虚無層

exit from society

vS234(潮の玉座③・2022/6/23)雑翻訳

 Kindle版のセールだったんで買った『プロジェクト・ヘイル・メアリー』が面白すぎて遅れました まだ半分しか読んでないけどロッキーがかわいい

https://www.vicioussyndicate.com/vs-data-reaper-report-234/

クラス・アーキタイプ使用率解説

 先週のバランス調整は、ハースストーンの景色を変える、メモリアルなものとなった。ノールとスマイトのナーフを受けて、泥棒ローグはプレイ数が減少した。もちろん、プレイヤーは依然としてこのアーキタイプに魅力を感じており、スタンダードで最も人気のあるデッキの1つであることに変わりはない。船型と禁制品型のビルドにはまだ多くの重複があり(データ収集が難しく)、ナーフ後の適応に関しても多くの実験が行われている。さらに、コントロールウォリアーの終焉としか言いようのない状況を受けて、機雷ローグがプレイを再開している。最悪のマッチアップがいなくなった今、このデッキがどれだけ良くなったか見てみよう。

 フェルデモハンはカリア・フェルソウル、ナーガ校の先生、歴戦の尖兵へのナーフをうまく受け止めているようだ。どのレベルのプレイでも人気があり、トップレジェンドでは最多デッキとなっている。

 メイジはまるで別人になった。スパイトラッシュのセイレーンのナーフを受けてナーガメイジは激減し、代わりに竜炎のアミュレットと大魔術師のルーンを採用したビッグスペルメイジの急成長が観測されている。これはパッチ以前はごく少ないデッキだったが、いくつものレイトゲーム戦略デッキへのナーフを受けて爆発的に普及したようだ。

 シャーマンが大復活している。アグロのマーロックシャーマンはレジェンド以外でより多くプレイされており、レジェンドではマーロックパッケージを搭載したコントロールシャーマンが大半を占める。レジェンドトップでは、10%近いプレイ率になっている。

 今回のパッチはハンターというクラス、特にビッグ獣ハンターにとって非常に良いパッチとなった。このアーキタイプはすべてのプレイレベルで使用率が上昇している。興味深いのは、そのプレイ率が高レベルでもそれほど落ち込まず、10%近くになっていることだ。いくつかの実験も見られ、ヴァンダル型、ナーガ型、そして《底掘レ1-1》を搭載したより攻撃的なリストがプレイされている。

 プリーストはあまり変わっていない。パッチ前に比べてナーガプリーストをプレイしたいという欲求は高まっているようだが、それでもこのデッキはあまり一般的ではない。ダイヤモンド5以下は、まだクエストプリーストの方が多い。イノシシプリーストはトップレジェンドでわずかに見られる。

 ウォーロックはプレイ数を少し取り戻した。ほとんどのランクで呪いウォーロックの姿が見られるが、トップレジェンドでは少し減少する。また、苦悶の呪いウォロや、マロウォロも見受けられる。

 パラディンは一歩後退した。コントロールウォリアーがいなくなったので、メカパラディンハンドバフパラディンがそれほどプレイされていないのは予想どおりだが、神聖パラディンもあまり興味を引かれていないのは意外。トップレジェンドでは呪いウォーロックよりも少ないのだ!

 ドルイドはあまりプレイされていないようだ。ウォリアーの没落により、ランプドルイドを使う動機が少なくなり、他のドルイド・デッキも注目されていない。

 ウォリアーは完全に崩壊してしまった。バランス調整は特にガロッシュに厳しく、コントロールウォリアーは抹殺されることになった。エストウォリアーもネリーのナーフはうれしくない。このデッキは今や、ゴールド~ブロンズでも特に多くはない。コントロールウォリアーの支配が終わった今、このフォーマットはどうなっているのだろうか?

