虚無層

exit from society

vSワイルド22(降魔の狩人バランス調整②後・2020/5/17)雑翻訳

 ワイルドです。全クラスあります。

https://www.vicioussyndicate.com/wild-vs-data-reaper-report-22/

クラス・アーキタイプ使用率

https://www.vicioussyndicate.com/wild-drr/wild-distribution/

 前回のレポートから多くのことが変わった。ウェイゲートの開門とブラッドブルームがナーフされ、10枚のカードのナーフが戻され、降魔の狩人がリリースされ、デーモンハンターという全く新しいクラスが登場した。そのようなことが起こっても、なおメイジとウォーロックがプレイ率の上位に位置している。

 メイジは全てのランクで対戦相手の約20%を占めており、アルネス秘策メイジはクラスの中で最も人気のある選択肢。クエストメイジとレノ(クエスト)メイジは両方とも、ウェイゲートの開門へのナーフの後にプレイ率が下がった。非クエストのレノメイジのプレイ率は非常に低く、そのデータはレノクエストメイジと一緒に集計されてはいないことに注意してほしい。

 いつものようにウォーロックアーキタイプが多様だが、どのデッキを代表とするかに変化が見られた。暗黒の刻ウォーロックは姿を消し、メックトゥーンウォーロックはブラッドブルームナーフ後にプレイ数が大幅に減少した。キューブウォーロックとレノウォーロックは無傷。ワイルド史を通して非常に末端のデッキであり続けたディスカード(ズー)ウォーロックがついに人気のあるワイルドデッキとして登場。

 いつまでもジェイナやグルダンだらけのワイルド界にイリダンがインパクトを与えた。デーモンハンターのカードプールは他クラスに比べてごくわずかしかないが、それでもメタを劇的に揺るがしている。ワイルドにおけるデーモンハンターの最も重要な違いは、非常に強力なヒーローパワーのアップグレードを提供する、月を食らうものバク。奇数デーモンハンターは、ワイルドのダイヤ4以上で最も人気のあるデッキであり、大成功を収めたようだ。

 プリーストは最近かなり変わった。レノプリーストは縛鎖のラザのナーフを戻したおかげで大いなる再来を果たし、現在このデッキはワイルドで大暴れしている。ラザのナーフが解除されたことで、このデッキが再び強力になることは期待していたが、これほど人気があるのは多くのプレイヤーに愛されるデッキであることの証かもしれない。ビッグプリーストはバーンズがナーフされて以来、パワーレベルが低いにもかかわらず、フォーマットで存在感を示し続けている。

 降魔の狩人はパラディンにあまり影響を与えなかったが、最大の変化はマーロックパラディンのプレイが増えたこと。メックと奇数パラディンは太古のアーキタイプのまま、全くそのままである。

 ウォリアーは、海賊の隠し武器(それと前にイカリ)が追加されたことで海賊ウォリアーがより注目を集めており、小ルネサンスになっている。奇数ウォリアーもまた、ワイルドでアグロデッキが蔓延していることを狙って、より多くプレイされている。最後に、刃拳のカーガスとアズィノスの防塁を利用したミルウォリアーもある。

 シャーマンは様々なアーキタイプに分断されているが、完全に確立されたのは1つだけに見える。偶数シャーマンはワイルドの長年の定番であり、このクラスの旗手。

 ドルイドは非常に厄介なクラスである。翡翠ドルイドはその最も認知されているデッキであり、それに続いてアヴィアナ(コンボ)ドルイドの様々な亜種の実験が行われている。

 ハンターはこのフォーマットに足がかりを持っていないようだ。多くの異なるアーキタイプがテストされているが、そのどれもが大きな牽引力を得ていない。

 ローグはどん底に沈んでいる。ハンターと同様に、複数の異なるアーキタイプが存在するが、どれもフォーマットのキープレイヤーにはなっていない。

パワーランキング解説

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 誰に6年分のクラスセットが必要だって? デーモンハンターは現在、ワイルドではスタンダードよりもさらに強力。奇数デーモンハンターは、どのレベルのプレイでも驚異的な勝率で絶対的な強さを発揮している。効率的な除去と強力なミニオンを持っているが、このデッキの成功に最も貢献しているのはそのヒーローパワーである。

