vSドラゴン大決戦事前カードレビュー雑翻訳②(プリーストローグシャーマンウォーロック)(2019/12/7)
つづきです
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- 4:メタを定義する、非常に強力、間違いなく使われる。壊れ。
- 3:とても強く、おそらく使われる。ナイス。
- 2:まあまあ強い、ニッチ枠、場合によっては使われる。OK。
- 1:使われそうにない。ダメ。
プリースト
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悪党のささやき
悪くないカードだが他のクラスにいたほうが輝いた。ローグとか。0マナ呪文なので火霊術師やショニアと組み合わせられるが、プリーストは手先をあまりうまく使えない。かつてのノミプリーストのようなサイクル重視のデッキなら使えるだろうが、他のデッキでは使い道がない。2点
すごくバリューの高い1マナドロップ。他のクラスならぶっ壊れだったがガラクヒロパが遅くて盤面に干渉しないプリーストなので許された。ガラクロンドプリーストをやるなら疑問なしで採用する。3点
墓のルーン
コンボの可能性の塊。魅力的な組み合わせは凄惨な再生師で、一気に3体コピーが並ぶ。新カードでプリーストの得意技となったマナ軽減を絡めればさらに刺激的に。肉食キューブの再来となるか。3点
無限竜の息吹
3マナで全体2点のAoEは複数あり、構築に採用されてきた(火山ポーション、悪魔の火)。このカードはドラゴンシナジーで相手だけにダメージが入るおまけつき。非常に強い。最低限でも強い、上限なら信じがたい強さ。悪いわけがない。3点
クロノブレイカー
ダスクブレイカーの変形。雄叫びではなく断末魔になったのは大きい。挑発持ちでないので、相手は無視しやすく立ち回りやすい。あまりに遅く、不器用で、相手だけとはいえ使えない。1点
時間断絶
暗殺に祈願がついて追加コストなし。プリーストには大きい。無条件の除去でもあり、密言を抜いてよくなった。ガラクロンドを使うならこれも使う。3点
ラズールの使い
固い2マナドロップで、グリマールートを思い出させる能力。(※よく見ると全然違う能力です。)しかし問題は何のデッキに入るか。プリーストのミニオンはシナジーによって本領を発揮するが、これにはそれがない。性悪プリーストのような店舗重視のデッキなら入るかもしれない。2点
運命の紡ぎ手
ガラクロンドデッキの強すぎる報酬。ガラクヒロパとの相性もいい。ひょっとするとプリにおいてはガラクそのものよりも強力なガラクデッキのツールかもしれない。より強くて軽いソーリサンが2枚積めることで終盤にふざけた強さを発揮する。3点
精神を剥ぐものカーラージュ
究極のテンポ3ドロップ。ディレイのある無貌の操り手。マナカーブ通りに相手の小さいミニオンを選んでも強い。レイトゲームになると非常に凶悪になる。問題は万能なわりにプリースト自身のゲームプランには関与しないこと。単独の強さによって、穴埋めの役割を果たす。3点。
無限のムロゾンド
相手の雄叫びは繰り返さないと気づくまでは壊れに見える。呪文をとなえ、ミニオンは召喚する。よって実際に使うとあまり強くない。何もしなかったり、味方に害する場合もある。クールなデザイン、疑惑のパワーレベル、勝てる能力ではない。8マナのレジェンドとしては物足りない。2点
名状しがたきガラクロンド
プリのガラクロンドはテンポや序盤のコントロールの面では最弱だが、バリューでは最強。すなわちゲームが長引くほど強くなる。ヒロパによる無限のミニオン供給で最終的に相手を圧倒する。さらにスタッツやコストに罰のないクラス専用祈願カードによって弱点をカバー。そして最も重要なのが運命の紡ぎ手で、それを中心にデッキが組めるほど強力なガラクロンドデッキのツール。4マナソーリサンはリアル。3点
まとめ
・ドラゴン大決戦ランク:6位
・総合パワーランキング:5位
いい点も悪い点もある。おそらく一部のプレイヤーは新拡張でプリーストは死んだと考えているが、我々は彼らよりは高めに見積もっている。ガラクロンドを含め、未知数な要素が多いことが原因と思われる。
少なくとも一部のカードは隠れた力を発揮すると信じている。プリーストのガラクロンドはヒロパが無限バリューなので消耗戦向き。この手のデッキがあまり好まれないのは、ひとえに明確な勝ち手段がないから。
運命の紡ぎ手の存在を忘れてはいけない。最終的にはこれがMVPという可能性も高い。ガラクロンドと耐久戦をしていると思ったら突然コンボが飛んでくる可能性もある。
さらに、あの素晴らしいコンボプリーストが返ってくる可能性もある。直接的なサポートは受けていないが、カーラージュといったテンポカードの追加は一考の価値あり。
結果的に、プリーストが支配することはないだろうが、存在はしており、OTKを狙ってくるだろう。気を付けよう。
ローグ
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ブラッドセイルのスカイ賊
恐るべき1マナドロップで、ローグ版のファイアフライと呼べる序盤の効果と安定性。あらゆるローグのデッキが興味を持つだろう。ローグが序盤にやりたい需要を完全に満たしている。アグロ海賊デッキには完璧に合う。コンボ、クエスト中の冒険者、エドウィンの超優秀な種。ファラオ猫よりも強い可能性すらある。3点
ガラクロンドを讃えよ!
