虚無層

exit from society

vSワイルド26(ダクムンレース第7週・2020/3/08)雑翻訳

 最近聞いていいなあと思ったのはROTH BART BARONです たまに音楽の話するけど名前だけ言ってもアレですよね YouTubeのリンクでも貼っとけばいいのかな? 最後に貼っときます

https://www.vicioussyndicate.com/wild-vs-data-reaper-report-26/

クラス・アーキタイプ使用率

https://www.vicioussyndicate.com/wild-drr/wild-distribution/

 メイジは明らかにレジェンド外では最も人気のあるクラスであり、レジェンドでもプリーストやウォーロックと首を並べている。ラダーでは秘策メイジがプレイ率を独占しており、ワイルドでは最も人気のあるデッキである。しかし、ラダーで遭遇する可能性のあるメイジデッキは秘策メイジだけではなく、レノメイジやモザキメイジ(最近登場したOTKメイジデッキ)のような他のアーキタイプのデッキもプレイされている。

 プリーストはレジェンドで最も人気のあるクラスで、レジェンド外のラダー全体でも2番目に人気のあるクラス。クラスの構成は変わっておらず、ビッグプリーストとレノプリーストの2つの主要アーキタイプが残っている。

 ウォーロックはいつものトップ3の人気クラスであり、状況にも変化がない。レジェンド以外では、レノウォーロックが最も人気のあるアーキタイプで、睨視者とディスカードウォーロックがそれに続く。レジェンドでは、睨視者ウォーロックの増加が目立つ。

 ローグはダークムーン・レースのリリース後、ニトロブースト毒のおかげで人気が急上昇した。キングスベインローグは元から多かったが、メタが発展し続けるにつれて、奇数ローグの人気が上昇しているのを目にするようになった。ミルローグもまた、特にレジェンドでより多くの関心を集めており、これは鎧売りの追加の結果であろう。

 ドルイドは貪欲な読書家へのナーフを払拭し、回復を試みているようだ。ナーフされたアグロドルイドはクラス内で最も人気のあるアーキタイプであることに変わりはないが、草攻凶花でマナカーブを少し上げる実験が行われているようだ。さらに、呪文を多用するトークドルイドがメタの外の寵児として登場し、ワイルドフォーマットにおいて小さな存在感を放ち、アグロドルイドの代替案を提供している。このデッキが一過性の流行に過ぎないのかどうかについては、このレポートで話すことにしよう。

 パラディンはラダーを通して中途半端な存在感を維持しており、レジェンドではいつものように減少している。ダークムーン・レースのミニセットはパラディンに構築の中心となるような魅力的なカードを提供していなかったため、クラス内での盛り上がりはあまりない。ほとんどが奇数パラディンで構成されており、それに続くいくつかの少数デッキで構成されている。

 ウォリアーもまた、いくつかの少数のアーキタイプを持っており、海賊ウォリアーが最も多いデッキのように見える。しかし、ニトロブースト毒の追加はウォリアーにとっても偉大なのだが、ローグの武器戦略を優先するあまりに見過ごされているようだ。奇数ウォリアーは鎧売りの追加後、ラダーで小さな存在感を発揮し、おそろしき秘策メイジに対するカウンターとして知られるようになった。

 シャーマンはラダーを登るにつれて人気が落ちていくが、その理由はおそらくプリーストの増加によるものだろう。ワイルドフォーマットでは確立されたシャーマンデッキは存在しないようだ。

 ハンターとデーモンハンターは高ランクでは最低限のプレイしかしないが、両者の状況は大きく異なる。ハンターは洗練されていないジャンクで埋め尽くされた厄介なクラスであり、そのデッキはどれも確立されていない。デーモンハンターはほとんどがバクに集中しており、奇数デーモンハンターは適度なプレイ量を見ており、洗練されたデッキのように見える。

パワーランキング解説

https://www.vicioussyndicate.com/wild-drr/wild-power-rankings/

 ラダー登りとレジェンドではTier1デッキ群の状況に大きな違いがあり、レジェンドでは闇の睨視者ウォーロックがトップになる。このデッキは着実に性能が向上しているが、これはプレイヤーがこのデッキに慣れてきたこと(秘策メイジや奇数/キングスベインの両ローグなど、高レベルでのいくつかのマッチアップで顕著に向上している)と、ビルドが洗練されてきたことの両方による。高レベルで定期的に睨視者に勝っていると思われる唯一のメタデッキはレノプリーストだが、非常に少数のモザキメイジや奇数ウォリアーが最もハードなカウンターとなっている。

