vS Report 260(リッチキング⑫・2023/3/31)雑翻訳
ウォーロック大好きおじさんなので次拡張にはかなり期待しています
https://www.vicioussyndicate.com/vs-data-reaper-report-260/
クラス使用率解説
『リッチキングの凱旋』の最終レポートとなる今回、ミラクルローグがついに泥棒ローグを抜き、トップレジェンドで最も多いデッキとなった。まあ当然のことである。ミラクルローグはこのゲームで最高のデッキであり、泥棒ローグはTier3に留まるのにも苦労していることを考えると、これほど時間がかかった事が不思議なほどだ。ローグ全体では、最高ランク帯で環境の30%を占めている。
アンデッドプリーストは、この環境における孤高の聖域であった。その熱心なファンは、《暗黒司教ベネディクトゥス》がコアセット追加によってスタンダードに残り、ローテーション後もこのアーキタイプに対するさらなるサポートが示唆されているため、喜んでいるに違いない。
クエストドルイドは、環境におけるレイトゲーム戦略の基準を定義する存在として、長い間その地位を確立してきた。マルフュリオンは、ドルイドの歴史において最もインパクトのあるカードの1つである《野生の心のガフ》との別れを惜しんでいる。
デスナイトは、そのデビュー当初は不調だったが、すぐに回復し、すべてのルーンが終始重要な役割を果たすことになった。デスナイトデッキのなかで最弱だったにもかかわらず、血コントロールはトップレジェンド以外のすべてのランクで最多のデスナイトデッキとして維持されており、プレイヤーベースのかなりの部分がそのプレイスタイルに強く惹かれていることを示している。
メイジの今拡張は成功だったといえるだろう。ビッグスペルメイジは長期間にわたり、そこそこ人気で、強く、そして無難なアーキタイプであった。凍気アグロメイジはここ最近、アンデッドプリーストやミラクルローグに対する重要な牽制役となっている。ミラクルローグの台頭に呼応するように、このデッキがトップレジェンドでよりリスペクトされるようになりつつある。
クエストドルイドが1位なら、フェルデーモンハンターは2位。デーモンハンターの最大の強みは遺物パッケージによるレイトゲーム戦だった。最も凶悪なプレイパターンに対処したいくつかのナーフ(最後の決闘、罪人の烙印)の後、このクラスはより”公平な”プレイスタイルに戻り、強力だがバランスのとれたデッキを生み出すことに成功した。
パラディンはしばしば初心者向けのクラスというレッテルを貼られるが、それにはそれなりの理由がある。近年、そのデッキの多くは”シンプル”でわかりやすく、プレイヤーに基本的な戦術を教えてくれることで知られている。ピュア系のアーキタイプはそれを象徴しているが、開発チームはそこに《女伯爵》によってランダム要素を追加したことで、このデッキが陳腐化するのを防いだといえる。泥棒ローグの人気からもわかるように、多くのプレイヤーは、試合ごとに異なる体験ができることを好む。《女伯爵》は、本来極めて動きが予測されやすいアーキタイプにとっての”ワイルドカード”となる。インスピレーションに満ちたデザインだった。
ウォーロックはかなり古びてきた。ナスリア以来ずっとインプがこのクラスを担っている。魂壺ウォーロックは、対ミラクルローグが苦手なため、トップレジェンドで見捨てられた。ビッグウォーロックは、輝く瞬間こそあったが、最終的には弱いデッキだった。しかし、ウォーロックは間違いなく全クラスの中で最も優れたコアセットの刷新と、『レジェンド・フェス』で最も注目を集めたカード《交響曲第6番「大罪」》を手に入れたので、将来への期待は大きい。
ハンターはプレイヤーを取り込むのに苦労している。古いデッキは停滞し(ビッグビースト、クエスト)、新しいデッキは凶悪なプレイパターンを示してナーフされ(スピッター)、このクラスの現状を招いた。現在の3つのアーキタイプはどれも競争力があるが、プレイヤーは興味を示さない。このクラスにはリブートボタンが必要だ。