パワーランキング解説

マッチアップ分布

パワーランキング

 パッチ後のメタは明らかに不安定で、さらなる変化もこれから訪れるであろうが、現時点ですでに以前とはガラリと変わった環境になっている。

  • ローグ
    • 泥棒ローグは、コントロールウォリアーのマッチアップが消滅したことにより、ノールとスマイトのナーフによる影響は緩和されているが、このアーキタイプの勝率はまだ構築改良の問題に苦しんでいる。このアーキタイプの最高の構築はTier2のトップにあると推測されるので、うまく構築すれば非常に優れたデッキであると言える。トップレジェンドでは、プレイヤーはより良い構築をプレイする傾向があるので、勝率は向上する。船/スマイトビルドのほうが勝率が高いが、禁制品型にも可能性はある。
    • 機雷ローグはより良くなったが、まだ最強のデッキの一員ではない。厄介なマッチアップがスタンダード最多のデッキに多いので、パッチ初期に多くのプレイヤーが心配していたような、大きな懸念材料になることはないと思われる。
  • デーモンハンター
    • デーモンハンターへのナーフは大成功したようだ。フェルデモハンはまだ良いデッキだが、より健全なレベルの性能に引き下げられた。そのマッチアップ分布は、もはや以前ほど怖くはない。こんなことを言うのは信じられないが、新環境における成功の大部分は、ビッグスペルメイジに対して有利なマッチアップによるものだ。
  • メイジ
    • 《大魔術師のルーン》が環境を支配するまで他の全てをナーフし続けるとどうなるか? これが我々の現状である。ビッグスペルメイジは非常に優れたデッキであり、改良によってさらに向上することができる。このデッキに対抗する方法はあまり多くなく、これはかなり非常識な展開だ。驚くほどバランスもいい。序盤のマーロック・スノーボール(シャーマン/ウォーロック)とフェルデモハンが最も効果的な対処法だろう。
    • メカメイジはラダー全体を通して強力に見え、普段は急落するトップレジェンド帯でもまだ悪くない。来週はどうなるかな(落ちると予想しているが)。海底都市の最も顕著な特徴の1つは、ストームウィンドやアルタラックと比較してスキル上限が低い環境であり、バランス調整によってさらにその方向へ押しやられている点だ。
    • ナーガメイジはセイレーンのナーフ以降、プレイ不可能。
  • シャーマン
    • シャーマンは今やスタンダード最強のクラスの1つ。コントロールウォリアーが《氷結粉砕破》で盤面戦略を破壊することがなくなったため、マーロックシャーマンはレジェンド以下の環境でトップ2のデッキの1つとなり、また《ビッグスペルメイジ》に対する唯一の強固なカウンターであることから、このデッキは今でもトップレジェンドでプラスの勝率を発揮している。
    • コントロールシャーマンも非常に優秀で、マーロックシャーマンが減少する高レベル帯ではより強力になる。非常にバランスがいいが、メイジとのマッチアップは厳しく、呪いウォーロックにも非常に弱い。
    • バーンシャーマンはあまり良い印象はなく、シャーマンミラーではバーン側が少し有利な程度で、全体的にマッチアップがよりバランス良いコントロールシャーマンではなく敢えてこれをプレイする良い理由を見つけるのは難しい。
  • ハンター
    • ビッグ獣ハンターはマーロックシャーマンと並んで、レジェンドまでのラダーを上るうえで最もパフォーマンスの高い2つのデッキとなった。このデッキはバランス調整から大きな恩恵を受けているが、スキルの上限が低いため、高レベル帯ではまだ少し落ち込んでいる。レジェンド上位でも、Tier2より悪くなることはないだろうと予想している。パッチ前よりはカウンターされにくい。
  • プリースト
    • ナーガプリーストは今でも非常に優秀で、特にトップレジェンドでは最強デッキの1つであるにもかかわらず、非常にプレイ数が少ない。しかし、マッチアップがますます偏り、状況に左右されるようになったことを考えると、その低いプレイ率はパッチ前と比べるとやや理にかなっている。ナーガプリーストは「劣った」デッキに対してより良いパフォーマンスを見せる一方で、トップデッキには負けがち。ビッグスペルメイジ、コントロールシャーマン、神聖パラディンは有利とはいいがたいため、紙面上の実力はあるにせよ、プレイヤーが敬遠するのも無理はないだろう。
    • イノシシプリーストはトップレジェンドではごく少ない。異なるランク帯での勝率格差はまるでワイヤーローグのように見えるが、実際はそうではない。スキルの格差は環境全体のそれによるものだ。ワイヤーログはもっと複雑な環境で、トップレジェンドでの勝率を急上昇させていた。イノシシプリーストはビッグ獣ハンターとビッグスペルメイジが支配するフォーマットでトップレジェンドのTier3になっている。全然違う話だ。
    • エストプリーストは非常に弱い。
  • ウォーロック
    • ウォーロックはプレイ可能で、競技力もある。呪いウォーロックは、チケッタスウォーロック以来、おそらく最も「単調」なコントロールデッキであるにもかかわらず、ラダー全体でまともなデッキの選択肢となった。常にシャーマンに出会い続けるのでないかぎり、このデッキでトップレジェンドを制覇することは期待できない。
    • マーロックウォーロックはマーロクシャーマンの良きライバルとはいえない。どちらも同じ役割を果たし、序盤のスノーボールによってメイジを圧倒する。両者とも低ランクから登れる強力なラダーチョイスだが、シャーマンの方が明らかに優れたデッキ。ウォーロックを選ぶ大きな理由はなく、またパワーレベルの低さもあり、このデッキは高レベルになると劇的に悪くなる。
    • 苦悶ウォーロックはあまりよくないようだ。その推測勝率は明らかにTier4の領域。
  • パラディン
    • 神聖パラディンはどうなっているのだろうか?これはラダー全体を通してかなり良いデッキなだけでなく、トップレジェンドになると最高のデッキになる。その差は歴然だ。それなのに、神聖パラディンのプレイ率は4%以下という恥ずかしい結果になっている。トップレジェンドのプレイヤーは、全身全霊でパラディンを軽蔑しているのは間違いないだろう。真面目な話をすると、レジェンドのトッププレイヤーはビッグスペルメイジに負けることを嫌っていて、パラディンはそうなりがちだ。しかし、ビッグスペルメイジと呪いウォーロックを除けば、神聖パラディンは残りの環境デッキに対して信じられないほど良いパフォーマンスを見せてくれる。
    • 神聖パラディンがコントロールウォリアーの影に隠れていたことを忘れてはいけない。それがなくなった今、パラディンはこのフォーマットで至高の防御デッキである。ウォリアーに比べるとテックカードで狙いやすいため、プレイ率が3倍になったとしても環境を支配することは期待できないが、間違いなく優秀な選択肢。
    • メカパラディンハンドバフパラディンは前に出ていない。低ランクでは充分なパフォーマンスを見せるものの、そこでは他の選択肢(ハンター、シャーマン)に負けているように見える。一方、高ランクではいつものようにパワーが落ちる。
  • ドルイド
    • ランプデッキがプレイ不可能に見えるためドルイドには厳しいようだが、しかしコントロールウォリアーがいなくなった今、ドルイドが競争力を持つかもしれないので、もしどうしてもドルイドを使いたいなら、まだ足がかりはある。
  • ウォリアー
    • ウォリアーにはとても、とても不利なようだ。コントロールウォリアーは終わったようだ。このクラスが受けた残酷なナーフを緩和する新しいアプローチをプレイヤーが考え出さない限り、このアーキタイプは絶望的。エストウォリアーは競技レベルでは無意味であり、もはや低ランクでもベストデッキの1人でさえない。