 奇数デーモンハンターは非常に印象的なマッチアップ分布を持つ強力なデッキではあるが、このフォーマットにはこれに有利らしきデッキがいくつか存在しており、そのほとんどは間違いなく過小評価されている:奇数パラディン、レノプリースト、海賊ウォリアーだ。

 他のトップパフォーマンスのデッキのほとんどは、以前にもTier1パフォーマーとして活躍していたので、誰も驚くことはないはず。アルネスメイジはずっと強力。海賊ウォリアーは隠し武器のおかげで本当にゲーム性が上がった。キューブロックは非常に汎用性の高いデッキ。奇数パラディンには眉をひそめる人もいるかもしれないが、ゲーム内で最高のデッキである奇数デーモンハンターへの最強のカウンターであることに注目しておこう。

 エリート軍団を締めくくるのは、非常に有望なマッチアップ分布を持つレノプリースト。奇数デーモンハンターとの有利なマッチに加えて、全ての上位デッキに対して非常に優れたパフォーマンスを発揮する。アキレス腱は純粋なコンボデッキ。メックトゥーンウォーロック、クエストメイジ、アヴィアナドルイドは強力なカウンターになるが、これらのデッキはどれもトップパフォーマーではない(そう、クエストメイジは今やワイルドデッキのトップパフォーマーではない)。そのため、レノプリーストは非常にいい位置におり、今後さらに強くなる可能性が高い。

 アグロに刷新されたディスカードウォーロックは競争力のある場所にいる。このデッキはメタのエリートデッキのいくつかに苦戦しており、それが現在の状況で支配的になることを期待していない理由である。しかし、他のデッキに対しては善戦でき、クエストメイジのようなコンボデッキに対して非常に強い。

 メックやマロのパラディンはTier2。これらのデッキは現在のメタでは、他の多くのアグロデッキが非常に成功しているように見えるので、ほとんど使われていない。そのため、Paladinは強そうに見えるわりにはスポットライトから少し外れている。

 バランス調整は確かにクエストメイジに影響を与えており、このデッキは現在、特にメタが特に効率主義的でアグロ的なダイヤ4-1ブラケットでは、非常に生ぬるい結果を示している。メタがクエメに対して非常に逆風になっており、結果として多くのプレイヤーが言及する「アグロメタ」になっている。クエメのマッチアップ分布は非常に二極化している。コントロールや他のコンボデッキには支配し続けているが、主流のアグロデッキ群には大破壊される。ウェイゲートの開門のナーフは確かにこのデッキのアグロ耐性を下げた。

 Tier3では、強いと認識されていた、あるいはメタのカウンターと認識されていた太古のデッキが多く見られる。レノクエストメイジはナーフ後クエストを完了するのがかなり遅くなったので、アグロデッキに対してはクエストメイジよりも性能は良いが、遅いデッキに支配的なマッチアップを持っていない。アグロデーモンハンターは強力なクラスカードと組み合わせて中立の海賊パッケージを採用していることがほとんどだが、このデッキはヒーローパワーが劣っているため、奇数デーモンハンターよりもはるかに弱い。奇数ウォリアー、翡翠ドルイド、レノロックもTier3に入っている。翡翠ドルイドはメタの中で最高のデッキの一つとして多くの人に認識されているが、現実はそうではないことが示唆されている。我々は、このアーキタイプは総じて過大評価されていると結論づけることしかできない。

クラス別分析

デーモンハンター

 デーモンハンターはワイルドの風景を完全に覆した。発売前、多くの評論家は、拡張が何年も遅れていたこのクラスがこのフォーマットでどうやって対抗するのかについて懐疑的だった。答えは簡単だった:十分な壊れカードと壊れヒーローパワーで、デーモンハンターは勝っている。

 奇数デーモンハンターはすべてのランク帯で大差で最高のパフォーマンスを発揮しているデッキである。また、ダイヤモンド4からレジェンドまでで最も人気のあるデッキでもあり、半数の他クラス以上よりも高いプレイ率を誇っている。デッキのコアは大体わかっているように見えるが、すでに2度もナーフの影響を受けている(3度目のナーフも来る)新アーキタイプであることは間違いなく、このデッキはまだ改良の過程にある。プレイヤーは選択肢に甘んじているように見えるので、リストにはたくさんのバリエーションがある。