 ラダー上の多くのプレイヤーは最終的に、憎悪によるテックの対象をレノプリーストから変更し、ケザンのミスティックや秘密を喰らうものといった形で秘策メイジに向けているにもかかわらず、秘策メイジは依然として非常に支配的であるように見える。秘策メイジのパワーは唯一レジェンドでは抑制されており、そこまで無茶苦茶に強力ではない。その最大のカウンターは奇数ローグ、奇数ウォリアー、海賊ウォリアーである。

 ワイルドの老人たちはまだまだ健在だ。奇数パラディンと奇数ローグは、その強さを考えるとほとんどプレイされていないが、我々はすでにワイルドのプレイヤーの「バク疲れ」をしっかり認識している。奇数パラディンは非常にバランスのいいマッチアップ分布を持っており、ローグを破壊する傾向がある。レノプリーストに対してもかなり良い働きをするが、その大きな障害はビッグプリーストとレノウォーロックである。奇数ローグは盤面ベースの戦略には弱いが、このフォーマットで最も人気のあるいくつかのデッキに対しては非常に良いパフォーマンスを発揮する。秘策メイジ、レノプリースト、キングスベインローグなどである。

 もう1つ、繁栄しているデッキがキングスベインローグだ。キングスベインローグの爆発的なオープニングはプリーストデッキに対して強いアドバンテージとなり、奇数ローグに比べて睨視者ウォーロックとのマッチもより強くなっている。しかし、テックには非常に弱く、ゲーム序盤の安定性が低いため、秘策メイジのようなアグレッシブなデッキに対して数%悪くなってしまう。

 トークドルイドはTier2で有望なデビューを果たし、開発の初期段階であることを考えると確かに洗練される余地がある。しかし、トップメタの多くのデッキに対して苦戦しているので、その可能性についても油断はできない。

 ビッグプリーストとレノプリーストがTier2に座っているが、レノプリーストがどれだけ強いと認識されているかを考えると、後者の展開は意外かもしれない。説明は簡単で、レノプリーストが奇数とキングスベインローグの両方に苦戦することから、ニトロブースト毒の導入とローグの増加が原因だろう。睨視者ウォーロックとの相性が良いために、トップレジェンドでの価値が高まっているのかもしれない。

 ビッグプリーストは強さを増しているようで、影の真髄1枚で試合に勝てるターンになるまで時間稼ぎをしたいデッキにとっては、ヒステリーが強力なアンチアグロツールとなる。ビッグプリーストの主な弱点は、盤面外ダメージを与える超アグロデッキや、レノプリーストのような盤面を気にしないコンボデッキである。

 海賊ウォリアーとディスカードウォーロックはTier2にとどまっており、強いデッキだが、最強のデッキに安定して勝つことはできない。その点では海賊ウォリアーが一歩有利で、それは秘策メイジに強力なマッチアップを持つ数少ないデッキの一つだからである。

 奇数デーモンハンターは、1ドロップ重視のデッキリストの中でも最強のカードの1つであるイリダン党の予習の追加の恩恵を受けている。また、このデッキはキングスベインローグの増加の恩恵も受けており、秘策メイジとのマッチアップもまともなものとなっている。

 レノウォーロックがTier 2を締めくくり、様々なビルドが改良されている。しかし、チケッタスやウィロー、テックカード、あるいは単に良いものを使っているかどうかに関わらず、このデッキはビッグプリーストや睨視者ウォーロックに遭遇するという大きな問題を抱えており、それがトップティアになることを阻んでいる。

クラス別分析

デーモンハンター

 意外に思われる方も多いかもしれないが、奇数デーモンハンターは今、かなり好調なパフォーマンスを見せている。まだまだプレイ率は低いが、このデッキの株は前回のレポートから確実に上昇している。

 この改善をもたらした劇的なメタ変更は多くはないが、主な要因は2つあるように見える。1つはダークムーン・レースからのイリダン党の予習の追加で、これはデッキの中で最強のカードの1つとなった。これにより、奇数デーモンハンターは小さくも万能の助けを得た。

 もう一つの要因は、キングスベインに対してより大きな有利を得られるようになったことで、それはヴァリーラのラダーでの増加と重なる。これはキングスベインローグが艦載砲やパラシュートパイレートのようなゲーム序盤のカードを抜くようになったことに助けられており、デーモンハンター側では、ほとんどのリストにグレイシャル・シャードが含まれるようになったことが大きな要因となっている。

奇数デーモンハンター

ドルイド

 トークドルイドはワイルドで最も見過ごされているデッキだと言うことはできる。しかしメタブレイカーかというと疑問。

 ダークムーン・レースでの草攻凶花のリリースにより、トークドルイドはワイルドで小さな存在感を示すようになったが、そのプレイ率に対する勝率はすべてのアーキタイプの中で最も不釣り合いなものの一つである。マッチアップ分布もそれなりによく、ローグ戦を除くほとんどのアグロデッキに対してわずかに不利なだけである。しかし、このようなあまりプレイされていないアーキタイプがこのレベルの強さを見せているのを見るのは確かにエキサイティングだが、最強デッキになれるかというと疑問である。

