虚無層

exit from society

vS Report 256(リッチキング⑧・2023/2/24)雑翻訳

 最近台パンを覚えました。人はこうやって老いるんだなあと思っています

https://www.vicioussyndicate.com/vs-data-reaper-report-256/

クラス使用率解説

 このミニセットで最もインパクトのあるカードは、間違いなく《人造区画》だろう。デスナイトの場所カードはあらゆるクラスのアーキタイプに入り込み、このクラスのパワーと人気を大幅に押し上げることになった。ミニセットの発売後、最初の熱狂は不浄アグロ血コントロールに集中していたが、少し遅れてFenoとHunteraceが新しいアーキタイプを開拓した。凍気アグロデスナイトである。このデッキは凍気バーンとは全く異なり、不浄アグロに似たアグロ的なミニオンを採用し、《フロストワームの憤怒》と《冬の角笛》を中心とした少数の呪文のみを採用している。このデッキはトップ・レジェンドで爆発的な人気を博し、速やかにスタンダードを支配しつつある。

 進化シャーマンはパッチ開始後数日間、話題の的となった。《怪炎の改変》はノールからの”吹っ飛ばしターン”を非常に安定させ、このデッキのプレイがあまりに急増したため、プレイヤーの反発をも招いていた。しかし、凍気アグロDKが本格的に普及し始めた金曜日以降、シャーマンのプレイ率は顕著に低下している。進化シャーマンは人気を保ちつつも、ほとんどのプレイレベルで2番目か3番目の人気デッキとして安定すると予想している。

 ローグはミニセットの影響をあまり受けておらず、新しい戦略があまり浸透していないため、プレイ数がわずかに減少している。泥棒ローグは引き続きトップ・レジェンドで人気のデッキであり、ラクルローグは少数使われている。《魔骨士フロストウィスパー》と《ブラン》、《アレクストラーザ》を利用した《サディアス》コンボデッキが実験的に作られ、私たちはこれをChadローグと名付けている。偉大なる"Cha-ディアス"を中心としたデッキはみんなChadデッキと呼ばれているので、この記事でもそう書いている。(Chadはだいたい”漢”みたいな意味のスラングです)

 Chad(ビッグ)ウォーロックが登場した。《不定形スライム》を中心としたアンデッドウォーロックは拡張初期はうまくいってなかったが、中立の新カードで進化した。これまでの《ダーカン》に加えて、偉大なるChaディアスと《リーヴェンデア》が、《肉の巨怪》で踏み倒せる魅力的なアンデッドとして加わった。この戦略はラダー全体に浸透しているが、トップレジェンド帯は依然として魂壺ウォーロックが中心。各種インプウォーロックは人気が落ちているようだ。

 アンデッドプリーストもまた、新カードのおかげで少し注目を浴びているアーキタイプの1つ。以前と同様、復活に焦点を当てた構築から、横並びによるアグロタイプまで、様々な実験が行われている。コントロールプリーストエストプリーストも見られ、アグロ系のデスナイトや進化シャーマンをカウンターするために(出来るかどうかは別として)使われている。

 メイジの構成に変化はなさそう。ビッグスペルメイジフロスト(アグロ)メイジ山火事メイジが主なデッキ。カジノメイジは……勝てるかどうかには興味がない場合にプレイするとよい。山火事は特にカジノパッケージによって激しく”釣られて”いるため、私たちは良い構築だけを含むようにデータを調整し、弱いものはすべてカジノ・クラスタに捨てて、山火事メイジが真のポテンシャルを反映できるようにしている。

 ドルイドは隠遁し、ラダーの使用率が著しく低下しており、ランプドルイドはラダーの最上位でごくわずかにプレイされているのみ。一体どれほど悪ければ、レジェンド上位のプレイ率が1.9%になるのか。いずれ分かることだろう。アグロドルイドも完全に消滅している。

 デーモンハンターは粉々になった。フェルデーモンハンターは唯一サンプルが認識できるデッキ。《試練場》を採用した四騎士デーモンハンターも存在しているようだ。

 ピュアパラディンへの関心は急速に低下している。Chadコンボパラディンが試みられた以外には このクラスで注目すべきことは何もない。そのChadコンボもうまくいっていない。

 ビーストハンターは《底掘レ1-1》に獣タグが追加されたことにより、ペット収集家との相性が悪くなってしまった。スピッターハンターは消滅した。このクラスは終了したようだ。