 しかし、奇数デモハンは無敵ではない。人気の高いレノプリーストと海賊ウォリアーの両方に対してやや不利。また、ワイルドで最もプレイされていないデッキの一つである奇数パラディンに対して苦戦していることにも注目すべき。ブロートーチ妨害工作員や軽い凍結など、テックがたくさん使われているが、これらは非常に悪い。

 アグロデーモンハンターは比べると弱いが、デビューのわりにはそれなりにパフォーマンスを発揮している。ワイルドの多くのアグレッシブなデッキと同様に海賊パッケージを採用しており、艦載砲や海賊パッチーズによるテンポやダメージを中心に構築されている。アルネスメイジや奇数デーモンハンターのような他の有力なアグレッシブなデッキと対峙すると、厳しい時間を過ごすことになる。しかし、スノーボールの時間が与えられれば最後のひと押しの手段がたくさんあるため、立派な仕事をしてくれる。

GetMeowth:奇数デーモンハンター
アグロデーモンハンター

ドルイド

 翡翠ドルイドはここ数週間、メタの中で最高のデッキの一つになっていない、かすってもいない。このデッキは海賊ウォリアーやアルネスメイジのようなアグロ戦略に対してまあまあ仕事をしているが、様々なクエストメイジやウォーロックを相手にするときの絶対的な拷問には比べ物にならない。また、レノプリーストや奇数デーモンハンターなどに対しては、思っているほど効果的ではない。

 一部のプレイヤーは熱狂しているが、ほとんどのプレイヤーはその正体を認識しているようだ。高ランクではわずか2%程度しか使われていない。

 多くのプレイヤーは、デッキをよりケルサス中心に据えようと、樫の召喚&ヴァルゴスのパッケージをカットしたリストを使い続けてきた。しかし、ケルサス・サンストライダーへのナーフとメタのアグロな性質を考えると、これは考え直す必要があるかもしれない。

 アヴィアナドルイドはレノプリーストに対して堅実な仕事をしてくれる。私たちは、このアーキタイプのファンがこの褒め言葉を味わうことを願っている。アヴィアナドルイドは非常に変化に富んでおり、数多くのコンボフィニッシャーの可能性を秘めている。覚えておくべき重要なことは、それらのどれもが安物の芝生の椅子よりも早くアグロに轢き殺されるという悲惨なものであるということだ。

Hijo:翡翠ドルイド
Dane:アヴィアナドルイド

ハンター

 ハンターは長い間ワイルドでは弱いクラスの一つであった。それなりに多様性があり、いくつかのアーキタイプが存在しているが、どれもメタに意味のあるインパクトを与えたものではなかったし、隠れ強者である可能性もなかった。

 今回もハンターはメインTierリストに載るほど人気のあるアーキタイプを持っていない2クラスのうちの1つ。私たちは2つのデッキについて低いサンプルから推定を得ることができたが、そのうちの1つはレノハンター。レノハンターはハイランダーのサポートがウルドゥムでリリースされて以来、少数ながらい続けているデッキ。いくつか可能性のあるビルドがあるが、レノハンターは一般的に(スタンダードで見られるような)より攻撃的なアプローチを取った時に最高のパフォーマンスを発揮してきた。このリストはHé Zòng Lián Héng氏による中国メタのレポートから来ている。

 ドラゴンハンターはサンプル数が少なく、Tier3に位置するデッキ。2つの可能性のあるビルドがある。1つ目は荒野の呼び声、ケレセス公爵、性悪な召喚師を使用しており、このレポートで紹介している。2つ目は蝕竜の息吹を含む多くの呪文を利用している。優れたゲーム中盤のプレッシャーとテンポツールを持っているが、真のワイルド選手になるために必要な序盤のプレミアムなゲーム性に欠けている。