クラス別分析

ローグ

 ワイルドポーのノールとミスター・スマイトのナーフは確かにローグにダメージを与えたが、このクラスで最も難しいマッチアップであったコントロールウォリアーが破壊されたおかげで、非常に競争力のあるクラスであることに変わりはない。

 バニラの泥棒ローグはフィレファイター、アズシャラの船、ミスター・スマイトの採用を続けたい。唯一の問題は、土木作業員を2枚使うか、それとも2枚目の強要とクサリヘビまたはオオカニを使うか。土木作業員はデーモンハンターに対して無力だが、それ以外ではかなり良さそう。コントロールウォリアーはいなくなるかもしれないが、ビッグ獣ハンターやコントロールシャーマンのようなデッキは1ターン目の土木作業員をクリアするのに苦労している。

 泥棒ローグの禁制品バリアントは、スマイト/船をカットし、隠蔽の帳と《サメの餌食》でミニオン少なめのビルドを実行するという異なる方向に向かう可能性がある。ノールとトリックスターを安定して引くことに重点が置かれているため、土木作業員はカットされている。サメの餌食の追加は、トリックスターで踏み倒せる呪文の追加でもあり、これこそこのビルドの本当の売りである。スマイトのナーフにより、このリストは船ビルドとも釣り合っており、バニラ型と同じくらい良いものになるかもしれない。

