vSドラゴン大決戦感想記事②雑翻訳(2019/12/2)
葛根湯ってちょっとハイになる物質入ってますよね
https://www.vicioussyndicate.com/descent-of-dragons-more-thoughts/
画像そこそこあり。
前回記事につづき、次の拡張で影響力が高いと思われるカードをピックアップしていく。もちろんまだ全カードは公開されていないので、この記事は最終意見ではない。カードの評価は環境とのかかわり抜きでは語れないもの。いいれいがサバクウサギで、突然進化が帰ってくるまでは全く使えないカードだった。つぎの週末には全カードプレビュー記事で、拡張の全カードを詳細に評価し、可能な相互作用をできるかぎり考慮し、パワーレベルを予想して最強クラスランキングを作る予定。
新デッキは生まれるのか?
公開されたたくさんのカードが興味深いポテンシャルを秘めているが、その一部は他のカードが分からないと本当に測定不可能。
イセラはいい例。表面上はドラゴンドルイドデッキの強力なレイトゲーム。よって夢竜の息吹や洪水とのシナジーは見た目にも明らか。また、クエストドルイドに入れることも可能で、ファオリス王やシェフノミと似た効果を期待でき、フループでコピーすれば強力。問題は重い事、そして即座に盤面に影響する能力がない事。またそのターンの脅威ではないという点ではファオリスやノミとも違う。
ヴェラナスは見た目アメージング。6マナ7/6で相手だけ平等が付いている、強い。問題は二つ。ひとつめの問題は除去とのコンボが難しい事。最善は砂漠の槍を持った状態でこれをプレイし、2体除去できることだが、それ以外の方法はもっと多くのマナコストを要求し、出番があまりにも遅い。ふたつめはこれが獣でないことで、すなわちご主人様の呼び出しとアンチシナジー。呼び出しが使えないデメリットを打ち消すにはもう少し強みがほしい。ハイランダーに入れても雄叫びを活かせる確率は低い。
シェンヴァーラはサイクロンメイジにぴったり合う。ターン3には倒されにくい高体力で、弟子と組み合わされば勝ち確も見える。問題は現拡張のサイクロンメイジがすごく弱いため、レジェ1枚では復活に足りないこと。よってまだこのカードの評価もできない。
多くのプレイヤーはネタカードだと考えているが、大きなポテンシャルを秘めていると言いたい。勇者の目覚めによって4ターン目までにはかなり安定して引け、現在でもたまに見かけるビッグ・決闘パラディンで使うことができる。ノズドルムと相性のいい遅延・安定の道具をパラディンは多く持っているが、おそらくもう少しあったほうがいい。
非常に強力なレイトゲームの根幹になるかもしれないし、完全にネタかもしれない。答えはローグがワクサドレッドをコピー、シャッフル、ドローしながら生き残ることができるかどうかにかかっている。サポートになるカードはすでに数枚公開されている。
カードシャッフルを利用するローグのデッキにとっては密航者はゲームチェンジャーになる。しかしヴァリーラの夢世界では、これらのカードをさらにうまく使える強力な断末魔もちのドラゴンがいる。
このカードの成功は他にハンドロックのカードが来るかどうかに依存する。が、とりあえずこのカードはハンドロックにぴったり合う。召喚される悪魔が挑発を持っていることが大きい。挑発によって、攻めとしても守りとしても強力になる。ハンドロックがものになったら、このカードは性悪な召喚師よりも強いだろう。
これは壊れ。3マナ6ダメージ武器で3枚ドローは見過ごせない。ウォリアー版ぶんどり部隊と言っていい。かつてローグを大成功に導いた悪辣な海賊&南海の甲板員との相性も非常にいい。しかし疑問なのは現在のスタンダードにその海賊パッケージが入れられるウォリアーのデッキがあるのかということ。ウォリアーのカードには謎が多い。それもあと数日で分かる。
静かなるメタブレイカー
3マナの除去として単純に強い。シャドウボルトと同等のダメージを出せ、さらに急襲(実質次の除去)ドローもついている。このカードを採用しない理由を見つけるのは難しく、ほとんどのデッキが採用できるはず。
彫り師ソリアの上位互換。メイジがあらゆるデッキにドラゴンを採用するだけの理由になる。ナーフ前の性悪な召喚師と創造の力の組み合わせにたとえられる。現在のナーガの砂の魔女よりずっと強い。
メイジでのドラゴン採用にまだ迷いが? 2マナ呪文2つ分の効果をもつ1マナ呪文、どう思う? たった1マナで序盤のミニオンを倒しながらカードアドバンテージを得る。強い。
歴代ローグ最強カードのひとつ、ヴァイルスパイン・スレイヤーと同等の強さ。4ターン目コインから使えないのは弱みだが、コンボが不要なのは強み。特にドルイドには非常に強い。オアシス・サージャーへの最大の回答であり、同時にコンボ妨害にもなりうる。手札で変身したフループも破壊の対象になるため。
一瞬人畜無害に見える。しかしテキストをよく読み直し、相手のターンでも起動することに気づいた瞬間評価が逆転する。実質、返しのターンで殺せる場合を除き、挑発を持っているに等しい。早い相手に対して、すべてのダメージを吸収する足止めになる。
単体除去、AoE、そして自身が大型の脅威、すべての要素を持っている。あまりに万能なため、除去を考えるウォリアーなら全員が採用するだろう。さらにドラゴン種族つき。
そして全然静かでないメタブレイカー
歴代最強の拡張における歴代最強のカード。もし貴方が仮にもまだドラゴンが強いか疑問だったとしても、このカードが最後の疑問を打ち砕く。拡張全体を見たときいろいろな理由で危険なカード。スタッツのペナルティなしで、勝ち確の能力。いまやすべてのドラゴンが最低でもこのカードとシナジーを持っており、このカード抜きでラダーに来るドラゴンデッキなど存在しないだろう。そして「最も不満を言われるカード」の頂点に立つことも間違いない。採用のリスクがほとんどなく、我々はまだこの効果に条件がないのが信じられない。