合纵连横:レノハンター
性悪ドラゴンハンター
断末魔ハンター
偶数ハンター

メイジ

 メイジはプレイ率チャートのトップに立っている。ウェイゲートの開門がナーフされたにもかかわらず、このクエストはレジェンドの10%以上を占めている。アルネスメイジがこのフォーマットで最も人気があり、支配的なデッキの一つであることと相まって、平均して5ゲームのうち1回はラダーでメイジに出会うことになるだろう。

 エストメイジは非常に人気のあるデッキだが、ウェイゲートの開門のナーフによってクエストの達成が難しくなり、間に合わずアグロデッキに殺されることが増えて、苦戦しているのを見られる。とはいえ、クエストメイジはワイルドの遅いデッキに対しては強力なマッチアップを維持するのに十分な速さを持っている。このアーキタイプは、非常に二極化したマッチアップ分布を持つ、強力なアンチコントロール。クエメを殺すのに十分な速さがあるデッキならばラダーでは問題にならないはずだが、十分な速さで彼らを殺すことができないと、イライラする対戦相手になるだろう。

 レノメイジはクエメをまねてウェイゲートの開門を勝利条件のひとつとしながらも、ハイランダーカードを優先している。2枚指しによる安定を取り除くことはクエストの達成を難しくし、対戦相手があなたのゲームプランを混乱させたり、自分たちのゲームプランを展開したりする時間を増やすことを意味する。これはレノメイジが通常のクエストメイジと比べて遅いデッキに対してパーセンテージを失うが、ラダー上のアグロなデッキに対してはより良いマッチアップでそれを補うことができることを意味する。全体的に見ると、レノメイジは通常のクエストメイジよりも偏りの少ないデッキになるが、厳密には優れているわけではない。

 アルネスメイジは最高の性能を持つメイジデッキであり、このフォーマットでは最高の性能を持つデッキの1つ。フラックメイジや炎の護りのような非常に効率的な対アグロカードと並んで、安定した強大なマナ・チートを繰り出すことができるため、メカパラディンを除いた他のアグレッシブなデッキに対して有利な対戦が可能。また、このデッキの最強カードであるアルネスのバーストダメージは、遅い戦略にとっては非常に脅威となる。装甲を積むデッキとレノプリーストだけが、安定してこれに勝てる。実際、アルネスメイジはラダーを登るための最良の選択肢の一つ。

Hijodaikan:クエストメイジ
レノクエストメイジ
アルネスメイジ
Hijo:レノ銀河メイジ

パラディン

 奇数パラディンはワイルドで最も過小評価されているデッキの一つであるように見える。Tier1レベルのパフォーマンスをしているにもかかわらず、プレイ率は1%をかろうじて超えている程度。このデッキはしばらくの間、新しいサポートを受けていないし、変更もされていないので、それがこのデッキがより広く使われていない理由だろう。奇数デーモンハンターの台頭は奇数パラディンにとって歓迎すべきものであり、このデッキの成功の大きな要因となっている。

 メックパラディンに関しては、あまり報告すべきことはない。アルネスメイジの追手として機能し続けているが、退化や炎の災厄に完全にやられてしまっている。しばらく変化がなかったが、最近mao221111が新カードのフエル・オ・トロンを使ったリストでレジェ1位を取った。

 ほぼ1年ぶりに、パラディンが話す価値のある第3のアーキタイプを持っている。マーロックパラディンは降魔の狩人でいくつかの優れたサポートを与えられ、遅いデッキへの優れた答えとなった。プレイヤーは、マーロック鮮鯛パッケージの有無によって2つのアプローチを試しています。プリズムレンズとペアになった場合、鮮鯛はゲーム序盤から中盤にかけてのボードを完全に支配できる。しかし、代償としてクリスタル学やアダールの手のような強力な呪文を放棄することになる。

奇数パラディン
フエルオトロンメカパラディン
Corbettマーロックパラディン
鮮鯛マーロックパラディン

プリースト

 ラザがついに鎖を解かれた! レノプリーストは再びワイルドで最高のデッキの一つとしての地位を確立した。それはアグレッシブなデッキと、多くの他の遅いアーキタイプも信じられないほどうまく処理し、最高のメタスコアの一つを示している。ただ一つだけ問題があり、それが真の支配者、ワイルド最高のデッキの地位を阻んでいる。