 機雷ローグはウォリアーのナーフから多大な恩恵を受けており、ノールのナーフによってプレイヤーはマエストラ抜きのビルドを試すようにさえなっている。これらのビルドも非常に競争力が高く、どちらが優れていると明確には言えない。

 マエストラのビルドは構築改良が比較的簡単。28枚のカードが固定されており、あとは土木作業員か呪文かを2枚選択することになる。土木作業員は、現在のスタンダードで多い対戦相手において(泥棒ローグに入れたときよりも)さほど強くないので、我々は土木作業員をカットする方向に傾いている。

 バニラのビルドは構築が少し難しい。我々はHabugabuのオリジナルビルドが好きだが、オオカニとダイオウガニはカットしたい。《墨隠れの伏兵》は素晴らしい。土木作業員やフィレファイター、あるいは呪文(死角からの一刺し)を省くことになる。

ローグ:クラスレーダー

バニラ泥棒ローグ
ジャックポット泥棒ローグ

マエストラ機雷ローグ
バニラ機雷ローグ

デーモンハンター

 フェルデーモンハンターは、一部のカードがナーフされた後もまだ非常に強い。調整は迅速かつ効果的であった。《悪魔変フィン》は、特にノールへのナーフによって、最近信じられないほど強い。現時点ではコアカードだと思う。また、カリア・フェルソウルの代わりにボーングレイヴを採用し、ローグやハンターなどのマッチアップで非常に価値のある盤面外ダメージを与えられる点が気に入っている。平均マナカーブが低くなってくると、《ニード・フォー・グリード》よりも《霊視力》が理にかなってくる。

 《ナーガ校の先生》が落とされ、それに代わるナーガを見つけるのは非常に難しい。通常、《混沌の伝令》が選ばれるが、単にナーガを減らし、《踊り食い》の安定性は諦めるのが正解だったとしても驚かない。伝令には非常に失望している。

 歴戦の尖兵は弱体化し、マリガンで脳死キープされることはなくなったが、おそらくまだ運用する価値がある。ただ、《混沌の伝令》や他のナーガ(《レインボー・グロースケイル》とか?)に道を譲るとすればこれになる。

デーモンハンター:クラスレーダー

ナーガ・フェルデモハン

メイジ

 ビッグスペルメイジは、このフォーマットで最強のデッキの1つ。このデッキの見た目でこれほど効果的であることは驚くべきことだが、確かに強い。採用カードに関して言えば、《ペリカン・ダイバー》はめちゃくちゃ強い。《遠方の番所》は《終末予言者》よりずっといい。《ダマラセヒトデ》は2枚運用してもいいし、《クサリヘビ》と1枚ずつ運用してもいい。今回紹介した構築は現在入手可能なデータで完璧なものだが、今後もっと目新しいカードが登場しても驚かないだろう。

  メカメイジも以前より良くなった。ウォリアーがいなくなった今、土木作業員よりも《風邪っ引きの魔術師》の方がいい。ナーガメイジは死んだので、フィーチャーする価値もない。

メイジ:クラスレーダー

ビッグスペル・アミュレットメイジ

ゲートウェイ・メカメイジ

シャーマン

 シャーマン・クラスはトランスフォームし、そして復活した。マーロックシャーマンとマーロックコントロールシャーマンの両方が、ウォリアーのナーフの余波を受けて強力なデッキに見えるようになったのだ。

 過去に言ったことを改めて言おう。ワイルドポーの洞窟は、マーロックシャーマンにおいては釣りカードにしか見えない。シンプルに遅すぎで、せいぜい1枚しか使うことはないだろう。ウォリアーがいなくなって血の渇きを2枚運用する必要性が少なくなったので、新しいカードが入ってきて感動を生み出す可能性は確かにある。

 コントロールシャーマンはブランとナーガ校の先生をカットして除去の選択肢を増やすべきだろうが、フラァグルとグラッグを使うという選択肢もある。今回のパッチでは、メタがより盤面重視となり、除去がそれほど普及していないため、グラッグはかなり良くなっている。我々は《雷電連鎖》が大好きというわけではないが、まともな代替手段ではある。