祈願カードとしては弱い。しかし重要なのは事実上1マナの手先生成だということ。これは断るべくもない。ガラクロンドを使うならこれも使うし、うまく使えるだろう。トレード、ダメージ、その他強力なプレイの後押しに。2点
蝋竜の息吹
(再三ですが誤訳です。)強力なドローエンジン。ご主人様の呼び出しよろしく、3マナ3ドローは強い。さらにこのクラスには段取りもある。唯一の問題はドラゴンを採用しなければならないことで、ローグは唯一レジェ以外のクラス用ドラゴンを与えられていないため中立でやっていかなければならない。3点
ドラゴンの宝の山
血の復讐・故買屋の起動として優秀。テス・グレイメインとのシナジーによりクエストローグにも入る。しかしテンポローグには既に充分強力なカードがあるのでいらない。新拡張でクエストローグの強さにも疑問がある。ほぼこのカードくらいしかアップグレードがない。他のデッキにはぶっ壊れが配られている。
刻まれし運命
ローグ用の祈願カードの強いほう。生存率を上げてくれる。2,3ターン目のほとんどのミニオンはこれで倒せる。素晴らしいのはミニオンを除去しつつ手先が手に入っていることで、充分なバリューでのちのちのテンポに繋がる。ガラクデッキに必須。3点
密航者
シャッフルを使うローグすべてのゲームを変える。ワクサドレッド、死の影、ホッパーなど。ワイルドではファルドライ・ストライダー。残念なのはこれらのデッキがどれも新拡張で強そうにない事。シャッフル系ローグはずっと弱い。学術スパイたちに聞くとよい。2点
ネクリウムの薬師
断末魔を中心に組んだローグにおいて非常にポテンシャルが高い。突出した使い方は2つ。まずワクサドレッドをサーチしつつロウソクを増やすことができる。メカチビドラの断末魔を獲得すれば非常に強いミニオンになる。より強力な断末魔があれば間違いなくコアカードになったが、今のところはあるものでやっていくしかない。少なくともある程度はやれるだろう。3点
陰の殺し屋
大いに壊れている。ローグがガラクロンドを使う大きな理由になる。3マナ返ってくるので実質1マナ3/3。さらにコインというかたちで返ってくるのでローグとはめちゃ相性がいい。たとえば殺し屋からエドウィンは2枚コンボで最速4ターン目に合計26点分(3/3&10/10)出る。冒険者も育つ。マナがあればなんでもできる。3点
ワクサドレッド
まずコストよりもスタッツが高い。5マナ7/5は極めてアグレッシブであり無視できない。断末魔も考慮に入れれば、非常に面白い新デッキの中心となるカード。新拡張にもサポートが多い。このカードを複製するワックスローグは果たして強力なのか。ロングゲームでは強いが、この断末魔はスローで安定度も低い。理論上は他にも強い戦略はたくさんある。ローグは通常ゲームを長引かせたくない。2点
フリック・スカイシヴ
デッキ・手札破壊も兼ね備えたヴァイルスパインスレイヤーの変形。オアシス・サージャーや墓所の番兵といった複製ミニオンへの強力な回答。トレントなどのトークン相手にはAoEにもなる。手札のフループを破壊できるのでコンボ妨害にも。単純に増やされたくないミニオンへの単体除去にも。そしてそもそも暗殺に4/4がついて6マナはテンポプレイとして強い。ローグがこれを見逃すとは考えにくい。3点
這い寄る悪夢ガラクロンド
ローグのガラクロンドの雄叫びは相手を焼き尽くすのに最適。アルカナイト・リーパーを装備しながら4枚ドローして0マナ化はあまりに圧倒的であり相手は死ぬ。最大強化のガラクロンドはワンダーワンドをもった強盗王トグワグルより強く、その意味を我々は知っている。加えてガラクヒロパも、いくら手先があっても足りないローグには相性がよい。最大の弱点は祈願中で、祈願そのものは盤面に影響がなく、手先はスタッツが低い。くわえて中立の祈願カードはどちらもテンポパワーが低く、ローグにはうれしくない。3点
