虚無層

exit from society

(7/9)swim・ダゴン蝶トークン雑翻訳

元記事:(UPDATE 2) Swim's Deathswarm - Gwent Decks

 誰にも知られることなく密かに生まれていたあのデッキがいま再び蘇る。天候か?捕食か? (蝶ダゴンです)

 要するにこちらです。デスコ氏に大いなる尊敬。:グウェント:捕食デッキ(笑) | DEKKIデスコって漫画あるんですけど、面白いんですよねぇ……

 あくまで環境アプデだし記事薄いし自分蝶トリス持ってないからDEKKIに載せる資格が無い。ついでに言うとswimのTwitchで最近使っている様子がない。何故更新されたし。

●概要

ベースは天候ダゴン。そこに遺言でトークンが生まれるタイプのユニット(セライノ・ハーピー土のエレメンタル)を大量採用。加えてバフカード(トリス:蝶の呪文イェネファー(魔術師じゃない)、指揮官の角笛)。とにかく場のユニット数が多いので全体バフのバリューが高い。アイデアとしてはR1を勝ち、R2開始時に遺言生成トークンで大量の持ち越し。4体以上のユニットがR2開始時にいれば、まずイェネファーを出して強いスタート。そのままバフユニットを出し続けて2-0。

クラフト優先度ウォーター・ハグ ->  火のエレメンタル -> ベッカーの邪鏡 -> フィーンド -> イェネファー -> 森の精霊 -> ゲールズ

・持ってないカードと以下を入れ替えても大丈夫:

 ゴールド:シリ、アヴァラック、ヴィレントレテンマース、ゲラルト:イグニ、カイラン、サキュバス世話人

 シルバー:ローチ、焦土、おとり、巨大カエル、受賞牛、進軍命令、陰、妖婆三人衆

 必須ゴールドが多いので、今回の格安バージョンはあまり格安でない。森の精霊イェネファーは必要。イリスが入ってるけどアップデートで抜けたので適宜、上記の入れ替え候補を入れるとよさげ。マリガンでゴールドが4枚来てしまった時に勅令を返すことだけ意識すれば、あとは本リストと同じ戦略。おとりウォーター・ハグアークグリフィン、《ユニコーン》(イェネファー)に使うとよい。

 かなり昔の環境に作ったデッキなので内容がわりと違うけど、まあビデオガイドはこちら。といっても妖婆とイリスが入ってて戦略がだいぶ違うから正直あてにならない

www.youtube.com

 元キーカードのイリスはもういない。 swimのTwitchはこちら。

https://www.twitch.tv/swimstrim

 しかし最近の配信でこれを使った様子が無いのですが……

・アップデート1

 ー切り裂きx1、ー日の出x1、+アークグリフィンx1、+アラキスの毒x1

 軽い調整。獰猛な熊対策で、切り裂きよりアラキスの毒が有効。アークグリフィンも単純に日の出より強い。

・アップデート2(7/8)

 ー濃霧x1、ー慄然たる叫びx1、ーアークグリフィンx2、ーアラキスの毒x1、ーイリス、ーカランシール、+霊薬:雷光x2、+アラキスx3、+フライテナー、+トリス:蝶の呪文

 0.9.8 Hotfixに合わせた大調整。メタの変化とカード弱体化に対応。ブロンズ枠が余ったので、ブロンズのバフ対象が増えるようアラキスを投入。トリス:蝶の呪文は長引くラウンドで非常に強く、これ単体のパワーで勝利することも。

 ●カードコンボ

・ブロンズ

  • セライノ・ハーピー:モンスターの万能カード。何のシナジーもなくても、配備で5点、卵が割れれば追加で6点のバリューは大きい。このデッキにとっては、1枚で合計5体のユニット(=バフ対象)が出るのが素晴らしい。ハーピーを出したラウンドと、その次のラウンド、どちらでも指揮官の角笛イェネファーが出せる。《ハーピーの卵》で相手の《牛の死体》を受けたり、こちらのベッカーの邪鏡の種にできる。基本的に可能ならば散らばった列に置くべきだが、ラウンド開始時、イケそうな雰囲気だったら角笛のために一列に集めてもいい。
  • 土のエレメンタル:遺言トークンが2x2なのでハーピーほど強くないが、使い方はほぼ同じ。何にしても遺言トークンが出せるならこのデッキには必須。次ラウンド開始時にトークンが出せる。あとシールドがあるので天候に強い。必ず近接列の右端に置く。そうすればから孵ったハーピーが近接列に置かれた時、土エレの遺言が発動して幸せ。スケリッジの嵐対策でゴールドを右端に置く癖がついているかもしれないが、スペルコントロールが相手のとき以外はこのカードを右端に置く。このカードは遺言が発動しないと弱いので、R2までには出したい。
  • フォグレット:マリガンでは真っ先に返して、濃霧で出す。うっかり天候の貼られている列に展開しないように。ある種のバグで、フォグレット自身がいる列に(相手によって)濃霧が貼られていたら、対面の霧を除去されても死なないらしい。今でも有効ならば、霧ミラー戦において、わざと大きなユニットのある列にフォグレットを展開することで死なないようにできる。(※いまでも有効か分からないので検証します。)
  • 濃霧(濃霧森の精霊ダゴン):序盤のプレッシャーとフォグレットの召喚。基本的に相手がユニットを出したらすぐ貼る。天候デッキと同じく、出し過ぎには注意。たいてい同時に貼るのは2列までだが、たくさん貼るべきタイミングもある。たとえば1つめの霧から数ターン後や、R3など。2列貼ると相手は3列めまで除去を待つので、2列で放置するのが一番強い。

