虚無層

exit from society

vS154(ガラクロンドの目覚め第3週)雑翻訳(2020/2/13)

 飲みラッシュで遅れました。そして二日酔いなので誤訳してたらすみません。

https://www.vicioussyndicate.com/vs-data-reaper-report-154/

クラス・アーキタイプ使用率解説

 第4章が数日前にリリースされたことで、ガラクロンドの目覚めの全カードを含めたメタの分析に近づいている。普段通り、今回は前週の第3章のメタを分析する。第4章のカードは複数のアーキタイプで非常に強力になる可能性のあるものがいくつかあるため、今回のレポートでは各クラス分析のセクションでクラスの未来についてのアドバイスを追加した。

第3章はメタにまた新たな大変化をもたらし、今度はハンターが最大の勝者となったようだ。非常に成功率が高く多様なデッキを持ったハンターは、高レベル帯でドルイドとローグの両方を上回り、使用率はランク4-1で60%、レジェンドで90%も増加。非常に壮観。

 ロットネスト・ドレイクはもちろんハイランダーハンターへの関心を高める大きな原因となったが、新しいアグロ型のアーキタイプ、ドラゴンハンターをも生み出した。ドラゴンハンターはまだ実験段階にあり、関連データは最初の1週間ではあまり参考にならないが、潜在的なパワーレベルは推定できた。クエストハンターに関しては、空賊大将クラッグのおかげで、人気増加のために必要な「広告」を手に入れた。ここ数週間で、クエストハンターがトップティアデッキであることをすでに示してきたが、プレイヤーベースにはほぼ無視されてきた。クラッグのおかげでクエハンはもう無視されないだろう。

 第2章でのドルイドブームはローグの劇的な減少を引き起こしたが、第3章のハンターブームはゆるやかな減少を引き起こしている。ガラクロンドローグはレジェンドの中で最も人気のあるデッキとして確固たる地位を築いているが、ハイランダーローグは少し不安定に見え始めている。ガラクロンドローグには重要な変化もある。バザールぶんどリャーを使用することでクエスト関連カード(クエスト中の探検家、認可冒険者、空賊大将クラッグ)を有効にする新しい型が登場。これについては後で説明します。

 盛者必衰、それがでっか化ドルイドの物語。先週はデッキが飽和状態になったと説明したが、今回使用率が劇的に低下した。ランク4-1で40%、レジェンドでは65%も低下する。興味深いのは、高レベル帯でのクエスドルイドの急上昇。レジェンドでは最も人気のドルイドデッキになった! 新しいドラゴンなしタイプは非常に有望らしいと先週言ったが、アーキタイプの主流になった後も引きつづき成績を監視していきたい。

 先週のメタブレイカーであるメカパラディンの活躍が大幅に増加。レジェンド外ではさらに増え続けており、ドルイド・ハンターとの強力な対戦を楽しんでいる。ただレジェンドではやはりローグが多いので控えめ。

 ウォーロックは多様性が損なわれつつある。ハンターメタで安定することができたのはコントロールウォーロックだけだった。ハンドロックはほぼ消滅し。ズーは崩壊の兆候も示しているが、少し考える余地がある。後述。

 ハンターとドルイドだけでなく、プリーストにも変化が起きている。クエストを抜いたガラクロンド復活プリーストがアーキタイプを引き継ぎ始めており、デッキが通常使われないレジェンドでさえ、この型は関心を集めつつある。

 メイジ、ウォリアー、シャーマンは停滞しており、彼らについて話すことはほとんどない。ハイランダーメイジ、ハイランダーウォリアー、ガラクロンドウォリアーは、最近、ラダーの選択肢として弱いということが証明されていますが、シャーマンにはそれすらもない。

パワーランキング解説

https://www.vicioussyndicate.com/drr/vs-power-rankings-data-reaper-report/

 現時点ではクエストハンターがゲームで最高のパフォーマンスを発揮するデッキ。先週すでにTier1だったが、空賊大将クラッグが追加されたことで勝率がさらに向上。クラッグはデッキとの相性が最高であることが証明されている。

 ハンターの選択肢はあまりに潤沢。ハイランダーハンターは全レベルで優れたパフォーマンスを維持しており、ドラゴンハンターは来週のパワーランキング表のTier1にいる可能性が非常に高い。フェイスハンターはクエストハンターに対する唯一のハードカウンターだが、今週のデッキ勝率は特定のハードカウンター(メカパラディン、復活プリースト)の数が増えたことにより低下した。

 メカパラディンは順調に強さを維持しており、エサの1つであるでっか化ドルイドの減少にもかかわらず、Tier1から脱落していない。このデッキは、特によりアグレッシブなハンターに対して優れた性能を発揮するため、現在のメタで成功している。