まとめ
・ドラゴン大決戦ランク:4位
・総合パワーランキング:2位
ローグの新カードは想像を刺激し、様々な可能性を示唆している。どのカードも絶対にトップの強さであるとは言えないが(薬師とガラクロンドはほぼそうだが)、しかしどのカードも強力で、アップグレードであり、欠けていた最後のピース。
現在大いに成功しているテンポローグはガラクロンドを組み込むことで、よりレイトゲームも脅威になるだろう。序盤の安定を捨てるのは大きな犠牲だが、可能性は大きく、探る価値がある。無限の手先供給と大量のマナ踏み倒しは明らかに相性がいい。
断末魔ローグはメタにおいて位置を獲得することにずっと失敗していたが、ネクリウムの薬師がすべてを変えるかもしれない。
海賊もまた大きく復帰した種族。多くの人々がウォリアーを見ているが、アグロローグもまた参加する力はある。海賊デッキならだれもが欲しがる強力な1マナドロップも手に入れた。
とりあえずはこれらのデッキが強そうに思えるが、ローグはまだまだ隠し玉を持っている。最悪の予想は柔軟性があまりに高すぎ、良い選択肢が多すぎて、結果的にぜんぶ崩壊すること。2,3体が生き残り、そのうち一体がトップに近づく。これがローグの日常。
シャーマン
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霜の加護
ガラクヒロパが2/1急襲エレメンタル召喚なのを考えればかなり強力なテンポ呪文。相手の序盤をかなり遅延させられるし、中盤以降でも大型を足止めできるので腐らない。3点
荒々しい嵐
アグロシャーマンは現在、使える1マナドロップが1枚しかないにもかかわらず強力。これが2枚目となり、しかも強力。トンネルトログほどの成長ではないが、スタンダードの1ドロップで最大の体力を持つミニオンの一つ。3点
スコールハンター
ちょっと退屈なカード。ドラゴンシャーマンはおそらくスローなコントロール寄りのデッキになるが、スタッツが売りのミニオンはあまりいらない。スペルダメージは除去と組み合わせて強いが、これをあえて出すのは尻込みすぎ。呪文ダメが欲しければより軽くて使い勝手のいいサルノスなどを入れると思う。2点
嵐の怒り
アグロシャーマンという現時点で最強のデッキが、蓮華紋にオバロシナジーがついてカエルの精霊でサーチできる呪文になって現れた。言葉通り強い。雷雲とのコンボはあまりに圧倒的。すでに強いデッキにこれほどのサポートとは。4点
雷竜の息吹
起動すれば3ターンめのフレイムストライクであり、はじめは興奮したが、結局シャーマンのドラゴンはあまり強くなかったので考え直した。コントロールドラゴンシャーマンが使われるならこれも使われるだろうが、ほかには使いようがない。2点
堕落した精霊使い(危険文士)
ダブル祈願カード。シャーマンのガラクロンドが強力なテンポスイングをもたらすならば強い。そして実際もたらす。最強の祈願カード。高速でガラクロンドが成長するだけでなく、2/1急襲も2体召喚されるので盤面も取れる。4点
大叢雲(天叢雲)
さらに追加のアグレッシブなオーバーロードシナジー持ち。ただしオバロマナを条件とするため(同じターンにバチを使う場合をのぞき)実質5マナよりも重い。炎の大地のポータルの上位互換とでも見るべきか。3点
竜牙の精霊
オアシス・サージャー級のカード。5ターン目の5/6挑発2体は早い相手に対しては勝ち宣言だし、遅い相手に対しても大きな脅威。また起動も非常に簡単。ただコインがないかぎり、マナカーブ通りに出しても起動しない。4点
バンダースモッシュ
完全なるネタレジェ。手札で腐りがちでパワーも不安定。バニラ5/5よりも弱いレジェンドはたくさんある。運よく良いレジェンドが当たったとて、それを軸にデッキを組んでいるわけでもないので勝ち筋にはなりえない。1点
ニトホッグ