 ウォリアーは最下位。最後の数人の激怒ウォリアーのプレイヤーも諦めてしまった。それ以外はコントロールウォリアーで現実逃避している。ヤバイわよ

パワーランキング解説

マッチアップ分布

パワーランキング

 スタンダード環境はあまり健全ではなさそうだ。バランスパッチがすぐに必要。プレイする価値のあるデッキが1つしかないことを多くのプレイヤーが知りつつあり、このフォーマットは崩壊寸前。もし来週までに何もしなければ、次のレポートの表やグラフはもっともっと悪いものになるだろう。

  • デスナイト
    • 凍気アグロデスナイトは破格のぶっ壊れ。ダイヤ5とそれ以下での勝率は6割を超えている。トップレジェンド環境でさえ、この問題を解決することはできないようだ。このデッキには悪いマッチアップがなく、対策はほぼ不可能。その盤面支配力は、盤面に依存する他のデッキの息の根を完全に止めている。そのダメージとリーサルは、最も守備の堅いデッキでさえ耐え切るのに苦労する。クエストプリーストと血コントロールDKは凍気アグロに対してやや有利なマッチアップを持つ可能性はあるが(最高の可能性でも55-45だが)、この壊れデッキにはこれらのマッチアップに合わせて調整する方法もあるので、保証はない。
    • 凍気バーン不浄アグロもそれなりのデッキだが、凍気アグロの方がはるかに優れているので、下位互換になってしまっている。
    • 不浄アグロは盤面以外でダメージを与える手段がほとんどないため、除去にかなり弱い。血コントロールDKやクエストプリーストなどのマッチアップを凍気アグロと比較すると、その性能差がよくわかるだろう。最も重要なのは、凍気アグロとの直接対決において、《フロストワームの憤怒》によってゲームから締め出されて負けることである。
    • 凍気バーンはミニオンの圧力が少ないので、より対処されやすいと言える。凍気アグロの構築では、手札に居座りがちな、状況に依存するタイプのカードが少ない。そのため、より一貫して相手にプレッシャーを与えることが可能。これは泥棒ローグや魂壺ウォーロックのようなマッチアップでは重要。
    • 血コントロールは今までで一番強い。なんといっても、《人造区画》は単なる盤面圧力のカードではなく、驚異的なボードコントロールツールでもあるのだ。このデッキは、凍気アグロDKと互角に渡り合えるとても貴重なデッキの1つ。レナサルを採用することで、わずかに有利になれるかもしれない。進化シャーマンに対する強力なマッチアップも計算に加えれば、優秀なデッキと言えるだろう。しかし、血コントロールのデッキとしての欠点はまだはっきりと残っている。レイトゲームに強いデッキには、どうしても弱点を突かれる。特に魂壺ウォーロックは悪夢のようなマッチアップ。
  • シャーマン
    • 進化シャーマンも大概壊れなのだが、デスナイトには負ける。凍気アグロDKと違って、安定してカウンターされる相手がいる。血コントロールDK、クエストプリースト、山火事メイジはこのデッキに対して非常に有効で、また凍気アグロDKとのマッチ勝率は時が経つにつれて悪化している。《ゴールドシャイアのノール》のプレイパターンと非常に高い勝率から、ナーフが予想されるデッキであり、この環境でさえなければメタの暴君として君臨していただろう。凍気アグロDKが登場する前の時代、進化シャーマンは極めて偏ったメタを作り出している最中だった。ジャンケンストーンが始まろうとしたところで、グーがすべてを破壊し始めたのだ。
  • ローグ
    • 泥棒ローグラクルローグはどちらも凍気アグロDKに殺されるので、この環境ではローグの活躍は期待できない。泥棒ローグは消耗戦のゲームプランをカウンターすることができるため、凍気アグロDKを倒そうとするデッキ(血DK、クエプリ)を捕食している。ミラクルローグは消耗戦には弱いが、魂壺ウォーロックやランプドルイドのようなリーサルに特化した遅いデッキは非常に得意。Chadローグはネタ。少数サンプルに基づくと、断末魔ローグは将来有望。
  • ウォーロック
    • 泥棒ローグは消耗戦デッキへのソフトカウンターだが、魂壺ウォーロックは消耗戦デッキを完全に抹殺する。この消耗戦での有効性の増加、泥棒ローグに対する強いマッチアップ、そして全体的なスキルの上限の高さは、血デスナイトが死ぬのを見たいだけのプレイヤーにとって、トップレジェンドでの優れた選択肢になるだろう。しかし、魂壺は凍気アグロDKに苦戦し、進化シャーマンも同様に悪いマッチアップであるため、辛うじて生きている状態。
    • デスナイトが支配するこのスタンダードでは、インプウォーロックは死滅することになる。崩壊するのは必然。Chad(ビッグ)ウォーロックは残念ながら十分とは言えないが、構築を改良すればTier3に着地できるかもしれない。実際、凍気アグロDK相手にもひどく弱いわけではない。
  • プリースト
    • アンデッドプリーストはバランスパッチを待っているデッキ。デスナイトと進化シャーマンのナーフを前提にすると、そのマッチアップ分布は非常に期待できそうだ。構築の改良もまだ終わっていない。私たちは次のパッチの日に備えてデッキコードを用意しておこう。
    • エストプリーストは進化シャーマンに対して支配的なマッチアップを持ち、消耗戦コンビのもう一人のメンバー(血DK)に対しても有利なので、比較的うまくいっている。進化シャーマンに立ち向かい、Tier1デッキになるための下準備は整っていたが、凍気アグロDKのマッチアップは難しい。血DKとは異なり、これ以上改善する余地がないため、問題になるだろう。
    • コントロールプリーストは未改良なので、クエストプリーストと比べると改善の余地が高い。しかし、勝ち筋の欠如が大きな問題であるため、最適化された形であってもクエストより優れているとは言い切れない。
  • メイジ
    • メイジは全てのデッキを凍気アグロDKに支配されているため、大ピンチ。山火事メイジは初期には非常に有望で、進化シャーマン環境におけるメタブレイカーとなり得る存在だったが、凍気デスナイトの隆盛により、成功への道が閉ざされてしまった。進化シャーマンとそのカウンターデッキのどちらにも勝てるので、ラダーではそれなりの選択肢になるが、最強のデッキに対応できない。
    • ビッグスペルメイジアグロメイジのパフォーマンスは来週にかけて激減すると予想しており、現在の数値もお世辞にも良いとは言えない。初期の洗練されていなかった環境ではかなり良い結果を出していたが、凍気アグロDKに破壊されている。
  • その他
    • 凍気アグロDKが完全にフォーマットを支配してしまったため、残りの5クラス(デモハン、ドルイド、ハンター、パラディン、ウォリアー)はひどいことになっている。ピュアパラディンは今にも崩壊するところ。フェルデモハンは今より良くなることはないだろう。ドルイドとウォリアーは既に死亡宣告を受けたも同然だ。ハンターのデッキが1つ競争力を持つかもしれないが、せいぜいそれくらい。「GGWP、次へ行こう」といった構え。