 レノプリーストはワイルド最速のコンボデッキにたやすく負けるのだ。よく言われるのはクエストメイジだが、メックトゥーンウォーロックも当てはまる。これらのデッキはレノプリにとっては正真正銘の刺客であり、ラダーで見られる最も一方的なマッチアップのいくつかである。これらのデッキ(ラダーで強いわけではない)の人気がわずかに低下するだけで、レノプリーストは簡単に勝率チャート上でさらに高く表示されるようになる。

 ビッグプリーストはバーンズのナーフ以来ずっと同じ位置にいる。ドン底に。特筆すべきは、低ランクのプレイヤーがようやく気付いたようだということだ。苦戦が続いているにもかかわらず、ビッグプリーストはしばらくの間、レジェンドやその近辺から離れたところで最も人気のあるデッキの1つであり続けた。もはやそうではない。ブロンズからゴールドの間では、そのクラス中で最も人気のあるデッキですらない。しばらくの間苦戦を強いられてきたが、プレイヤーはついに、ついに、さよならを言う準備ができたようだ。

Goku:ドラゴンレノプリースト
Garenbrig:ビッグプリースト

ローグ

 ローグはラダーで最も人気のないクラスであり、ハンターと一緒になって主要なパワーランキングアーキタイプが1つも登場しない。しかし、全てが悲観的で暗いわけではない。

 奇数ローグは良い。サンプル数が少ないが、このデッキはTier1に位置している。

 推測するしかないが、奇数ローグがプレイヤーに避けられるのは、単に下位互換だと感じられるせいかもしれない。このデッキは奇数デーモンハンターと非常に似ており、同じようなマッチアップ分布になるが、奇数デーモンハンターはメタの中で絶対的なトップパフォーマンスを誇るデッキであり、それを凌駕することはほぼ不可能。また、デッキに新しいエキサイティングなアップグレードもないので、プレイヤーがこのアーキタイプへの興味を失っている可能性もある。奇数パラディンや偶数シャーマンと同じ。

 確かなのは、奇数ローグはまだラダーを取るのに最適な選択肢であり、非常に安定したパフォーマ ーであり、ただ派手ではないだけだ、ということ。おそらく、奇数デモハンへのナーフによって、かつてのワイルドのパワーハウスがもう一度現れることになるだろう。

奇数ローグ
キングスベインローグ

シャーマン

 シャーマンはアーキタイプに関しては、一般的には大きな混乱の山だ。たくさんの実験と、1つの堅実で地に足のついたデッキ。

 偶数シャーマンはこのクラスでは唯一の競争力のあるアーキタイプだ。トーテムの力&激昂・両断の斧の亜種は、優れた構築としてプレイヤーの間で完全に採用されている。その横並べの可能性は、メタの遅いデッキに対して偶数シャーマンをより速くしている。さらに、トーテムの力は、メタで人気のあるアグレッシブなデッキに対するゲームプランにおいて重要なカードであり、デッキの中で最も強力なカードの一つとなっている。

 レノシャーマンはいくつかのツールを手に入れたが、そのどれもがこのデッキの矛盾を解決したものではない。今でも実験しているハードコアな愛好家はたくさんいるので、サンプルリストを一応掲載している。

 このクラスの他のアーキタイプは、私たちが自信を持って評価できるほどプレイされていないし、どれも有望な予兆を与えてくれない。

Sam17HS:偶数シャーマン
Sipiwi:レノシャーマン
マーロックシャーマン
GetMeowth:アグロシャーマン

ウォーロック

 キューブウォーロックは、ここしばらくの間、メタにおいて圧倒的な存在感を放っている。

 このデッキは強化ドレッドロードで偉大な新しい防御悪魔を、そして不安定なフェルボルトで新たなゲーム序盤の除去を受け取った。ほとんどのアグレッシブなデッキ(奇数デーモンハンターを除く)に強く、コントロールデッキに対しては信じられないほどの脅威密度とスイングターンを持っている。私たちが置かれているアグレッシブなメタのせいで、多くのプレイヤーは悪魔感知やヴォイドコーラーから防御力の高いデーモンを保証するため、ドゥームガードをカットしている。これにより、このデッキはアグレッションに対してはかなり良くなったが、レノプリーストやメックトゥーンウォーロックのような遅いデッキに対してはより悪いマッチアップになってしまった。攻撃性には優れているにもかかわらず、なぜこのデッキがデーモンハンターに対して苦戦しているのか疑問に思っているなら、その答えは魔力喰いにある。