ドラゴンシャーマンにあまり興味が持てない理由。有利な状況で出せば強いが、不利な状況で出しても割られて終わり。もちろんダメージを吸ってくれるという見方もある。しかしそのために6マナ5/5を出しているのでは意味がない。アグレッシブでないデッキにおける、有利をさらに有利にするカード。悪い予感しかない。1点
天変地異のガラクロンド
シャーマンのガラクロンドが最強のガラクロンドだと考えている。理由はシンプルで、能力が一番前倒しだから。レイトゲームに役立つ能力は持っていないが、その代わり瞬間火力が非常に高い。堕落した精霊使いという最強の祈願カードを持っており、最大アップグレードも容易。ボードコントロールにおいて最強のヒロパ。最強で最速の報酬カード、竜牙の精霊がある。変身時の雄叫びは唯一、盤面構築と処理を兼ね備えている。8/8急襲2体に武器もついて7マナ。狂っている。
もちろん、ガラクロンドはドロー能力もバリュー系のヒロパも持っていないため、尻すぼみになっていくだろうが、その前に試合が終わるだろう。あるいはシャダウォックでもう一回このふざけた雄叫びを繰り返せばいい。
まとめ
・ドラゴン大決戦ランク:1位
・総合パワーランキング:1位
「金持ちはより金持ちになる」ということなのか。現在最強のクラスが最強の新拡張で最強のクラスカードを受け取っている。
まず5クラス中最強のガラクロンド、完全に盤面のコントロールに集中した能力。そして関連カードも非常に強力であり、シャーマン達が舌なめずりをしている。
そして現時点の環境で最強のデッキ、アグロシャーマン(ちなみにウサギ進化がなくても強い)。がオバロ付きの盤面バフを手に入れてしまう。デッキを構成するすべてのカードが最強レベルになってしまう。
そしてクエストシャーマン。もちろん進化が消えたことで、アグロシャーマンとは異なりパワーはだいぶ下がった。しかし中立の無貌の変性者の追加により、シャダウォックが再びループできる可能性が出てきた。この小さいが確実なアップグレードによって、レイトゲームはより良くなるだろう。
これ以上は考えずとも、すでに複数のアーキタイプがトップに立つ可能性を持っている。そんなクラスは他にない。シャーマンストーンチャプター4なのか。
ウォーロック
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炎の雨
小型地獄の炎、顔にも飛ぶ旋風剣。悪いカードではないが、これだけでアグロの盤面は除去できないため、あえて構築するには理由が必要。2点
悪鬼の秘跡
ウォーロックのガラクロンドは唯一完全にアグロ戦略を推進する能力で、このカードはそのヒントになる。ガラクロンドのヒロパは1/1のインプを2体出すもので、このカードも2体出してから攻撃バフがかかる。からの盤面に撃てば2体の2/1を出す呪文を意味するが、これはアグロデッキの呪文としては最低の部類。仮にこの呪文で他のミニオンもバフできたとしても、より盤面構築に重要な体力はバフされない。結果、これは無能で役に立たない呪文。1点
奈落の召喚師
ハンドロック系のデッキで攻めにも守りにも強力なミニオン。性悪な召喚師に近いが、これのほうが構築の制限がずっと緩い。また報酬もはるかに安定しており、確定で挑発がつく。ハンドロックがメタに定着すれば、かなり強力。3点
冥竜の息吹
2マナ4ダメージはおかしいし、生命奪取もついているのでさらにおかしい。ウォーロックは回復と序盤の除去に飢えていたので、上手く利用するだろう。これ1枚でもドラゴンウォーロックを使う理由になる。トワイライトドレイクがずっとウォーロックの友達だったことを考えれば案外難しくない。他にも、このクラスと相性のいいドラゴンが何枚かある。4点
ドラゴンブライトの狂信者
祈願を含めて、ちょっとだけ強いマイクロロボ操縦者。しかしこれで作れる盤面はあらゆるAoEに弱い。たとえ充分並んでいるところに出して攻撃力が大きく上がっても、1点で死ぬ。遅いデッキなら多少は弱いミニオンを入れてもいいが、アグロにその余裕はない。1点