クラス別分析

デスナイト

 凍気アグロデスナイトは完全に壊れている。序盤の盤面支配と終盤のバーストダメージの致命的な組み合わせで、ほぼ誰にも止められない。《人造区画》はそれを可能にしたカードで、デスナイトに不浄のルーン抜きで盤面を支配する方法を与え、凍気デスナイトに《骨髄コントローラー》のサポートを与えている。

 最適構築は固まっており、序盤は不浄アグロDKに似ている。《人造区画》の存在によって、《腐敗の卵》はこのデッキで最高の1ドロップとなった。この2枚はそれ以外を大幅に上回るため、マリガンで何としても見つけたい。このデッキは6枚の凍気呪文の小さなパッケージを保持しており、《冬の先遣者》と《監督者フリジダラ》のおかげで《フロストワームの憤怒》はほぼ常に7ターン目に使用できるようになる。最後に、私たちが運用を推奨するカードは、《ブラン》と《アスタラー》(McBanterFaceの構築)だ。どちらのカードもゲーム終盤の保険となり、防御的なデッキが凍気DKから逃げ切ることをより難しくする。ブラン/骨髄のコンボは、回復に頼る多くの受動的なデッキに対して嫌らしい勝ち筋となる。ブラン/ナーガ先生は有効なバリュー・プレイで、《冬の角笛》によってさらに強力になる。

 凍気バーンデスナイトは《人造区画》を採用すればかなり良いデッキで、不浄アグロデスナイトも強そうだが、どちらのデッキも凍気アグロに劇的に負けていて、プレイする価値がないように見えてしまう。凍気アグロは、それぞれの長所を1デッキで両方兼ね備えている。

 血コントロールデスナイトは、このフォーマットで凍気アグロに本当の意味で抵抗できる非常に貴重なデッキの1つである。《レナサル》を再び採用することで、メタの暴君に対して若干有利なマッチアップを展開できるかもしれない。レナサルはミラーマッチでも大きく有利になり、太子を使うことでコントロールに対する”ファティーグ徴税人”の役割を果たすことができる。

