虚無層

exit from society

vS-Podcast89雑リスニング(2022/5/23)

 けっこういい環境みたいです

 

vS Data Reaper Podcast: Episode 89 - Vicious Syndicate

メタについて

  • とりあえずバランスはいい。少なくとも下位ランクではTier1デッキがたくさんある。上位でもTier2以上が多い。多くのデッキの勝率が並んでいる。今回のパッチは全体的に成功といえそう。
  • ナーフについて……ドレクサーはハンターとデモハンの両方を大幅に弱体化した。ドラゴン滅ぼしの一矢と複数攻撃についてはおそらく、相手にとって「ミニオンを出すのが損になるカード」を優先してナーフしたのかもしれない。例えばバフされた《ノール》は、強いが能力はトレードするだけ。ドラゴン滅ぼしはトレードしながらクエストを進めるし、複数攻撃はトレードしながら顔面を焼く。こうしたカードを相手にするとき、ミニオンを出さない(何もしない)ことが正解になるようなプレイは避けるべき、という判断かもしれない。

ローグ

  • 泥棒ローグ……最強ではないが、強い方。弱いリストが流行ってるのが問題。テスは弱い。フックタスクを混ぜるのも微妙。ただし海賊でも《スマイト》と《フィレファイター》のバースト要員は強い。《アズシャラの船》も強い。(《ブラックウォーター・カトラス》のコスト下げ効果や、《段取り》で)序盤に出せると強い。《SI:7の強要》は2枚入れるべき。
  • マリガン最優先はノール→カトラス→強要。以降は場合による。段取り(or確定で《船》に当たる《カトラス》)あればアズシャラの船とか。先攻は偵察が、後攻は二重スパイが比較的強い。
  • 《怪盗紳士》は1枚でいい(代わりに強要を入れる)し、初手にもいらない。
  • 《アズシャラの船》と《フィッシン》を抜く実験があるが、意外と酷くはない。《船》が強いかどうかはフィッシンが引けるかどうかに強く依存している。例えば、かわりに《カトラスの運び屋》でスマイトを安定化してもいい。ただ、《船》はミラーでは非常に強い。
  • 《ダイオウガニ》は(ノールの次に)最強カードなので決して抜いてはいけない。このデッキではスマイトよりも強い。
  • 海賊ローグ(泥棒抜き)……ちゃんと組めばTier3くらいには強い。デモハンが減ったので、以前ほど弱くはない。影隠れやフックタスクなどのバリュー系は不要で、アグロに寄せるほうが強い。
  • その他……ヴァンダルローグはめっちゃ弱い。

ウォーロック

  • 環境で2番めに多いクラス。バフは大きかった。奈落の呪いウォロ、マーロックウォロどっちも戦える。
  • マロウォロ……スキル上限がやや低く、またメタ依存度も高い。ドルイドには勝てない。また多くの上位デッキ(泥棒ローグ、コントロールウォリアー、ナーガメイジ)にもさほど強くないので、上位では成績が落ちる。ただ、それでもTier2。
  • 奈落の呪いウォロ……実はマロよりもさらにスキル上限が低いかもしれない。(以前のチケッタスウォロに近い)ラダーではまだ充分強いが、レジェ上位では悪化しておりTier3。データを見るに、プレイテスト中は非常に強かったために実装前にナーフしたことが想像できるが、実装後のプレイヤーは効率的なカウンターの方法を学習している。
  • その他……苦悶ウォロ、魂壺ウォロはダメそう。マーロックが一番強い。

ウォリアー

  • コントロールウォリアー……ナーフしなかったことが正しいかどうか、まだわからない。強い側のデッキなのは間違いない。どのランクでも強い。ただ、ぶっ壊れではない。
  • ガルヴァンガー型がパッチ前より強く、ひょっとしたらカザカサン型よりちょっと強いかもしれない。理由の一つはメタの高速化か。また、ガルヴァンガー型は山火事メイジにも強い(相手のセットアップ前に突撃を出せる)。呪いウォーロックにも強い。
  • 最強ではない理由は、カウンターデッキがあるから。(次のパラディンなど)

パラディン

  • ハンドバフパラディン、メカパラディン、どちらも強い。コントロールウォリアーのカウンター。デモハンのナーフも追い風。対ウォリではメカのほうが強いが、ハンドバフのほうがマッチアップの偏りが少ない。
  • ハンドバフは泥棒ローグにも善戦できる。聖なる盾のおかげか。ムーンキャッチャーが強い。ウォーロックドルイドにも強い。
  • ナーガメイジには苦戦する。ナーガのスイングには回答できない。バーンシャーマンにも弱い。シャーマンが少ないのは救い。
  • 神聖パラディンは非常に少ないが、わりと強いっぽい。可能性はある。対泥棒ローグや呪いウォーロックパラディンミラーで強い。