 ワイルド・ウォーロック・ファミリーに新たに加わったのはディスカードウォーロックだ。降魔の狩人からの新しいツールで、4年間の失敗を経て、ついに安定性を手に入れた。グルダンの手はこのデッキに法外なドロー力を与えてくれる。このドローの安定性と、ジャラクサスの拳やドゥームガード、そして魂の炎による驚くほどのバーストの可能性によって、遅いコントロールやコンボデッキを食い物にする強力なアグロデッキが誕生した。しかし、デーモンハンターやアルネスメイジ、偶数シャーマン、キューブロックなどとの対戦では比較的劣勢であることがネックとなっている。

 ブラッドブルームへのナーフは、多くのプレイヤーにメックトゥーンウォーロックは水の中で死んでしまうだろうと思わせた。しかし、ナーフはこのデッキとその勝利条件の再検討を促した。その結果、サイクルが速くなり、人形使いドリアンやどんでん返し、ケルサス、大破壊を活用したデッキが誕生した。アグロやドブネズミの影響を受けやすいとはいえ、コンボプレイを楽しむ人にとっては生き残っている。メックトゥーンウォーロックはクエストメイジの衰退とレノプリーストの台頭の恩恵を受けている。

 ノロックのキットは、不安定なフェルボルト、カンレザード・エボンロック、破壊者ケリダン、強化ドレッドロードの追加によって少しアップグレードされた。しかし、現在のフォーマットで高いレベルのパフォーマンスを発揮するには、ほぼ十分とは言えない。このデッキはメイジ、デーモンハンター、その他のウォーロックに対しては特にパフォーマンスが悪く、これらはワイルドで最も人気のある3クラスである。海賊ウォリアーや偶数シャーマンなどのデッキとの対戦は少し強いが、補償には十分でない。

Hijo:キューブロック
Corbett:ディスカードズー
theRottedZombie:メックトゥーンウォーロック
GetMeowth:レノロック

ウォリアー

 ウォリアーは再び光が見え始めている。現在のメタはウォリアーに成功するためのいくつかの方法を与えており、このクラスは主に2つの非常に異なる戦略でメタにアプローチしている。

 一方では、海賊ウォリアーがいる。新しいイカリのビルドでは、このレジェンドを除く全ての武器がカットされているが、その一方で2枚の隠し武器、グリーンスキン、ブラッドセイルの狂信者、アップグレードも採用されている。これは、海賊ウォリアーがゲームの早い段階でイカリを見つけて、毎ターン2枚のカードを引きながらあなたの顔面を殴り始めることを意味する。引いたカードは、イカリとシナジーを発揮し、アップグレードし続ける。

 海賊ウォリアーはクエストメイジに対して特によく働き、同時に奇数デーモンハンターに対してプラスの勝率を示すワイルド唯一のデッキの一つであり、ワイルドで最強のデッキの一つとなっている。

 反対側には、奇数ウォリアーがいる。このデッキはバクのヒーローパワーを中心に展開しており、特定のデッキに深刻な罰を与えることができる。奇数ウォリアーはクエストメイジを食い物にしようとするアグレッシブなデッキを全て打ち負かしている。だから理論的には、現在のアグレッシブなメタでうまく機能する。しかし、ワイルドフォーマットはまだ無限バリューや無限ダメージの可能性を持ついくつかのデッキを含んでおり、当然のことながら奇数ウォリアーの除去中心のゲームプランにはハードカウンターとなる。これらの貧弱なマッチアップが奇数ウォリアーをTier3の勝率に叩き落としてしまうので、その成功は非常に安定性がなく、メタに依存することになる。

Jonahrah:海賊ウォリアー
BMKing69:奇数ウォリアー

 お疲れ様でした ゴールデンパック毎回買ってるけどレジェンドもエピックも1枚も出たことないです。何も感じません。