ゲーメモ

週一くらいで更新します

(7/10追記)Wololo Rogan selanor無兵器37枚フォルテスト雑翻訳

[4k MMR, 63% WR, 37 cards] Zerglings - Gwent Decks

文章関係のバイトとかいうふんわりした要求を包み込んでくれるほど世の中は甘くない事を知ったモアイさん。今日も地道に翻訳をする

元記事のタイトルにある"Zergling"はデッキ主の名前ではなくスタークラフトが元ネタのミームらしい。主の真の名前はWololo Rogan a.k.a. selanor。(かっけぇ……)Twitchこちら↓

Twitch

ちなみに俺達のSwimもこのデッキの解説動画を上げてるので後ほどこれについても言います

[Gwent] Why the 37-Card Deck Works - YouTube

DEKKIはこちら↓

グウェント:(6/27)Wololo Rogan37枚フォルテスト翻訳ガイド | DEKKI

(7/10)現環境で勝率8割を叩き出す37枚デッキが現れました

グウェント:【勝率8割!?】しゅいしゃんキノコ入り北方37枚デッキ【デッキ紹介】 | DEKKI

●概要

 これもいわゆる4kMMRデッキ。曰くちょっとだけ安定感がないものの、ネタではなくラダーで勝てるデッキ。

 基本戦略;まずラウンド1は勝利。自盤面のバリューも相手の妨害も両方できる。次にラウンド2で相手のカードをどんどん吐かせる。デッキ枚数アドがあるから、ラウンド3にちゃんとフィニッシャーが残るというアイデア。最後の手札1枚で20~31のバリューがある。

 殆どのカードが直接召喚系の能力を持っているから、うまくプレイすれば終盤のデッキ残り枚数は他のデッキと変わらないくらい減ってる。スゴイ!

 現在のスケリッジ環境と北方ミラーに特に強くて、モンスターにもそこそこ、ニルフガードにもガン有利。

 ただ残念ながら、『わからん殺し』デッキでもある……。(マジ?これもう翻訳する意味なくね?)

●更新履歴

・7/3 トリス:蝶の呪文ゲラルト:イグニデスモルドマルガリータ・ロークス・アンティル。捕食・エキムマーラ用にテック調整。わからん殺しが通じなくなって勝率は少々落ちたものの世界ランク18位。※あくまでテック調整なので捕食によく当たる皆様のみご調整下さい……スケリッジには弱くなります

・7/7 デッキ内容に変更があったわけではないのですが、新パッチ0.9.8 Hotfixで クリンフリッド団の斥候 の戦力値が2から1になりました。この変更はこのデッキの強みを一つ減らすことになりました。というのも、 衛生兵 刺青隊の精鋭兵 を戻した後、再召喚するための戦力3ユニットが存在しなくなってしまったのです。今後これと同タイプのデッキを作るとしても、 衛生兵 は抜いたほうが良さそうです。

●カードコンボ

 全てのカードがコンボカード。実践では、フォルテストとケイドウェン軍の兵士長のバフがどのカードにも掛かってることを忘れずに。

  • 援軍はおなじみ最強便利カード。だからこそ、プレイヤーの頭脳がこのカードの価値を決める。定番の使い方として、“クリフリ斥候で出したいが一枚も引けてないカード”を引く事が可能。もちろん、一枚でも引けているなら、クリフリ斥候で引くのが基本。シルバー(ザラー、デスモルド、ウィッチャー3人衆)を引くのにも使える。ラウンド3までキープできればボーナスポイントゲット。
  • クリンフリッド団の斥候+何でも:コアカード。相手に合わせて、必要なカードを増やしてくれる。素晴らしい。
  • 刺青隊の精鋭兵+何でも:精鋭兵はできるだけ手札から出さないように。序盤のテンポ要員。衛生兵を使う対象としての第二候補でもある。(衛生兵で戻るとブースト解除され戦力3。フォルテ後のクリフリ斥候で出る)
  • ザラーダン・バナー隊の軽騎兵:敵に10点リードされた? なら21点リードさせてあげよう。それで相手がパスしたらこちらの勝ち! パスしなかったとしても、ザラーで1枚ゲットする上に、ザラーと軽騎兵合わせれば結局4/7/10(兵士長バフがどこまで進んでるかによる)点のバリュー。もし19点負けからザラーを出すとしても、テメリア軍の歩兵1枚あれば(召喚歩兵+精鋭兵で)最低でも16点持ち直せる。最高のムーブなら軽騎兵、歩兵、精鋭兵全てが7点で7x7=49点の逆転が可能。
  • ダンデリオンウィッチャー3人衆:定番フィニッシャー。ダンデリオンのバフは3つともウィッチャーにかけても良いが、3つめを歩兵や軽騎兵にすることで濃霧やゲラルト:イグニのリスクを減らせる。さらに、ダンデリオンはデッキの順番を見れて、再シャッフルされない。次引くカードにバフするという芸当も。