ドルイド

  • デモハンのナーフで王者になるかと思われたが、意外と苦戦中。泥棒ローグは苦戦するし、有利だったクエストハンターがナーフで減った。
  • 星界配列ドルイドは、総合成績は悪くないが、マッチアップの偏りが激しい。コントロールウォリアー、呪いウォロ、イノシシプリには非常に強いが、泥棒ローグやパラディンマロウォロにはすごく弱い。
  • 配列なしのランプドルイドは低ランクのほうが強い(コントロール系デッキや配列が少ないため)。トップレジェだと配列のほうが強い。メタ次第。

メイジ

  • ナーガメイジ……メタの変化によって強デッキになった。トップレジェでは最強レベル。クエストハンターとアグロデモハンは一番苦戦する相手だった。ウォリアー相手では山火事型が強い。泥棒ローグ、ドルイド、ビッグ獣ハンターにも強く、環境とのマッチがいい。
  • VS呪いウォロは勝率45~50%で、やや苦戦する。パラディンはこちらのナーガのスイングターンを返せないので非常に有利。総じて、今のナーガメイジはマッチアップの偏ったデッキではなくなった。スキル上限も高い。どのランクでも強い。
  • 火付け型はダメ。シンプルに弱い
  • メックメイジ……パッチ前と同じで、低ランクでは強いが上に行くほど悪くなる。ビルドは変わらない。

ハンター

  • エストハンター……一気に消滅した。ドレクサーとドラゴン滅ぼしの一矢のナーフはあまりにデカい。もう勝てない。良くてTier3。さすがにナーフしすぎ。これで環境から使えるクエストデッキは消滅したことになる。
  • フェイスハンター……数が少ないが、すごく悪いというほどではない。トップレジェではコントロール系が増えているので厳しいだろうが、ラダーならまあまあか。
  • ビッグ獣ハンター……現在のハンターでは一番強い。最低でもTier2、低ランクではTier1。ただスキル上限が低いかもしれず、大会で見るかは分からない。クエストウォリアーを彷彿とさせる。デッキの方向性もエンジョイ勢と相性がよく、しかるべき場所でちゃんと強いという印象。
  • ビルドに関して面白いのは、バフされた《アズシャラのセイバー》よりも《ヴァンダル・ストームパイク》のほうが強いかもしれない点。次回のレポートまでに詳細を調べていく。

プリースト

  • ナーガプリースト……《ヘビカズラ》のバフ、ヘルス1の差は大きい。環境初日はゴミに見えたが2日目にはかなり改善された。低ランクでは弱く、スキルが必要か。Meatiのビルドのほか、呪文を絞り、《祝福》と《サムロー》などを採用したリストも新しく出ているが、そちらも悪くはない。
  • イノシシプリースト……トップレジェで勝率50%。確かに難しくてまあまあ強いデッキだが、トップでも最強デッキではない。また、相変わらずドルイドに弱い。祝福型ナーガプリのほうが今は強く見える。
  • エストプリースト……今回もダメだった。

デーモンハンター

  • アグロデーモンハンター……ドレクサーと複数攻撃の二重ナーフで、今は良くてもTier3。ドレクサーはデカい。複数攻撃もいずれナーフされるべきではあった。(ドレクサーの影響は複数攻撃よりも大きい。)
  • 完全死亡したわけではないかもしれない。ビルドを変えれば生き残る可能性はある。《ジェイス》や《ナーガ校の先生》を採用し、前環境のようなミッドレンジデッキに寄せていく手もある。次のレポートまでデータを集めていく。
  • ドレクサーはおそらく不要だと思う。現在もデッキで5番目くらいに強いカードではあるが、採用するための構築制限には見合っていない。おそらく《ジェイス》を入れたほうがいいと思う。

シャーマン

  • コントロール(発光)シャーマン……強さに比べて使用率が低すぎる。泥棒ローグ、ナーガメイジ、パラディンに強い。対ウォリアーも、絶対に勝てないわけではない。大会でウォリアーBANで使っても強いだろう。

 

 お疲れ様でした

 リスニング難しい だいぶ聞き落とした気がします すみません