 凍気アグロDKが普及するにつれて《死の一撃》の価値が上がってきているので、2枚運用をお勧めする。対処が厄介な《フロストワームの憤怒》や《骨髄コントローラー》に対して、きれいな回答となってくれる。《窒息》と《抹殺》は進化シャーマンに対しては同じくらいの強さだが、《抹殺》は自分自身にダメージを与えてしまうため、環境を支配するバーンデッキに対して使うには理想的ではない。《死体拾い》は1枚カットしてもよい。《超うざい調剤師》や《腐敗の卵》の方が重要な1ドロップ。《モグレイン》は良い。《リーヴェンデア》はひどい。

ぶっ壊れの凍気アグロデスナイト

人造区画・凍気バーンデスナイト

人造区画・不浄アグロデスナイト

XL・血コントロールデスナイト

シャーマン

 進化シャーマンは非常に強力であり、もっと強力な戦略のせいで失脚するまではメタの暴君のように見えていた。《怪炎の改変》の追加により、序盤からのノールの”吹っ飛ばし”が過度に安定したものになった。除去を重く搭載したデッキ(血DK、クエストプリースト)は初期の10マナミニオンを除去できるため、シャーマンに有利になれる。あるいは、凍結効果も役立つ。どちらも持っていないデッキは吹き飛ばしへの対応に苦戦することになる。

 最適化された構築では、《怪炎の改変》 を入れるために《ワイルドポーの洞窟》をカットすることになる。洞窟は特に、《フロストワームの憤怒》を採用したデスナイトに対しては悪いカードである。《寒風》はデスナイトに有効なだけでなく、ミラーマッチでも強い。

怪炎・進化シャーマン

ローグ

 泥棒ローグがデスナイトに対応するためにレナサルを採用する試みが見受けられる。この変更は不浄アグロDKに対しては有効だが、凍気アグロに対してはほとんど効果がなく、血DKや魂壺ウォーロックなどのレイトゲームデッキ同士のマッチアップにダメージを与えてしまう。デスナイトは不浄から凍気に切り替わっていくであろうから、当面はレナサルを使う意義はなく、むしろ悪化するはずだ。ラクルローグは変更なし。

 Jambreの断末魔ローグは、その少ないサンプル数から推定すると、競争力のあるデッキのように見える。進化シャーマンに対してそれなりにうまくいっているし、凍気アグロDKに激しく負けることもない。

ドラカ・ミラクルローグ

仮面なし泥棒ローグ

Jambre断末魔ローグ

ウォーロック

 Chadビッグウォーロックは強いデッキではない。とはいえ競争力が全くないというわけではなく、掲載の構築はTier3の可能性を持っているが、まだ何かが足りないようだ。楽しいデッキではあるが、安定したパフォーマンスレベルは期待しない方がいい。

 魂壺ウォーロックは高レベル帯では問題ないが、不浄から凍気アグロへの移行が問題になってきている。デスナイト環境では《生の苦悩》をダブルで運用したい。

 《フカ能はないンプ》はインプウォーロックにとって素晴らしいカードだが、凍気アグロDKがフォーマットを支配するにつれ、このアーキタイプは急速にプレイ不可能になりつつある。呪いインプも同じ問題に直面している。

フカ能はないンプウォーロック

呪い・インプウォーロック

喰らい魔・魂壺ウォーロック

Chadビッグウォーロック

メイジ

 メイジは凍気アグロDKに破壊されつつある。この圧倒的なカウンターデッキは増加してきているため、アグロメイジビッグスペルメイジが生き残れる可能性はますます低くなっている。

 山火事メイジは進化シャーマンへのソフトカウンターとして、また血DKやクエストプリーストといった進化シャーマンのカウンターデッキに対するそれなりの回答として、初期は非常に有望視されていたが、凍気アグロDKの台頭により、そうした熱狂にブレーキがかかっている。

アグロ・フロストメイジ

アスタラー・ビッグスペルメイジ

ワーム・山火事メイジ

プリースト

 アンデッドプリーストは、デスナイトとシャーマンが予想通りナーフされた場合に注目すべきアーキタイプである。このミニセットでは、このアーキタイプを試すのに良いカードがいくつかあった。

 現環境の最適構築はバーン型。《皮散なゾンビ》はカットしていいかもしれない。このデッキにそれほど多くのアンデッドミニオンが必要だという兆候はなく(この型では《腐敗の死霊術師》は良いカードではない)、このゾンビは群を抜いて最弱のカードだ。これによって、誰が見ても強いカードである《精神焼灼》を入れることができるようになる。