●戦略

・マリガン

 このデッキで一番難しいのはマリガン。完璧な手札になるケースはほとんどないが、どうしようもないケースもそうそうない。序盤の良カードを手に入れるかどうかはただ運任せにして、マリガンでは不要なカードを返すことを第一にする。

 不要カード一覧、優先的に返す順:

  • ゴールド全部引けた時の勅令
  • 2枚目以降の歩兵
  • 刺青隊の精鋭兵
  • ダン・バナー隊の軽騎兵
  • 天候(アレトゥーザの魔道士が何枚引けてるかによる。余る分を返す)

軽騎兵2枚と精鋭兵1枚がある時、先に精鋭兵を返すことでブラックリスティングが成立。先に軽騎兵を返してしまうと、そこで精鋭兵が来てう○こな事になる可能性がある。

・プレイング

 このデッキの強みはバフされたウィッチャーズによるところが大きい。完璧世界で全てのバフが乗れば、ウィッチャーズだけで31点になる。ラスト1枚で24+点巻き返せることを念頭におきつつ、ラウンド2では相手にカードをどんどん吐かせる。相手が大事なキーカードを吐かざるを得ず、どれを犠牲にするか長考するのを観察して楽しもう。(※俺の言葉じゃないですよ。wololoが言ってるんです。)自信の23点リードを信じて相手がパスするのを観察。そして勝利

  • ラウンド1の勝ち筋は、ザラーダン・バナー隊の軽騎兵のトラップ、あるいは単純なボード制圧。刺青隊の精鋭兵のおかげで、ほとんどのカードが自身の能力プラス10点以上のバリューを持つ。テメリア軍の歩兵も、ケイドウェン軍の兵士長後なら老婆並みのバリュー。
  • ラウンド2は即パスではない。ザラートラップが成功していれば、手札枚数でも負けていないはず。こちらはウィッチャーコンボだけ残し、相手にどんどんカードを吐かせる。手札アドがない場合は、相手の状況をよく読んだ上で、ラウンド2の最後にウィッチャーを出しても良い。カード1枚で20+点出せるデッキは少ない。相手が最後までキープしているのはたいてい、単体では強くないコンボの起爆剤。転生、フラヤの女司祭、カンビなど。
  • ラウンド3では、60%で自分の手札が2枚、こちらの勝ち。40%は相手の手札が3枚、相手のコンボが成立して相手の勝ち。(※飾らない真実……)

 このデッキが特に有利なのは天候デッキ(モンスターや斧兵)。衛生兵で実質列移動ができる。斧兵以外が相手なら、衛生兵を使うのは体力が1になるまで待つほうがいい。刺青隊の斥候での天候解除は積極的にはしない。なぜなら結局再び天候を貼られるし、一列に並べるユニットを増やすわけだから弱い。序盤には、旨そうにユニット並べて天候をなるべくたくさん誘い、それからデスモルドを出す。ピンチの際はトリス:蝶の呪文で霜の効果を留められる

・対スケリッジ:
  • 豪雨を貼る前に、相手が熊2匹を出さないか慎重に待つ。
  • 熊はヤバい。あいつらバグってる。こっちが5点ユニットを出すと、熊に撃たれて4点になってしまい、5点の刺青精鋭兵が召喚されない。
  • 戦力値のほとんどがブースト分だから、盾乙女の対象になりにくい。相手が盾乙女の準備をしたら、衛生兵の出番。
  • ケイドウェン軍の兵士長が2枚あるときは、1枚だけ出して戦力値を5点にする。相手がヤルマールを出した後に、2枚めの兵士長でアンドヴィクの主を6点にしてやる。それからトリス:蝶の呪文で有利を広げる。
  • 斧兵相手にトリス:蝶の呪文は絶対出さない。味方をダラダラ生き残らせて斧兵を育てるくらいなら即死させる。
  • ただし盾乙女の妨害として回復させるためにはトリスを出す
・対モンスター:
  • 楽勝マッチアップ。衛生兵で相手の天候をかわし、天候を貼り返して、君がモンスターになるのだ。(このコメント(※英語。訳は下)が参考になる)
  • 相手のフィニッシャー、老婆を引きずり出せればこっちの勝ち。
  • エキムマーラを初期化するタイミングが大事。継戦を利用して軽騎兵を出す手も使う。←new!