 バーンシャーマンはプレイ可能だが、素晴らしくはない。コントロールシャーマンを差し置いて使う理由はあまりない。

シャーマン:クラスレーダー

マロ・コントロールシャーマン

血の渇きマーロックシャーマン

発光バーンシャーマン

ハンター

 ビッグ獣ハンターはかなり強力で、自身のベストパフォーマンスを発揮しつつある。ヴァンダル型には変化がなく、ナーガ型はナーガ校の先生を抜いて、ラジ・ナズジャンとオオカニに入れ替えることができる。1マナミニオンと《底掘レ1-1》を追加して序盤を重視した構築は、厳密には悪化しているように見える。我々としてはそれらを推奨することはできない。

 エストハンターはパッチで良くなった。まだあまり良いとは言えないが、「プレイできない」状態は脱した。マルチキャスターのビルドが最良のアプローチと思われる。

ハンター:クラスレーダー

ヴァンダル・ビッグ獣ハンター
ナーガ・ビッグ獣ハンター

マルチキャスター・クエストハンター

プリースト

 プリーストが現在のフォーマットへのアプローチで変えるべきことは何もない。ビッグスペルメイジの爆発的な増加により、イノシシプリーストでの《光爆弾》はテックカードとしてもう少し現実的なものとなっている。ナーガプリーストでは、《ナーガ校の先生》は《ヘビカズラ》とのシナジーにより依然として重要。エストプリーストはまだあまり良いとは言えない。

プリースト:クラスレーダー

超銀河IQイノシシプリースト

祝福ナーガプリースト

使えなくはないクエストプリースト

ウォーロック

 ウォーロック呪いウォーロックマーロックウォーロックの両方のパフォーマンスが改善し、少し楽になった。呪いウォーロックはどっちみちブランを使わなければならないので、ナーガ校の先生を使い続けているが、もっと良いカードがあるのにプレイされていない可能性もある。代わりに2枚目のスパイスブレッド職人とヒトデを採用することもできる。

ウォーロック:クラスレーダー
奈落の呪いウォーロック

マーロックウォーロック

パラディン

 神聖パラディンはとてもいい。パッチ前と同じビルドが完璧だ。迸る生命は良かったが、2枚目の正義の防御を実行するという選残っている。

 メカパラディンはもうウォリアーにこだわる必要はないはずなので、母艦を抜いてオオカニに替えるのは理に適っている。念のために言うと、パッチ後のオオカニは複数のクラスでかなり良くなっている。

 ハンドバフパラディンコーネリアスロームのような、対ウォリアー特化のカードをぬき、よくばり度を抑えることもできる。貴族の乗騎も、マジウザに比べればマシになった。

パラディン:クラスレーダー

ヒカリエイ・神聖パラディン

聖なる盾・メカパラディン

聖なる盾・ハンドバフパラディン

ドルイド

 ランプドルイドは弱い。最高のビルドはヴァンダル型かもしれないが、これは我々がどれほど落ちぶれたかを物語っている。このデッキでは《コーラク》が非常に強力で、《ネプチュロン》も強い。

 ドルイドは、サンプル数は低いが、このクラスが出せる最強のアーキタイプであると思われる。この構築はラダーで堅実な働きをし、おそらくTier 2か、最悪でもTier 3であろう。自然の伝令は良いカードだったが、氷結粉砕破のせいで判別できなかった。

ドルイド:クラスレーダー

ヴァンダル・ランプドルイド

伝令・獣ドルイド

ウォリアー

 ウォリアーは抹殺された。コントロールウォリアーは、ラダーで推奨できる構築を見つけることができないほどひどい状態。パッチ前の構築はもう機能しないので、このデッキに勝ち目があるためには、何か重大なオーバーホールが必要だ。

 エストウォリアーもネリーへのナーフで打撃を受けている。このカードはもうダメなので、ストーンモールのイカリ係を運用した方がいい。GG。

ウォリアー:クラスレーダー

ネリ抜きクエストウォリアー

今週のメタブレイカ

 メタは広く開かれているが、非常に強力に見えるがひどく過小評価されているいくつかのデッキを活用するために、プレイヤーに明確な推奨デッキがある。

 マーロックシャーマンはレジェンドへのラダーを上る最強のデッキでありながら、ダイヤモンド帯で5%以下のプレイ率を示している。

 神聖パラディンはレジェンド上位の最強デッキでありながら、そこで4%以下のプレイ率を示している。

 みんなが寝ているうちに使ってみよう

マーロックシャーマン

神聖パラディン

 お疲れ様でした