 ガラクロンドローグはでっか化ドルイドの衰退を楽しんでいますが、後述の別のドルイドデッキが流行する可能性が心配。現時点では、クエスト型の人気が高まっているせいでラダーでのパフォーマンスはわずかに最適ではないものの、全レベルで依然としてTier1。ハイランダーローグは50%を下回ってクラッシュ。すべてにおいてガラクロンドローグの下位互換であるため、メタに居場所があるのか、私たちは疑問を持っている。

 でっか化ドルイドは過剰に使われていたが、その熱が失われ、勝率も全レベルで劇的に低下した。これは、メタ全体の敵意の増加(メカパラディンの増加など)、対ドルイドテックカード(ドラゴンモーの密猟者)の人気の増加、ガラクロンドローグ(まだドルイド有利だが、高レベルほど五分に近づく)などトップデッキの多くに対する成績の悪化などが組み合わさった結果。

 現時点ではトークドルイドドルイド内最高勝率を示しているが、クエスドルイドは最終的に最強のDruidデッキになる可能性があると考えています。とにかく勝率が歴史的な急上昇を見せている(レジェンドで1週間以内におよそ4%も上がっている)。この勝率上昇は現在も続いており、今回のスナップショットでは残念に見えるものの、これは毎日急速に改善している。ガラクロンドローグに対する最強のカウンターになりつつあり、来週のレジェンドで勝率ティア1になっていても全く驚かない。理論上、この急増を止めることができるのは、飢える陰獣フェルウィングの到着だけ。

 復活プリーストはラダーの大部分ではまあまあいけるが、それでも対ローグのせいでレジェンドラダーには連れて行きたくないデッキ。

 歴史的な勝率の上昇の話をしたが、歴史的な崩壊はどうだろうか? 今週ズーウォーロックは、ハンタークラスがトップになる大型メタ変化によって破壊された(ズーはすべてのハンターデッキに対して非常に弱い)。表には示されていませんが、ハンドロックのパフォーマンスも同様に崩壊しており、デッキは消滅した。コントロールウォーロックは相対的に見ればまだ生きているが、やはり弱体化している。第3章はグルダンの時間ではなかった。

 ハイランダーメイジは第3章の犠牲者。カウンタークラスであるハンターがメタの頂点に上がったため。これ以上なく悪い状況。

クラス別分析

ハンター

 ガラクロンドの目覚め第3章でロットネスト・ドレイクと空賊大将クラッグが導入され、すでに非常に成功していたクラスをメタの帝王に押し上げた。ハンターにはラダー最上位で戦えるアーキタイプがいくつもある。

 ハイランダーハンターはロットネスト・ドレイクを採用し、このカードはすぐに最強であり脳死で採用できることが分かった。必殺の一矢はすでに良いカードで、たった2マナで6/5のボディが付くのはおかしい。ブームピストル無頼は実際にはそれほど強くなく、あまりに圧倒的な数のローグや他のガラクロンドのデッキ(ウォリアー、ウォーロック)に出くわした場合でないかぎり、テック採用はされない。これらの対戦以外では非常に弱い。リロイをテック枠からフレックス枠にアップグレードした。これは、ますます増えているハンターミラーで重要なリーサル争いに役立ってくれるため。最も人気のある対戦相手が断然ガラクロンド・ローグとでっか化ドルイドであったときには、あまり効果的ではなかった。

 ロットネスト・ドレイクは、非ハイランダードラゴンハンターの実験にも火をつけた。このアーキタイプはかなり高いプレイ率とともに出現し、アグロ系ハンターの選択肢としてフェイスハンターに取って代わるかもしれない。ストームハンマーとロットネスト・ドレイクはどちらも相性がよく、敵に継続的に圧力をかけることができる。

 空賊大将クラッグは、エストハンターにより多くの人々の注意を引き付けるモーニングコールとなった。アーキタイプの人気が高まり、そのパフォーマンスが向上し、ゲームで最高のパフォーマンスを発揮するデッキになりました。我々は既に数週間前にクエストハンターが眠れるメタブレーカーであると知っていたが、クラッグは我々の予想を超えるレベルに勝率を引き上げた。デッキ内で最高のカード。

 第4章のメモ:脱走したマナセイバーはハイランダーハンターにぴったりのように見える。デッキには強力なターン4プレイが欠けているから。飢える陰獣フェルウィングは、クエストハンター以外すべてのハンターデッキに追加される可能性がある。

ハンター:クラスレーダー
ドラゴンハイランダーハンター
三匹フェイスハンター
急襲クエストハンター
アグロドラゴンハンター

ローグ

 ラクロンドローグはこのゲームで最も強いデッキの1つだが、クエスト「バザールぶんどリャー」を採用する傾向が大きくなっていなければ、今週のアーキタイプ勝率はもっと高かったかもしれない。

