシャーマンデッキはコントロールシャーマンのような終盤の耐久力はないが、マックモーファーや6-7ターン目のケルサス&嵐の目で序盤のゲームを吹き飛ばすことができる。エウレーカの喪失は悲しいが、屑鉄山のコロッサスは歩く噴水像と並んで素晴らしいマックモーファーのターゲットとなる。

 ラー・デンの拳はこのデッキでは少し違った目的を果たす。霊柩はこのフォーマットでは唯一の1マナのレジェンドなので、1マナの呪文を唱えると必ず召喚されることになる。つまり、複数の霊柩をシャッフルしてデッキに入れ、マックモーファーや祖霊の導きで利用することができる。

ウォーロック

ハンド手先ズーウォーロック

 降魔の狩人のズーの構築には様々な方法があり、どの方法がベストになるのか(そしてZooが競争力のあるデッキになるかどうか)は一概には言えないので、今回紹介する構築に至った思考プロセスを記述していく。

 確実なのは、カンレザード・エボンロックがナッツに見えるということ。これはグルダンの手と一緒にディスカードパッケージを使うことで、転生カンレサードを見つけやすくしてくれる。また、カンレザードは、その転生後を最大限活用するために強力な悪魔パッケージを入れることも奨励しており、そのうちの一つが闇の睨視者。闇の睨視者は自己ダメージメカニクスを押すので、ネフェルセト・スラッシャー&病魔のハゲタカのカーブと相性が良い。

 デッキの仕上げには、闇のファラオ・テカーンと悪の大手先アークを使った手先パッケージを追加。このデッキの新しいドローパワーの前に、特定の勝ち筋をドローする確率が高くなるので、ゲーム終盤に強力なものを追加したかったのが本音。シェフノミと竜の女王アレクストラーザはコストが高すぎてグルダンの手と衝突してしまうが、テカーン&アークは捨て札制限の範囲内で動作し、ゲーム終盤にスイートなコンボをくれる。

ポータルクエストウォーロック

 ダークポータルはウォーロックの中で最も興味深い構築カードであり、スタンダードでは悪用される可能性が高い。賢明なアイデアは、このカードをクエスウォーロックのビッグバージョンで運用し、ゲーム序盤のミニオン(カンレザードを除く)をカットして、ゲーム中盤に大きな脅威で対戦相手を吹き飛ばす可能性を持つカードにすること。クエスウォーロックはすでにクエスト報酬で大型ミニオンを走らせる能力があるので、ここには良いシナジーがある。

 また、このアーキタイプには新たな大型ミニオンが入ってきている。強化ドレッドロードは基本的に転生カンレザードの復活のために作られたものであり、屑鉄山のコロッサスは巨大なダークポータルのターゲットになる。また、ウォーロックはマグゼリドンを活用するのに最も適していると思われる2クラスのうちの1つ。マグゼリドンが転生カンレザードと相性が悪いことは承知しているが、より速いマッチアップでのマグの価値は過小評価できない。地獄の炎や熱狂のネザーウィングとのコンボはその場でゲームに勝つことができるし、よりスローな対戦では、転生カンレザードのプレイ後までマグを取っておくことができる。

 最後に、どんでん返しは破壊者ケリダンの完璧な起動スイッチであり、軽いミニオンに2つ目の捻れし冥界の効果が組み込まれているため、重い呪文を採用する必要性を軽減してくれる。

ファオリスポータルウォーロック

 これはダークポータルをより極端に悪用する例で、29枚の呪文とファオリス王を含むデッキで、パラディンからプリズムレンズでたまに出てくるファオリス王のネタデッキに似ている。

 このデッキのゲームプランはシンプル。ヒロパを使い、ダークポータルを見つけ、それを使って5コストのファオリス王を引き、勝利。もしファオリス王が自然にドローされて計画を台無しにしてしまった場合は、デッキに戻して再挑戦してみよう。対戦相手があなたのファオリス王のボードをなんとか処理できた場合は、手札をフルにタップして影の評議会をプレイし、あなたの手札全体を脅威に変えよう。ランダムにロード・ジャラクサスを生成。ゼフリスが作成した生贄の契約に敗北。

