虚無層

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vS突撃!探検同盟レビュー超雑翻訳③シャーマン・ウォーロック・ウォリアー(19/8/05)

 つづき

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シャーマン

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トーテム激昂

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 ワイルドならめっちゃ強い。スタンダードでもトーテムシナジーがもっとサポートされれば強くなれるかも。今は目立たないがポテンシャルは秘めている。2点

砂嵐のエレメンタル

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 よっぽど構築がシナジーに寄せられていない限り、あらゆるシャーマンに入る。アグロオーバーロードシャーマンに必須。マーロックシャーマンにも必須。新クエストシャーマンにも必須。シャーマンやるなら普通は魔力の爆発付き2/2/2は欲しい。メイルシュトロームのポータル領域。4点

悪党同盟のトーテム

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 電線ネズミと比較相当。0/2なのは劣化で、雄叫びじゃないのでクエストシャーマンのシナジーもないが、生き残れば手先を作り続ける。また、次項目のカードによって、手先の入手手段は全部欲しいようなデッキも現れるだろう。3点

兵器化スズメバチ

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 強化SI:7。脳死で採用レベル、おそらく手先とこれで4ターン目の最強ムーブになる。手先は強い。3/3で3点ダメは強い。クエシャー組む理由には充分。4点

魔古の肉細工師

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 この手のマナ軽減カードは簡単に入れるものでもない。4体いてようやくマナ比合格。突然変異とのコンボは面白い。おそらく1~2拡張分は眠るだろう。2点

地震

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 悪くないし、横並びで耐性のある盤面もクリアできるのはえらいが、マナが重くて巨人を倒せない。能力はコンシャマに欲しいが、パワーが不十分に見える。2点

マーロックの災厄

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 こっちの呪文は巨人を処理できる。マーロックの平均スタッツは2/2なので、単独に対して使っても呪術や動物変身に相当するし、実際それらよりも汎用性がある。メイジへの強力なカウンター、メカデッキの強力なカウンターであり、自盤面の強化にすら使える。戦隊長のリスクからあまりに広い盤面に撃つのは効果が薄まるが、それ以外のほとんどの状況に有効。現環境の強いデッキのほとんどに有効。3点

両断の斧

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 トーテム激昂と似た評価。シナジーさえあれば悪くないが、今すぐにインパクトを出すとは思えない。2点。

ヴェッシーナ

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 アグロシャーマンの完璧な補強、電流火花と雷雲と組み合わせると最強。このデッキがある限りはこのカードを見ないことは無いはず。雷雲を除去しなかったコントロールをきつく戒めつつ、アグロミラーの対応力も高める。3点

水を穢せ

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 我々のクエスト採点基準ですべてのチェック項目を満たしている。クエスト達成までは、シャーマンがいつもやっていて得意な雄叫びを出していればいい。シャーマンはゲームでも最強級の雄叫びを抱えており、レイトゲームにもシャダウォックという爆弾があるため、専用構築のリスクがない。そして達成後は、デッキのすべてのカードが脅威に化ける強力なヒロパを手に入れる。サメ精霊の半分のコストで、サメと違って除去もされない。4点

まとめ

拡張カードランク:2位

クラス全体のパワーランク:5位

 最強のクラスセットをもらったもう一つのクラス。ついにシャーマンがトップデッキの仲間入りする日が来たかと思わせる。といっても簡単な道のりではないが、5位という数字は強さが真ん中という意味ではない。我々の見立てでは上5クラスのパワーは同レベルに近い。

 まず第一に新クエストが強い。低マナのミニオンでデッキを埋めながら、後半にもプレッシャーを与えることができ、ウォリアーと同等かそれ以上のバリューを生み出せる。また、クエストデッキと同等に既存のアグロデッキの強化にもなっている新カードも手に入れたし、対サイクロンメイジのベストアンサーの一つも得た。疑問符が残るのはコントロールシャーマン関係だけ。トップ環境を変えるクラスになるだろう。

ウォーロック

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邪悪な取引

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 妥当な強さ。手先生成器としては弱いほうだが、後続のカードにより作れる手先は全部作りたい。使えはする。2点

ネフェルセト・スラッシャー

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 3マナイエティは強く、悪党同盟の人事担当や病魔のハゲタカといった4マナの強力な動きへのつなぎとしても優秀。ピットロードの大幅上位互換。オーバースタッツのミニオンは早いほど良いし、デメリットもハゲタカで利用できるから。3点

悪党同盟の人事担当

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 ただのぶっ壊れ。説明不要。3マナ7/7、4マナ8/8、どちらでも見たいように見ればいい。手先は強い。ウォーロックではさらに強い。炎まとう無貌のものよりも強い。4点

炎の災厄

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 またも信じがたい強力なカード。ラファームの計略や悪鬼の輪がコントロールAoEに化けた。このカードのマナコストがあまりに安いので上記の起爆役のマナコストに関わらず大幅なテンポスイングになる。このカードが見られないとしたら遅いウォーロックが全然ダメな場合だが、それはありうる。冒涜が活躍するまで1拡張ぶんの時間がかかったことを思えば、同じことが起きる可能性はある。でも4点

腐った商人

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 面白いカードで、すぐに思いつくコンボが2つある。まず巨人のコピーでハンドロックにはありがたい。もう一つはソウルウォーデンを無限バリューにすること。問題はどちらも準備に時間がかかりすぎる。ポテンシャルはある。2点

インプァーミング

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 ダメ。暗殺よりすこし安いだけでデメリットが重すぎる。役立たずのインプは本当に要らない。1点