・シルバー

  • ウォーター・ハグ:モンスターの万能カード。切り裂きで列除去。雨はラウンドが長引く時の追加プレッシャー。通常は天候除去や切り裂きのタイミングまで取っておく。雨は、R2か3の長引くほうの序盤で使うといい。
  • 火のエレメンタル:4体分のバフ対象。R3にイェネファーと一緒に出せたら最高。
  • 指揮官の角笛:簡単バリュー。R3でも使える。森の精霊があれば3体バフ出来るし、R2からの遺言がいればもっと。可能ならばフォグレットには使わない。霧が除去されたらついでに無効化されてしまう。
  • フィーンド:封印担当。敵の継戦持ちなどに。
  • ベッカーの邪鏡:このデッキは戦力値1ユニットが出せて、どのユニットも6~7以上にはならないので、このカードと相性がいい。このカードが一番決まるタイミングを慎重に見る必要がある。しかし同時にあまり欲張りすぎない。ラウンド序盤で16+点奪える(8+点差で入れ替え)なら使っていい。経験の必要なカード。

・ゴールド

  • イェネファー:このデッキのコア。現在唯一の自ボード全員バフ。(※アプデで退場したイリスとのコンボは省略)相手よりも早くこちらに大量のユニットがある状況を作ってはじめて生きるカード。よって、R2,3の開始時、前ラウンドからの遺言持ち越しに、複数ユニットカード(火エレ森の精霊セライノ)を加えた後、ラウンド序盤にこのカードを出す。
  • 森の精霊:良シナジー。フォグレットも出るし、自身が出すトークン《凶暴な狼》もバフ対象になる。イェネファーと一緒にR3まで取っておきたい。
  • ゲールズ:このデッキは金銀の役割が重要なので採用。金銀で引きたいカードがあれば、その時これを出せばいい。だいたいうまく手に入るか、マズっても何かしらの強カードが得られて次ラウンド開始時のドローも優秀に。

・不採用カードのコーナー

  • トリス:蝶の呪文:アプデで採用されたので省略。
  • 妖婆三人衆:マリガンとゲールズが渋い。銀枠の消費が重い。格安候補としては優秀だが、入れないほうが強かった
  • ローチ:マリガンとゲールズ。
  • 進軍命令:イリスと水ハグを出せるのは強いが確定イリスじゃない(アプデ前)のと、イリスの戦力値が上がるのはちょっときつい。優秀格安候補。
  • ハーピー:バリューの最高値の高さに対して最低値の低さが見合っていない。

●戦略

・マリガン

 まずフォグレットを全部返す。それから相手によっては(※全て退場したカードなので省略)を返す。対モンスターではベッカーの邪鏡が不安定なので返す。他の手札が良く、探しているカードがあり、ハーピーと土のエレメンタルが合わせて5枚以上あれば、土エレは返してもいい。フォグレットのブラックリストが済んでいないなら、3枚目のマリガンは避ける。

・ラウンド1

 基本的に土のエレメンタルで始める。土エレが一番相手が対応に困る。土のエレメンタルは近接列の一番右端をキープするそれによってから孵ったハーピーの能力で遺言が発動する。相手がユニットを出したら手札から霧を出す。ただしそれでフォグレットが悪天候の中に突っ込むくらいならやめる。ブロンズの濃霧が無ければダゴンで。基本的に1つは天候を貼った状態をキープ。ただし2つめは避ける。通常、相手は2つめが貼られたタイミングで晴天を使う。なので1枚を続けるのが一番プレッシャーになる。相手はいつまでも晴天を出しかねて、ダメージは蓄積し続ける。(ただし特定の場合は攻めっ気を出して複数列に天候を貼る。特にR3)続けてセライノ・ハーピー土のエレメンタルを出していく。火のエレメンタルも良い。ベッカーの邪鏡は16+点程度の価値がある時(8+点差)に出すと良いが、相手によってはR3に取っておくのも同じくらい強力。(※退場したイリスまわりの戦略は省略)

・ラウンド2,3

 おそらくR1は勝てているはず。もしイェネファーを手札に持ったままR1で勝てていれば順調。通常ラウンド開始時に4体はボードにいる。もしイェネファーを持っていれば、まず迅速にボードを展開し(火のエレメンタル森の精霊セライノ・ハーピー)、相手より10+体多い状態でイェネファーを出す。

 もしR1で負けていれば、R2からR3で同じことをする。つまりR2に遺言持ちを出してボードを取り、R3にイェネファーを出す。

 R2,3のこのデッキの動きはとても機械的。ラウンド序盤に天候でプレッシャーを与えられれば、より勝ちが近い。頑張れ:)

 

 以上です。記事のほとんどがイリス関連だったからちょっと今回内容が薄いですね……

 今日の広告です。

よろしくどうぞ。一緒にSuiseiNoboAzの渋谷ワンマン行きましょう。