ウォリアー

アウトランドガラクロンドウォリアー

 ウォリアーはいくつかの重要なカードを失ったことで大きな打撃を受けており、ビルドを肉付けする調整は可能だが、それらは決して強くない。ガラクロンドウォリアーはカードを多くは失っていないが、失われたカードが非常に重要だったというデッキの代表例。お触れ役はどのウォリアーデッキにおいても非常に貴重な存在であり、ガラクロンドウォリアーはお触れ役を失ったことでゲームプランの安定性を大きく損なっている。エターニウム・ローバーもまた、そのプレミアムなスタッツと、アグレッシブなハンターたちを支配してきた能力が惜しまれることになるだろう。最後に、このデッキは狂瀾怒濤よりも強力なカードドローエンジンであった苦痛の侍祭を失った。

 アーキタイプはどのように調整できるのか? すでにガラクロンド・ウォリアーでもプレイされているカードの1つがイカリ。これは序盤では良いパフォーマンスを発揮するが、扇動する船頭だけをドローするのでゲーム後半はひどいもの。しかし、新しい1ドロップとして空の略奪者をデッキに加えると、海賊パッケージが4枚に増えるので、イカリを入れる正当な理由ができる。

 もう1枚、追加しやすいカードとしては刃拳のカーガスがあり、これは初期のスタッツの良さと強力な転生後から、全てのウォリアーデッキでプレイされるだろう。リストでは、武器をドローするために海賊の隠し武器が必要か、そして血気の拳鬼がデッキに合うかどうか、これらはまだ考える必要があるので、掲載のリストには入っていない。

挑発コントロール爆弾ウォリアー

 ガラクロンドウォリアーが1ドロップを失ったことに泣いているのに対し、コントロールウォリアーは1ドロップを失ったこと、および根幹的なカードであるドクター・ブームを失ったことに泣いている。このような打撃から回復することは可能なのだろうか? おそらく、思っているよりは可能かもしれない。結局のところ、コントロールウォリアーには、その周辺に構築したり実験したりできるパッケージがたくさんある。

 アルマゲジロ挑発パッケージはローテーションを生き延び、屑鉄ゴーレムの追加でアップグレードされた。魔刃嵐は出陣の道の代わりとなるカードで、これら2枚のカードは長所と短所が微妙に異なっている。海賊の隠し武器はコントロールウォリアーにとって計り知れないサーチであり、このアーキタイプはツーデンランスを高く評価しており、アズィノスの防塁にも非常に興味を持つだろう。ウォーモールの挑戦者はゲーム序盤のミニオンに強い疑似急襲ミニオンだ(経験則:7スタッツ以下は良いトレードになる)。

 また、ウォリアーはマグゼリドンをうまく活用できる2つ目のクラスであり、魔刃嵐や乱闘はこのカードとのシナジーが高い。

 このコントロールウォリアーのビルドでは、エリシアーナのファティーグ・バリュープランのかわりに爆発王ブームのパッケージを追加するという代替案も紹介している。他の受け型デッキと同様に、コントロールウォリアーの改良はエキスパンションの最初の数日間は完成しないだろう。

隠し武器海賊ウォリアー

 3つ目に議論するウォリアーのアーキタイプは、アグレッシブな海賊ウォリアー。このデッキは今回のエキスパンションでのアップグレードは1枚だけだが、それは大きなアップグレードだ。海賊の隠し武器は私たちのツーデンランスとイカリを見つけるのに役立つ。現在のところ、これらの武器はゲーム序盤を通してデッキの中で最高のパフォーマンスを発揮しているので、それらの武器を引く可能性を高める(同時にバフをかける)ことは、デッキ全体のパフォーマンスを予想以上に高めることになるだろう。海賊ウォリアーが復活する可能性があると思わせるには十分なブースト。

 ビルドに関しては、アルカナイトリーパーをカットして海賊の隠し武器が強力なマリガンのターゲットになるようにし、無貌の変性者を入れたのは悪の手先をたくさん生成できるため。たくさん。


 ということで……これまでで最大のセオリー作成記事で、私たちが努力して磨き上げた30のデッキを紹介。拡張の最初の1時間で3連勝したストリーマーのデッキをググって真似する前に、あなたが2、3回でもゲームプレイできるように……。私たちは、あなたが外に出たいと思わないほどにハースストーンを楽しめることを願っています。

 健康にね

 チームVSより

 

 お疲れさまでした