【10/6更新】swim・蘇生スケリッジ雑翻訳
Swim's Restore Skellige - Gwent Decks
9月末にはいろいろな小説関係の新人賞の締切があったのですが、今月から本気を出します。
概要
9月のエール祭パッチでユニークなアビリティに変化した蘇生をうまく使うことに注目した破棄スケリッジになります。先日の海外オンライン大会Gwentslamにswim本人が持ち込んだデッキにも非常に似ているとか。(動画があればプレイングの参考になるかもしれません)序盤は鯨捕りと戦争狂でテンポを稼ぎつつ手札アドバンテージのためR1はギブアップ。セリスなどの強力な復活ユニットを使って一気にフィニッシュします。プレイングが単純なリストなので初心者の方にもおすすめです。ユニークなコンボとしてはドラガラ(やグレミスト)に蘇生をかけ、10点にして出し、死んだらシグルドリファでまた復活させます(ベースアップなのでまた10点)。ドラガラからのエキムマーラも非常に相性がよく、R2で手札の浪費を予防できるだけでなく、ユニットを自ら墓場に送って能動的に復活を活かせます。(例えばドラガラをその場で食べたり、セリスを食べてR3での復活を狙うなど)
DEKKIこちら:グウェント:【9/30】swim蘇生スケリッジ翻訳ガイド | DEKKI
・なんで散兵がいないの? 戦闘用ロングシップは? エルミオンは?
テルショック一族の散兵は後半のバリューをわずかに上げ、R3の勝ち筋になるが、このデッキには既に他の十分な勝ち筋がある。また、相手のヴィコヴァロ軍の衛生兵・世話人・カタカン(いわゆる墓地対策)に貢献してしまう。
戦闘用ロングシップとエルミオンはswim氏も試してみたものの、最終的には単体でのバリューが低すぎるという結論に。エルミオンは良い対象が不在だったり、戦闘用ロングシップは充分にバリューを稼ぐより先に除去されてしまう。
デッキ作成
作成優先度:ドラガラ→蘇生→オルギエルド→モークヴァーグ→グレミスト→シグルドリファ→セリス→コーラル→エスケル→マッドマン・ルゴス
持ってないカードは以下のカードと入れ替えられます:
ゴールド:海イノシシ、ヴィレントレテンマース、ヤルマール、ゲラルト:アード、ビルナ・ブラン、ゲラルト:イグニ、転生、ラグ・ナ・ログ&干ばつ
シルバー:ウダルリック、召喚陣、焦土
本人によるビデオガイドはこちら:コメンタリー付きプレイあり。
また、swim氏のTwitchはこちら:Twitch (Beta)
別のデッキでのプレイを見たり、質問もできます
アップデート1(10/6)
ートルダーロク一族の盾職人、ー1xドラムンド一族の戦争狂、+1x切り裂き、+1x薬草師
raikou氏の調整を参考にしたとのこと。切り裂きと、そのサーチとしての薬草師を追加。プレイングの大枠には変更なし。デッキに沈みがちだった切り裂きが拾いやすくなり、薬草師もデッキにいるときには、戦争狂で薬草師を墓地に送ってからフラヤや蘇生で復活させることで切り裂きを引くことも出来る。
マリガン
例によって非常に機械的なマリガンです。アン・クライト一族の略奪者をまず1枚だけ返し、それからセリス・モークヴァーグ・オルギエルドをこの順に返します。枠が余っていたら残りの略奪者を返します。これらのカードが手札から無くなったら、ただちにマリガンを終了します。ラウンド間のマリガンでは略奪者を返すか、もしくは(ほとんどの場合)略奪者が手札にない場合はマリガンをしません。つまり、絶対に略奪者をドローしないようにするということですね。
全体プラン
基本的にR1は比較的序盤にギブアップします。その前にキャリーオーバーを確保します。ブラン王の後は(それによって得するなら)ラウンド引き伸ばしを狙ったり、ドラガラのバリューを追い求めたり(できたら蘇生と一緒に)、ルゴスやエスケルで逆転バリューを狙います。もし相手がR1を諦めたりこちらの手札が良ければ2-0もありえますが、そうでなかったとしても大抵の場合R2は相手より手札が1枚多く、キャリーオーバーも付いて始まるので勝てます。(ドラガラからの)エキムマーラでユニットを食べることで復活できるようにします(ドラガラを食べて蘇生orシグルドリファ、セリスを食べれば後で自力復活)。フラヤでエキムマーラを復活させるのも決して悪くない。鯨捕りは単純なテンポや、切り裂きの準備に。出来るだけ相手よりもたくさんのキャリーオーバー、相手よりも大きいフィニッシャーにしてからR3に入りたい。