 トークドルイドは爆発的であり、奇数パラディンは絶え間なくボード展開ができるが、最終的にこの2つは同じ長所と短所の多くを共有している。これらのマッチアップ分布は非常に似ている。その違いは、奇数パラディンの方が今は単純に優れているということであり、その奇数パラディンはすでにプレイヤーがあまり熱意を持っていないデッキである。

 そうは言っても、新しいアーキタイプであるトークドルイドにはまだ改良の余地が残っているかもしれない。現在プレイヤーが使用しているクッチャベラーヴァリアントに加えて、樫の召喚のリストも掲載している。ヴァルゴスで樫の召喚を2倍にすることは、今でもワイルドのゲーム序盤では最高のスイングの1つであり、もしこの構築が普及したらどのような効果を持つかは興味深い。

 アグロドルイドも草攻凶花に興味を持っている。通常3マナ以下のカードしか入れないデッキに5コストのカードを入れることには抵抗もあったが、結果的に草攻凶花はそれだけ優れているということがわかった。この採用案は完全には浸透していないが、ここ数週間でかなり増してきている。

 その構築については、獰猛な咆哮を草攻凶花に加えて採用する価値があるのかどうかなど、いくつかの疑問が残っている。しかし、アグロドルイドの現在の地位を考えると、セットローテーションの前にこれらの疑問に答えられるほど、このアーキタイプへの関心があるかどうかは疑問である。

 翡翠ドルイドマリゴスドルイド、および他の遅いドルイドアーキタイプは、私たちに何の期待も示していない。

クッチャベラートークンドルイド
トークンドルイド
アグロドルイド
翡翠ドルイド
マリゴスドルイド

ハンター

 ハンター編を毎回レポートに書くのは、私たちにとってもレクサーにとっても憂鬱だ。最悪なことになるのはわかっている。あなたもわかっている。しかしもう一度、ハンター研究所で醸成されたものに目を向ける時が来た。

 最新の実験は断末魔ハンターで、ダークムーンのトンクを中心に構築している。使うべきではない。

 ハンターの希望は次の拡張とナーフの復活にある。このクラスはより良い選択肢にめちゃくちゃ飢えている。それに期待しましょう。

断末魔ハンター

メイジ

 秘策メイジは、ワイルドフォーマットで最も強力なデッキの1つとして、また全ランク帯で最も人気のあるデッキとして、信じられないほど支配的であり続けている。不思議なことに、かつてほぼ完璧なマッチアップ分布を持ち、比類なきパワー・ランキングのトップの存在であったダークムーンレースリリース前から比べると、今は少し後退している。

 最新のミニ・エキスパンションから新しいツールを得られなかったため、他のいくつかのデッキは秘策メイジとの直接マッチで小さな有利を得ることができた。さらに、奇数ローグという、秘策メイジに対する数少ない明確なカウンターの1つが新たな障害として登場した。

 他のメイジリストはあまり期待できない。秘策シナジーを使ったレノメイジは堅実なままだが、非ハイランダー版には厳しく劣っており、ただでさえ少なかったが、さらに減少し続けている。悲しいことに、ルナのポケット銀河系とクエストの両方のヴァリアントが進歩の兆しゼロなので、これはまだレノメイジにとって最善のアプローチであるように思われる。

 他には、モザキメイジエストメイジはそれぞれラダー上で非常に似たような役割を果たしている。つまり、どちらも他のプレイヤーに勝利を寄付している。

 モザキメイジはビッグプリーストを支配し、レノデッキと闇の睨視者ウォーロックの両方に十分な働きをする。しかし、アグレッシブなデッキへの弱さは無視できない。デッキはちょっとフェイスに触るだけで倒れてしまう。クエストメイジはその下位互換に近い。

秘策メイジ
レノ秘策メイジ
モザキメイジ
クエストメイジ

パラディン

 なんてショッキングな事だろうか。奇数パラディンはまたしても強いのに使われていない。

 ローグの劇的な増加は、このクラスをごちそうにしている奇数パラディンにとって歓迎すべき光景である。以前から非常に良いパフォーマンスを発揮していたが、ローグのプレイ率が2倍近くになったことで、奇数パラディンはダイヤモンドランクの中で最高のパフォーマンスを発揮するデッキになった。興味深いことに、奇数パラディンの人気はわずかに低下している。このデッキはレジェンドではわずかに落ちているが、それでも絶対的な最良のオプションの一つであることに変わりはない。