 コメント訳:(別コメントに枝を付けて)あんたのプレイに興味があったんで、飛ばし飛ばし見させてもらったぜ。10:00のあんたのプレイだが、近接列の霧を剥がすのに刺青斥候を使ってるな。あんたは最終的にそれでうまくいったが、俺はこれを小さなミスプレイだと言いたい。ここを説明すれば、このデッキの使い方が分かるからな。

 4枚以上の天候を持っていると思われるデッキが相手のとき、刺青斥候はできるだけ最後までとっておくべきだ。そうすれば、ラウンド2でクリフリ斥候で引いてこれる。これは特に森の精霊に有効だ。あんたが近接列に置いた兵士長は、近接列に天候を誘うという重要な仕事を果たした。つまり、あんたはこれ以上近接列にユニットを置く必要がないし、その列に天候のあるなしは、今やどうでもいい訳だ。

 あんたのその手札(援軍クリフリ兵士長衛生兵魔道士刺青斥候デスモルド)なら、2枚めの兵士長を中間列に置くべきだ。天候除去を持ってないと相手に思わせられるし、大抵のモンスター使いは中間列にも天候を貼るだろう。そこでデスモルドを出せば、相手にファッキューしつつ、後々のもっとヤバい天候のために刺青斥候をキープもできる。

 もし相手が3枚目の天候を貼らなかったとしてもあんたは有利だ。デスモルドのかわりに衛生兵で近接列の精鋭兵を避難させてから、また相手の動向を伺えばいい。避難させるのは兵士長じゃないぜ。デッキの底に4点のゴミが溜まるだけだからな。戻した精鋭兵は3点になって、クリフリを出した時に再び出てきてくれるから、ロストは大きくない。あんたは歩兵を手札に持ってないから、衛生兵のドローは悪いものじゃないだろう。

 霧で兵士長を失うのは大した事じゃないんだ。彼の真のバリューはボード上の5点じゃなくて、デッキ内の20+点なんだから。

(あと、転生を持ってそうなデッキ相手にラウンド1でトリスを出すのもよくない。ラウンド2で激渋になるし、トリスはラウンド2序盤のテンポとして有能なんだ。)

・対北方諸国:
  • デスモルドで攻城支援を殺せる。
  • バリスタの存在を常に意識して、出されても泣かないように。
  • もし相手がウィッチャーズを生き返らせてバフしたとしても、フォルテストのバフは抜けてるのでこっちのほうが高得点。ただしシャニで復活した場合は、こっちのウィッチャーズと同点。ローチは危険。相手がネネッケを使ったら出てこないか気をつけよう。
・対スコイアテル:
  • ほとんどはスペリアテル。一般的な対策と同じ。
  • ラウンド2は常に深追いする。←new!
・対ニルフガード:
  • 牛の死体を衛生兵で回収。ドローすれば投げ返せるので期待。
  • 密偵も衛生兵で回収。投げ返す。
  • 相手がせめて何か得られるように、GGを送るのを忘れないようにしよう。(※要するに楽勝)

●カードの入れ替え

 正直このデッキは変更の余地がない。他のカードによって引けないようなカードはこのデッキでは活躍不可能。ラウンド2に出てきたヤルマールをディメリティウムの枷で封印する必要も、このデッキなら無い。

 金枠に関しては、ダンデリオンと、ダンデリオンを確実に引くための勅令。これらは重要。あとの二つは自由選択。(実際何を入れようと、プレイする機会はあまりない。)トリス:蝶の呪文は強いプレッシャーになるし、相手のパス後に盤面をひっくり返せることもある。ヴァーノン・ロッシュに至ってはただの好み。相手のコンボを壊せるレジス:上級吸血鬼のほうがいいかもしれない。

●Swimが解説動画で言ってること

 このデッキは現在北方諸国デッキの最強の一つ。だが37枚もカードを入れるのはグウェントデッキ作成の常識に反している。つまり、カード枚数は最小の25枚にすべきだということ。なぜなら、ゴールドとシルバーの比率が上がり、結果デッキ全体の平均バリューが上がるから。枚数が少なければ、有能な金銀をドローする確率も上がる。

 じゃあこのデッキがなぜ動くのか。このデッキには2種類のカード群が含まれている。ひとつは“デッキを25枚以上にさせるカード”もうひとつは“25枚以上であることのリスクを減らすカード"。前者はとにかくバリューが高いカード。テメリア軍の歩兵刺青隊の精鋭兵ダン・バナー隊の軽騎兵衛生兵もそれに含めていいかも。これらはとても高バリューだが、これら全部を25枚デッキに入れようとするとマリガンは必然的に死ぬ。そこで役立つのが後者のカードで、これはケイドウェン軍の兵士長が代表。前者のカード及びアレトゥーザの魔道士と組み合わせると強いシナジーでサポートしてくれる。つまり、ブロンズカードをバフしてバリューを上げることで、金銀の比率が下がる分のダメージを埋め合わせている。勅令も後者。このカードの唯一の弱点はゴールドが4枚とも手札に来てしまいマリガンを浪費するリスクだが、このデッキなら心配ない。ウィッチャーズも後者。ウィッチャーズの弱点も勅令と同じく、手札に引きすぎて、ブロンズコンボパーツのためのマリガンを無駄にしてしまうことで、ブロンズがより多く入ったこのデッキと好相性。

 25枚以上デッキというのは北方諸国だからこそできる芸当。フォルテストと兵士長があってこそ。だから他のデッキタイプはやはり25枚でやるべき。

 

 以上です。お疲れ様です。新しいアーキタイプの誕生! 北方の隆盛はすぐそこだぜ……