熱狂のネザーウィング
新しいダスクブレイカー。5マナ5/5に地獄の炎(4マナ呪文)がついてくる。きわめて強力であり、やはりドラゴンウォーロックは可能だと思わせる。盤面を除去しながら大きなミニオンを出せるのは、守りから攻めへの転換点を作りたいハンドロックにとって非常に都合がいい。3点
空を覆う暗黒(暗黒流れ星)
冒涜を思い出す。大展開されると除去できないが、序盤の除去としては極めて有効。2ターン目のタップで3ターンめのこれが7~8ダメージ(コインの有無による)になる。断末魔で召喚されるものなどを含めほとんどの序盤をこれで処理できることを意味する。もちろん、単体の大型にも有効。早くなった火山噴火。3点
面隠す信奉者
起動すれば非常に強力。攻撃的なスタッツにドローもついているため、継続的にダメージを与えたいデッキと相性がいい。これの点数が低いのはこのクラスの他の祈願カードが弱いから。利用するために支払うものが大きすぎる。さらに、4ターン目までに2回祈願できている確率が非常に低いのも痛い。1点
ヴァルドリス・フェルゴージ
逃げ足からの魔力の暴帝。7マナ1枚では破格の性能。さらにハンドロックに向いたおまけ効果もついており、手札が満タンに近くてもプレイしやすい。アグロ系も含めてほとんどのウォーロックが使うだろう。単にリソース補充としても使える。シナジーがなくても強い。3点
歪みしものゼラク
明らかにいいカード。相手のターンでも発動するため、返しで死なない限り挑発持ちと同等。早い相手にはすべてのダメージを吸収する壁になる。遅い相手でも、ライフタップで6/6が出るので無視はできない。さらにドラゴンでもある。3点
邪悪の化身ガラクロンド
ウォーロックのガラクロンドが5枚の中で一番単純。祈願カードは最弱。すでに有利でないと使えない。ヒーローパワーは除去・ダメージでもなければバリューでもないため最弱。ゆいいつ雄叫びが盤面生成に関するものだが、相手の盤面には何もしないため、ガラクの中では雄叫びも弱い部類。(ウォリアーのよりは強い。)しかもランダム。悪魔種族のスタッツは本当にピンキリなため、効果が不安定。
実際かなり弱くデザインされているとしか言いようがない。悪魔といえど8/8のジャンボインプから0/1のブラッドインプまである。結論、このヒーローカードはがっかり性能であり、構築の中心にする価値はなく、有効性すらも疑問。1点。
まとめ
・ドラゴン大決戦ランク:8位
・総合パワーランキング:9位
邪悪の化身ガラクロンドに何かを見出したものもいるだろうが、我々には何も見えない。非常に大きくパワーアップした環境の中で、ズーが以下の方法で果たして復活できるだろうか。
- あまり強くない祈願カードを入れる。盤面を取るのが大事なデッキなのに。
- 8枚の祈願カードのうち4枚を消費してヒーローカードをアップグレードする。コントロール相手に勝ちたければ10ターン目まで長引かせてはならないことを思い出してほしい。こちらには除去もスイングもない。
他のガラクロンドデッキには成功の道があるが、ウォーロックのクラス用祈願カードはきわめて奇妙であり、これを採用して遅いデッキを作るのは歪んでいる。確かにヒロパと炎の災厄にはシナジーがあるけど。
しかし、すべての希望が絶たれたわけではない。ハンドロックが手に入れたカードは非常に好ましく、アーキタイプとして使えるものになるだろう。すばらしいAoEや除去をドラゴンシナジーで手に入れた。主な問題はあまり多くの回復を手に入れられなかったこと。冥竜の息吹は素晴らしいが、ハンドロックはもっと深く掘らねばならない。
ウォーロックはどん底から抜け出せるのか。チャンスは大きくない、ほかのクラスのほうが明確に怖いが、少なくとも一つは武器が手に入った。