 このアイデアは中国からやってきた。デッキはクエストを完了するつもりはないが、クエスト中の探検家、認可冒険者、そして現在は空賊大将クラッグをアクティブにするために使う。何人かのプロやストリーマーは、これは実際良いアイデアだと確信している。なんてこった。

 実質29枚でゲームを開始するデメリットは、クエスト中の探検家では相殺できない。通常のガラクロンドローグでリバー・クロコリスクをプレイし、初手で何の意味もなく投げ捨てたカードを取り戻すのと同じ。しかもこれが2ターン目の最良のシナリオとは。平均して2枚のクエスト報酬カードを引いてプレイするまで、試合の最も重要な時間をより少ない手札、少ない選択肢で消費することになる。データを見ずともこの型を論理的に撃墜することもできるが、我々はちゃんとデータを調べ、結果としてこの変なローグを独自のアーキタイプとして分類した場合、おそらくティア3または4になる。

 へんなローグが掲載の標準型ビルドより優れている唯一の対戦はクエスドルイドだが、それは「ペイオフ」カードとは関係なく、クエスト中の冒険者が使われているため。クエスドルイドに対してより良いパフォーマンスをしたい場合は、通常のガラクロンドローグで冒険者をプレイするだけでよく、認可冒険者がくれるコインよりも初手のカードが多いほうが冒険者育成の意味でも強いことは保証する。(リマインド:このアーキタイプでは陰の殺し屋は不十分であることは広く同意されている)。

 第4章のメモ:ガラクロンドローグは脱走したマナセイバーを強く検討できる。飢える陰獣フェルウィングは、鉤付きシミターとワグル・ピックを実行するアグレッシブなローグの実験をしたくなる。

ローグ:クラスレーダー
無貌ガラクロンドローグ
ハイランダーガラクロンドローグ
ジェペットマリゴスローグ

ドルイド

 ドルイドは大きな変化を遂げている。でっか化ドルイドは、使用率と勝率の両方で、その数が全面的に減少しているのが見られる。これは、先週のレポート既に兆候が見られたメタの敵意の高まりと、ガラクロンドの目覚め第3章のリリース以降、ハンターの注目が高まった結果。

 一方、有望なドラゴン抜きエスドルイドは人気が急上昇し、高レベルのプレイで最も人気のあるドルイドデッキになった。また、セナリウスがデッキに戻ってくるのも見られた。このカードはこれまでは数が少なすぎて、どれだけ良いのか推測できなかった。使用率が上昇した今、セナリウスがデッキのコアであり、クエスドルイドの最高のカードの1つであることが明らかになった。

 また、空賊大将クラッグを評価する機会がありました。それほど感動的ではないものの、彼は充分採用レベルで強く、特に対ハンターでうまく機能している。有意義な探検をデッキから抜いて2枚のスペースを確保したが、より強力なレイトゲームが必要な場合はファオリスが選択肢として残っている。

 第4章のメモ:いくつかのカード(ハガネコガネ、マナセイバー)は微妙なラインだがおそらくクエスドルイドには不十分。でっか化ドルイドはフェルウィングに非常に興味があるだろう。

ドルイド:クラスレーダー
ドラゴンでっか化ドルイド
トレントトークンドルイド
イセラクエストドルイド

ウォーロック

 ウォーロックはより多様性の低いクラスになりつつあり、ズーとハンドロックの両方が減少している一方、コントロールウォーロックのみが安定した使用率を維持している。

 コントロールウォーロックは、すべてのトップメタデッキと接戦できるため、メタで生き残っている。確定で倒せる相手はいないものの、ローグ、ドルイド、ハンターのいずれにもひどくは負けないという事実は、「底の6」クラスのデッキたちの状況を考れば充分なアド。悪運アホウドリが使われはじめ、悪鬼の秘跡に取って代わるのが見られる。最近の大会ビルドの影響を受けた動きで、間違いでもない。

 ズーウォーロックの勝率は、でっか化ドルイドの減少により低下している。でっか化ドルイドは、成功のために最も頼りにしていたマッチアップ。ガラクロンドありとなしのビルド、どちらも平凡。ズーを簡単に完全に抹殺するクエストハンターの台頭は、アーキタイプの将来の見通しにとって非常に悪いニュース。すぐに完全に消滅するかもしれない。

 ハンドロックは、現時点ではほとんどプレイできない。ハンターの台頭は、アーキタイプにとって致命的であり、最人気3クラスのうちの2つとすでに苦戦していたデッキに留めの一撃を入れた。

 第4章のメモ:混沌の凝視者はコントロールウォーロックに使えそうだが、確実ではない。デッキ自体が死んでいなければ、悪の大手先アークはハンドロックで面白かっただろう。ズーは、すべてのアグロ系デッキと同様、フェルウィングを追加する予定。