ラウンド1
まずブランでセリス、オルギエルド、モークヴァーグを破棄します。(セリスはモークヴァーグより先に。)どこでギブアップすれば一番(手札、キャリーオーバーの)アドバンテージを得られるか、常に機会を狙う。後攻ならR1は結構長引かせられる。先攻ならブラン後はまずテンポを取り、相手に手札を使わせることを狙います。キャリーオーバーに関しては放っておいてもモークヴァーグとオルギエルドが出るのですが、ドラガラでさらに手に入れることが可能です。パスよりも強ければやりましょう。手札に蘇生があればなお良しです。基本的にドラガラはエキムマーラを出し、ドラガラを食べることで復活できるようにします。(後半のラウンドではセリスを食べます。)R1が長引きそうなら、鯨捕りと切り裂きを使って大いにバリューを稼ぐことを考えます。とはいえ大抵の場合R1は戦略的撤退です。
ラウンド2,3
大抵はR1負け、手札1枚(運が良ければ2枚)アドでR2を迎えます。もしR1で勝っていたなら、エキムマーラだけ出してすぐパスします。負けていた場合、R2の目的はラウンドいっぱいポイントの優位を維持することで手札アドバンテージを守りつつ、エキムマーラを出したりシグルドリファで大型を復活できるようにすることでR3に備えることです。ここでもドラガラを出しましょう。エキムマーラはバフされていなくても、復活させれば強いです。食べたいユニットがあればぜひ復活させましょう。R2の究極的な行動原理は、R3に強力なフィニッシャーが出せるよう、デッキと手札を強くしていくことです。ただし2タテされないように。大抵そんなに難しくないです。R2にセリスをエキムマーラで食べるのも問題はありません。このデッキはR3のフィニッシャーが強いのでここまでくれば簡単でしょう。
マッチアップ
ダゴン/エレディン:このマッチアップのカギはグレミスト&鎧職人をいかに上手く使えるかにかかっています。エレディンのほうがより多くの天候を使います。グレミストは最低でも2つ天候を除去できないのなら使わないようにします。ダゴンならば、2つ目以降の天候に関しては1列だけでもグレミストを使って大丈夫です。ヴランを見たらネッカーが出るまでコーラルを使わないでおきます。ヴランは捕食される前に鯨捕りで移動させましょう。天候に対しては鎧職人を少々欲張りに使いましょう(体力が1,2点になってから使うことでできるだけバリューを得ます)。10点のドラガラを世話人で処理されるのは可能な限り防ぎましょう。サキュバス対策に鯨捕りかルゴスを取っておきましょう。
ミラー戦:プレイングが単純なマッチアップ。もし女王近衛兵デッキなら、相手を近接列に集めていきましょう。可能ならばコーラルで9+点のモークヴァーグを処理しましょう。
北方諸国:とても単純です。ゴールドの除去が役に立ちます。
スペルスコイア:コーラルの有効活用がカギです。エスケルやルゴスで予見者を処理できれば、コーラルを守護者に使えるので非常に良い。グレミストは天候のために取っておきましょう。
密偵ニルフガード:トリッキーなマッチアップ。潜入工作員をかけられたユニットをエキムマーラで食べる動きが強いので、可能ならドラガラはそれ用に取っておこう。コーラルはイリス用。
ミルニルフガード:カギはまず相手がミルだと分かること。リーダーがエムヒルなら、モークヴァーグ・オルギエルド・セリスを手札に取っておき、ミルだと分かったらブランと戦争狂のアビリティを使わないでいれば、こちらには死体投射機のカウンターやバリューの高い除去が揃っているため勝つことが出来る。とは言え、もし相手がミルじゃないのにこちらが破棄の対象を手札に持っていた場合、ほぼ敗北。相手がエムヒルのときは果たしてどっちなのかを見極める必要がある。グッドラック。