病魔のハゲタカ

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 ネフェルセト・スラッシャーがいなければ興味が湧かなかった。スラッシャーとこれの3・4ターンムーブは魅力的。単独でもバリューは出せるが、マナを使わず起動できるなら魅力的。絨毯抜きの重めのズーが作れるかも。2点

リフトクリーヴァー

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 ウォーロックに安定した回復の仕組みがあれば強かったが、現スタンダードには全くない。溶岩巨人や鉤手のリーヴァーがいるワイルドでは強いが、スタンダードでは入れられるデッキがない。2点

暗黒のファラオ・テカーン

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 今のズーはこのカードがガチになれるほど大量の手先を生み出せないので、強さには疑問がある。それに手先は人事担当に売り渡したい。2点

頂点たる考古学

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 この拡張で最弱のクエスト。全てのチェック項目がだめ。まず達成が一番遅い。唯一の達成加速であるどんでん返しが必要。デッキのほとんどを引ききったころようやく達成でき、報酬のヒロパは盤面に影響しない。最悪。1点

まとめ

拡張カードランク:6位

クラス全体のパワーランク:8位

 ウォーロックのカードには1つの星がある。悪党同盟の人事担当は壊れ。アンフェア。ズーを大幅に強化する。しかしそれでもズーが新環境で勝てるかはわからない。他のクラスもパワフルなカードを貰っているため。他のクラスはもうすこしカードパワーを複数のカードに分散させている。

 炎の災厄もカードとしては強いと再度言っておく。しかし玉座の冒涜がすぐには使われなかったように、このカードおよび遅いウォーロックがすぐに使えるとは言いにくい。歴史が教えるようにこういったカードを使うには強力な回復が必要。強力な回復の代わりに、何度もヒロパを使わせるクエストが来た。皮肉。

 以上より、今回もウォーロックは「ズーorゴミ」のクラスになりそう。ズーがゴミになるとは言わないが、ウォリアーが支配的である限りはトップには出られない。奇跡は期待できない。

ウォリアー

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怯える下っ端

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 多くのウォリアーで見るであろう強力なカード。これまで強い2マナがないクラスだったので。新しいストーンヒルだと思えばいい。また(自身を含む)クラスカードを発見する確率が高いので、墓所の番兵やアルマゲジロで悪さをする助けにもなる。3点

バタバタミイラ

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 強力。急襲で一体に6点でも、二体に3点ずつでも与えられる。現行の急襲パケ(民兵指揮官、お触れ役、ジリアックス)に追加し、どのウォリアーデッキにも組み込める。つまりクラスの定番。3点。

ヨロイのごんたくれ

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 すごく遅くてすごく弱い。装甲が欲しいならもっといいカードが他にたくさんある。1点。

いざ出陣

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 想像上の挑発ウォリアーでは強いが、デッキとしてものになるには弱いミニオンを含めたかなりの量の挑発を構築しないといけない。かなり専用の構築でないと見られないため、出会う機会は少ないだろう。2点

怒りの災厄

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 ナイスな全体除去だが乱闘とスーパーコライダーで充分。旋風剣や出陣の道で起動しなければいけない分それらよりも遅い。出陣の道は別の使い方で必要だし、旋風剣を構築したくはない。1枚刺しならありうる。2点

墓所の番兵

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 メカじゃなければこれほどハイになってはいなかった。メカだということはブームで急襲がつくのですごいテンポスイングになる。これなら多少の枠を挑発バフに割いても戦える。いざ出陣と違って、専用構築を組まなくてもいい。3点

ツーデンランス

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 他のクラスなら壊れ扱いだったが、ウォリアーは盤面構築に興味がないのでそれほど手先が必要ない。手先のバリューも、我々は既に別の強力なバリュー生成を持っているので不要。2点

血盟の傭兵

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 内なる怒りや暴走などのいわゆる激怒メカニクスに注力した、よりアグレッシブなウォリアーを組みたくなる強力なカード。内なる怒りと傭兵のコンボは最速で3ターン目に発動でき、ダメージを蓄積させられる。基本的には3/3のおまけがついた3マナの無貌の操り手、これは多少不利な条件があっても非常に強い。最高評価でないのは、現在のように遅いウォリアーが充分強い環境では早いウォリアーがあまり活躍できないから。3点

アルマゲジロ

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 おそらく弱いであろう挑発ウォリアーにとってのコアカードとしてではなく、ただ墓所の番兵とジリアックスをバフするだけのカードとして考えてみよう。アルマゲ、狂気の天才、からの番兵のマナカーブ通りの動きは一考の価値あり。また怯える下っ端から足りないパーツを持ってこれるのでコンボが安定するはず。3点

システム改竄

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 狂気の天才を引けばもっと強いヒロパが手に入る。報酬も弱く、達成のために必要な構築も弱い。少なくとも4月までは見ない。1点

まとめ

拡張カードランク:5位

クラス全体のパワーランク:1位

 嗚呼、狂気の天才であらゆる盤面を処理する悦びよ。大きなミニオンはランダムに生成したデバステイターで処理。ハイランダー使いがランプをこすりたければ爆弾を投げ込む。現状既に強いウォリアーのアーキタイプにこの拡張のカードが数枚追加されればさらに安定度が高まるだろう。全く新しいアーキタイプも作れるが、既存のデッキこそがウォリアーを頂点に導く。

 メイジが注目を引いているが、真のパワーテストは新しいデッキをブームにぶつけて耐えられるかのテストである。今のリソースバトルの支配者はウォリアーであり、このクラスに継続的なプレッシャーをあたえる手段がないのなら、中央を歩く資格はない。6日の革命を待つ。