シャーマンは、特定の極端なパワープレイに依存した壊れデッキを手に入れ、それがナーフされるとプレイ不可能になった。レナサルのナーフや、『リッチキング』拡張のパワーの低さにより、このクラスは凋落してしまった。コアセットの大幅な刷新とオーバーロードの復活(開発チームはクエストのスタン落ちを待っていたようだ)は、シャーマンが競争力のあるアイデンティティを見つけるのに役立つだろう。
ウォリアーの問題はもっと深い。『海底都市』でナーフされて以来、このクラスは迷走しているように感じられ、『レジェンド・フェス』セットのカードとスタン落ちするカードを見る限り、あまり自信を与えてくれない。
パワーランキング解説
- ローグ
- ミラクルローグの使用率は上昇したが、それに勝つためのデッキ選択を意識するプレイヤーが増えたため、多少の抵抗があるようだ。泥棒ローグは、ひどかったETCの採用が減少し、若干の改善につながったものの、そのパフォーマンスの低さは長引き続けている。断末魔ローグは静かながら競争力を持っている。
- プリースト
- ドルイド
- デスナイト
- メイジ
- ミラクルローグの台頭により、フロストアグロメイジはますます強くなっている。ラダー全体を通して良いデッキだが、試合数が少ない場合は、適切なマッチアップに巡り会えるかどうかにかかっている。ビッグスペルメイジは競争力があり、プレイしやすいデッキだが、レジェンドでは成績が落ちる。
- デーモンハンター
- フェルデモハンは、レジェンドへの昇りでは非常に強力だが、”ビッグ3”に対して苦戦するため、高レベル帯では限界がある。スペルデモハンはよりシンプルなデッキで、ラダーの低いランクではうまくいくが、最終的には勝率が落ちてしまう。
- パラディン
- ウォーロック
- ハンター
- ウォリアー&シャーマン
- オークブラザーズの状況は良くないようだ……
クラス別分析
ローグ
ミラクルローグは《アスタラー》をカットし、《ポスト乗り乗りダンサー》を2枚使う流れになっている。これは、ミラクル・ミラーが増えていることと、クエストドルイドに注目が集まっていることから起こっている。《ダンサー》は《ドラカ》と《罪石の墓地》を加速させて、序盤から相手を吹き飛ばすのに役立ち、《アスタラー》は終盤の保険になる。ミラクルローグをカウンターしようとする防御的なデッキはあまり普及していないため、この保険はあまり必要ではない。
泥棒ローグは、環境でアンデッドプリーストが再びプレイされるようになったので、《居直り強盗》を使い続けるのもいいかもしれない。ローグでの《ETC》は正しく使えばプレイ可能だが、より多くのデータを収集した結果、どちらのアーキタイプでも採用しないほうが強いと分かった。
ミラクルローグはローテーションでほとんど損をしないが、《ドラカ》が勝ち筋として安定しているのは《ポスト乗り乗りダンサー》の存在が大きい。ダンサーが抜けた後は、コンボ・パッケージが代わりに採用されることになるかもしれない。
プリースト
コントロールプリーストは、高レベル帯でミラクルローグにターゲットを定めつつある。《密言: 崩》の採用率が再び高まっているが、パワーレベルに関してはまだ頼りない。《E.T.C.》は、プラスに働くとは思えないが、マイナスに働くわけでもない。
スヴァルナプリーストは《E.T.C》採用による勝率の自己破壊をやめた。現在は《サイフィーンド》構築に移行しており、フィニッシュのポテンシャルを上げている。この環境で最もプレイングが難しいデッキだが、高MMRではかなり良さそう。このデッキ自体はローテーションによって《光熱のエレメンタル》を失うため消えるだろうが、《エバーラスティング・ラブ》のおかげで、スヴァルナはコントロールプリーストでより強力なカードになるかもしれない。
ドルイド
ガフは華々しく去っていく。ドルイドがローテーションを克服できるかには確かに疑問があるが、ドルイドは去年も同じ立場で、結局うまくやった。とりあえず今は、レイトゲームの強豪、クエストドルイドを楽しもう。
デスナイト
《人造区画》を切った後、不浄アグロデスナイトはさらに、一見中核に思えたカードの削減を続けている。次に削られるのは《腐敗の卵》。人造区画がなければ、卵はあまり意味をなさない。この、卵&区画を手放す動きは、有効である可能性が高い。代わりに入るカードは《土木作業員》。不浄デスナイトのタマゴを気に入っている人は、新拡張では《デス声》によっていっぱいタマゴを悪用することができるだろう。