ウォーロック:クラスレーダー
ガラクロンドコントロールウォーロック
ガラクロンドズーウォーロック
手先ハンドロック

メイジ

 メイジはハンターに最も苦戦するということ、ハンターの減少を祈り望んでいると前に語ったことを思い出してほしい。真逆の事態が発生し、現在のハンターは消えるどころかスタンダードの最強クラスとしての地位を確立している。

 これは、メタにおけるメイジの位置が悪化しかしておらず、ハンターをよけ続けるか、常にプレイングで上回らない限り、ラダー上で一貫した成功を収めることはできないことを意味する。一部の人間には可能だが、ほとんどはできない。

 第4章のメモ:脱走したマナセイバーは、ハイランダーメイジのゲームプランと良好な相乗効果がある。 アメージング・レノは本当にアメージングであるといいが。

メイジ:クラスレーダー
ドラゴンハイランダーメイジ

パラディン

 メカパラディンにとって現在のメタの動向は悪くない。ハンタークラスに対して非常によく機能し、比較的クエストハンターには抵抗されるがそれも五分。ローグが減ることは一般的にメカパラディンにとって朗報だが、このマッチアップはしばしば予想ほど悪くはないと感じられる。クエストローグと奇数ウォリアーほどの関係ではなく、60:40の話。ローグはまだかなり人気だが、メカパラディンのラダーの無数の強力なマッチアップは相殺されない。

 第4章のメモ:ホーガンロボはおそらく、メカパラディンのフレックス枠2つを置き換えるだろう。

パラディン:クラスレーダー
サスロヴァール聖なる怒りパラディン
スカイメカパラディン

ウォリアー

 ウォリアーは停滞しており、いくつかネタデッキが実験されているが、既存のアーキタイプは大きな動きを見せていない。ビルドに関して語るべきことはあまりない。狂瀾怒濤はだめだと言い続ける。人々は使い続ける。あとは中国からクエストと探検家・冒険者・クラッグを採用する新しいデッキが来れば完成。

 第4章のメモ:理論上ヒーローカードとの完全なシナジーがあるので、フェルウィングはガラクロンドウォリアーにぴったり。

ウォリアー:クラスレーダー
ラングラーガラクロンドウォリアー
コントロールハイランダーウォリアー
アグロ海賊ウォリアー

プリースト

 下位6クラスのほとんどはデッキ開発が全く進んでいないが、復活プリーストは、クエスト抜きのガラクロンドビルドが取って代わるという大きなブレークスルーが来た。興味深いのは、小型のガラクロンドパッケージ(時間断絶とガラクロンド)はコアレベルまでは強くないが、クラスの持っている条件付き除去よりも強力な場合があること。クエストを抜いたのもデッキ成功の理由の一つかもしれない。序盤でカードが使えることは、レイトゲーム報酬の質よりも現在のメタではより重要らしいため。悪運アホウドリもまた、序盤の重要性を示唆している。ターン3で強く、後半では弱いカードだが、時間が経つにつれどんどん強くなっていることがわかった。

 第4章のメモ:プリーストの強化はあまりない。マナセイバーは、復活プリーストが次のターンで守護者を使える。悪くはないが、たぶん過大評価。

プリースト:クラスレーダー
ガラクロンド復活プリースト
ブワンサムディーコンボプリースト

シャーマン

 シャーマンはクソ。

 第4章のメモ:それでもシャーマンはクソ。

シャーマン:クラスレーダー
かえるガラクロンドシャーマン

今週のメタブレイカ

 クエストハンターは、ゲームで最高のデッキであり最も信頼性の高いラダーデッキだと思われ、ほとんどのデッキを倒せる(唯一の例外はフェイスハンター)。 空賊大将クラッグはガチのマジで強い。

 今週もう1つの、メタブレイカーと呼べるものはクエスドルイド。ガラクロンドローグに対する優れた回答であり、受け身な序盤を罰するアグロ系戦略がフェルウィングによって非常に増えたりしない限り、メタで良い地位を持っているはず。

 クエスドルイドの構築については、場合によってPhaoris王を抜くことができる。ファオリスはミラーや遅いマッチアップに強い。これはレジェンドではより重要だが、現時点ではそれ以外のラダーではそれほど重要ではない。将来クエスドルイドの流行が全体レベルに波及しはじめた場合これは変更される可能性があるので、王には注目すべき。

クエストハンター
クエストドルイド

 お疲れ様でした

 今週忙しくてゲームしてないし日記書くことねえなって思ってたんですけど、さっき「ブラッドボーイ漫才「仕込み杖」」とかいうクソ記事の下書きが見つかりました。ガスコインとヘンリックが漫才してました。記憶がないですが、半分眠りながら作ったんだと思います。完成予定はないです。