 このデッキで非常に強力なパッケージは《御霊伍長》/《深淵のささやき》。より速い相手との対戦では勝利に直結するプレイとなる。《虚無の欠片》を2枚採用するか、《密言・不死》を2枚採用するかという選択がある。我々は、アグロ系デスナイトに対して強いほうのカード(不死)を選んでいる。

 横並べ型はよりボードに依存するため、《フロストワームの憤怒》や《人造区画》への対処がより厳しくなる。《腐敗の死霊術師》や《精神焼灼》はここでは非常に強力なカード。今後のパッチの後で、もう一度試してみる価値があるだろう。

 エストプリーストは不浄アグロDKと進化シャーマンの両方に対する信頼できる回答なので、ミニセットの最初の数日間はメタブレイカーのように見えた。凍気アグロに切り替わったことで、事態は複雑になっている。盤面外のダメージを与えられるようになったため、不浄よりも厳しいマッチアップになる。それでも尚、クエストプリーストはメタの暴君を最も苦労させるデッキの1つである。

 《人食い》はシャーマンの序盤の10ドロップに対する本当に良い回答だが、凍気系のデスナイトに対しても有効。《フィンレー》は血コントロールDKとのマッチアップで非常に重要。

 コントロールプリーストは、クエストよりも悪い選択肢だ。信頼できるフィニッシャーがいないため、レイトゲームがより脆い。

バーン・アンデッドプリースト
横並べ・アンデッドプリースト

疫病・コントロールプリースト

メタセイヴァー・クエストプリースト

パラディン

 凍気アグロDKがピュアパラディンにとって悪夢のようなマッチアップであることは容易に理解できる。デスナイトは序盤のボードコントロールに長けている。盤面を失っても、フロストワームの憤怒をパラディンの顔面に向けて発射し、ラッシュを仕掛ける。これは決して気持ちの良いものではなく、奇跡を待つ以外にパラディンができることはあまりない。

 パラディンを助けるようなカード調整の可能性は存在しない。《キョメーター》は多くの可能性を秘めているが、感銘を受けるような構築は見つかっていない。

ターボ女伯爵ピュアパラディン

カザカサン・ドラゴンパラディン

ドルイド

 ドルイドは死んでいるようだ。ランプドルイドはデスナイトとシャーマンの重圧で完全に崩壊している。どちらの相手にも対処できるような設備は整っていない。《カバネコガネ》と《バトルグラウンドのバトルマスター》や《ロースマー・セローン》の組み合わせは有望な勝ち筋のように見えるが、ドルイドの問題はそこに至るまで生き残れないということだ。アグロドルイドも同様に絶望的。

 ドルイドがプレイ不可能だ。皆、もうガフに文句を言う必要はないんだ。

突撃・ランプドルイド

伝令・アグロドルイド

デーモンハンター

 デーモンハンターは何も得られなかった。《リーヴェンデア》/《試練場》の実験はどれもひどいものに見える。フェルデーモンハンターは進化シャーマンに負けてしまい、アグロ系のデスナイトに対しても良いマッチアップができないため、さらに悪化している。アグロデーモンハンターは削除されたようだ。

呪文遺物フェルデーモンハンター

ハンター

 デスナイトと進化シャーマンは盤面を争うハンターデッキをファームしている。ビーストハンターは《ココ掘レ1-1》が新たに獣タグが適用されるという”ナーフ”をされ、《ペット収集家》や《アズシャラのセイバー》とぶつかるようになった。スピッターハンターは崩壊した。

 しかし、もしあなたが盤面を迂回するデッキを探しているなら、エストハンターは少数サンプルながら有望だと思われる。Tier2の可能性があるが、レジェンドトップでは落ちる可能性が高い。

ラストダンスのクエストハンター

ウォリアー

 ウォリアーは終了したように見える。コントロールウォリアーは凍気アグロDKと進化シャーマンに対して少し有利なマッチアップになるように構築できるが、それ以外のほぼ全てに負ける。激怒ウォリアーはトップメタのデッキに対する答えを持っていない。このクラスは4月まで死んでいるかもしれない。

 ウォリアーのデッキは1つも掲載すべきものがない。

 

今週のメタブレイカ

 このデッキはギガぶっ壊れである。もし人生で最も簡単にラダーを登りたいのなら、ナーフされるまでこのデッキをプレイしよう。言うべきことはあまりない。

凍気アグロデスナイト

 お疲れ様でした

 

 終わりのギャグが特に思いつかないので、セコイヤチョコレートのCMを置いておきます

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