血コントロールデスナイトでの《ETC》はイマイチだった。デッキを強化してくれるような兆候はない。どのバンドメンバーも素晴らしいとは思えない。せめてあまり大きな重荷にならないようにするのが精一杯。
デスナイトはローテーションで何も失わないので、『レジェンドフェス』に向けて非常に強いポジションにいる。
メイジ
現在のビッグスペルメイジはローテーションで消えてしまうが、《DJマナストーム》の強さ次第で新たなビルドに生まれ変わるかもしれない。”魔力メイジ”は今拡張ではインパクトを与えることができなかったが、”異端デモハン”と同様に、《ライトショー》という新たな重要なバーンカードの登場で本格的にサポートされることになる。
デーモンハンター
フェルデーモンハンターは4月に《ジェイス》がローテーションで抜けることで幕を閉じるが、遺物パッケージはこのクラスの強力な基盤であり続けるだろう。異端デモハンは今拡張には間に合わなかったが、次のセットで本格的なサポートを受けることになった。ガチデッキになる可能性は十分にある。
パラディン
ピュアコントロールパラディンは、《ブロンズ探検竜》と《泥生まれの下僕》の組み合わせが良い結果を出しており、また苦手とするレイトゲーム戦のために、必死の抵抗として《裁判所命令》を加えるようになった。
パラディンは『レジェンドフェス』で素晴らしいコアのアップデートと非常に強力なカードを手に入れる。パラディンの定番となるであろう《スポットライト》に注目だ。《マジウザ・オ・楽団》は《ブラッド・クルセイダー》で踏み倒す対象として非常に強力で、単体としては間違いなくヴォイドロードよりも優れたカード。ただ、コボルト時代のヴォイドロードはもっと強力なシナジーを持っていたのだが。
ウォーロック
ウォーロックには再出発が必要。そして、それは実現しつつある。『レジェンドフェス』は、事前の熱狂を信じるなら、このクラスをメタの最前線に戻すことができるだろう。ビッグウォーロックのような現在無害なデッキが、ローテーション後には非常に怖ろしいデッキとなる可能性がある。このクラスのレイトゲームは非常に強く見える。
ハンター
ローテーション後のハンターは大きく様変わりするだろう。現在のアーキタイプはすべて、基礎となるカードの喪失によって壊滅的な打撃を受けることになる。ビッグビーストハンターにはサポートが入るが、《ヤマグマ》を失うのはあまりにも大きな痛手かもしれない。”モンキーハンター”がどれだけ強くなれるか、見てみよう。
ウォリアー
ウォリアーにとってはすでに良い状況とは言えないが、さらに荒れた展開になる可能性は十分にある。皮肉なことに、コントロールウォリアーは『レジェンドフェス』でようやく強力な勝ち筋を手に入れたかもしれないが、同時に最も重要な耐久ツールのいくつかがローテーションで抜けてしまったのである。”動物園ウォリアー”のサポートは入ってきているが、不完全なようだ。我々も努力はする。
シャーマン
シャーマンに現状以下は無いだろう。”オーバーロードシャーマン”は次のセットでサポートを受ける最も注目すべきアーキタイプだが、フィニッシュ能力についてはまだ不明。コアセットによるささやかな追加パワーが、”トーテムシャーマン”の地盤を固める助けになるかもしれない。
(デッキはなし)
今週のメタブレイカー
我々の新拡張向けコンテンツをお楽しみに。『集え!レジェンド・フェス』全カードプレビューは今後1週間あまりで届き、そのすぐ後にセオリークラフトの記事が続きます。今度のセットのベスト・カードは何だろう? どのクラスが上位に食い込むのか? 『オオカミ年』1日目に試すべきデッキはどれでしょうか? その答えは、このウェブサイトをチェックしてください。私たちは決して間違えません!! いつでも正しいのです!!!
お疲れ様でした
3月は夜勤の都合で全身がボロボロになった一か月でしたが4月からは体調復活できるはずです 復活ついでに給料が減ります 新しいバイト探さないといけないなあ ワハハ