 悲しいことに、パラディンは非常に一次元的に見える。プレイヤーが試してみたいと思う可能性のありそうなアーキタイプの1つがハンドバフパラディンだ。プレイ率が低すぎて、その性能を統計的に把握することはできないが、何人かのプレイヤーが高レジェンドでこのデッキをメインに使い続けている。このクラスに多様性を求めているのであれば、価値のある選択肢であることは間違いないようだ。

奇数パラディン
ハンドバフパラディン

プリースト

 レノプリーストは相変わらず強力なデッキだが、昨年見せた圧倒的な姿からは程遠い。それは確かに、もはやパブリックエネミー・No.1ではなく、フィンレー&魔法使いパッケージを落とし始めたレノウォーロックなどのマッチアップが劇的に改善されている。しかし、プレイヤーのレーザーサイトがレノプリーストから遠ざかっているにもかかわらず、このデッキは他の問題に直面しており、それがTierリストを再び登ろうとする試みを妨害している。

 レノプリーストは、一部の人が信じているようなアグロ・デストロイヤーではない。それどころか、その最悪の一般的なマッチアップは、アグロデッキである。以前からの秘策メイジやキングスベインローグに加え、今は奇数ローグも参戦している。これらのデッキは、レノプリーストの最大の強みであるボードコントロールの意味があまりなく、盤面外からのリーチを多く持っている。

 ビッグプリーストは、あまり動きがない。存在感、性能ともに変化なし。その主な弱点は、レノプリースト、キングスベインローグ、睨視者ウォーロック、そしてコンボ・ジャンクデッキである。これらの問題の少なくとも1つに対処する方法は、睨視者ウォーロックに対して優れたカードである無気力の波である。

 他のカードの選択については、ヤシャラージュの偶像はリリース時にプレイヤーから非常に早く却下されたが、わずかにポジティブな兆しを見せている。アーキタイプにおけるこのカードのさらなる情報を得たい。ビッグプリーストが影の真髄に激しく依存している現状は、より高価なバージョンがまだプレイアブルであることを意味しているかもしれない。

レノプリースト
ビッグプリースト

ローグ

 ローグはダークムーンレースの勝者だ。もちろんニトロブースト毒のおかげである。

 キングスベインローグはラダー全体でプレイ数が大幅に増加している。最も人気のあるデッキの一つではないが、そのインパクトは明らかに感じられ、多くのプレイヤーがそれに応じてテックの調整を行っている。

 キングスベインローグのリストの主部分はほぼ確定している。しかし、リストにペン投げ野郎が追加されるという動きがごく最近見られる。この変更を試しているのはごく一部のプレイヤーだけであり、価値の証明にはもっと広く使われるのを待って見なければならないだろう。

 ダークムーン・レース前後のメタの最大の違いを指摘するとすれば、それは奇数ローグだ。奇数ローグは非常に強力だ。このアーキタイプは以前は事実上存在しなかった。今では存在感のあるデッキだし、ここからさらに成長していくはずだ。デッキに入れるべき最後の2枚のカードはまだ明らかになっていない。ワンド泥棒、凶悪なる一撃、悪党同盟の悪漢、そしてグレイシャル・シャードだ。今のところ突出した目玉カードはないので、プレイヤーは自由に選んでいいだろう。

 奇数ローグのマッチアップ分布は、現在の環境では他に類を見ないものである。秘策メイジ、レノプリースト、キングスベインローグの3つ全てに強力なマッチアップを持っており、他のデッキでは主張できないことだ。しかし、高レベルのプレイでは闇の睨視者ウォーロックには負けてしまうし、奇数パラディンはいつものように悪夢のような存在だ。総合的に見て、このデッキはワイルドフォーマットで最強のデッキの一つである。

 ミルローグについては同じことは言えない。鎧売りが追加されてもなお、このアーキタイプはひどいものだ。

キングスベインローグ
奇数ローグ
ミルローグ

シャーマン

 ありえないことが起きてしまった。ワイルドにおいて、ハンターよりも死んだクラスがあるかもしれない。いや、流石にそれは言い過ぎだ。

 今現在、シャーマンにはレジェンドでのプレイ率が1%を超えるデッキが一つもない。最も人気のあるデッキはレノシャーマンだが、これについて語るのは良心の呵責に耐えられません。

 ビッグシャーマンが多くのアグロデッキに良いマッチアップをして、メタブレイクしていたのはそれほど昔のことではない。プリーストの台頭は確かにこのアーキタイプにダメージを与えるが、ここしばらく意味のある追加要素がなかった。同じことが偶数シャーマンにも言える。ゲンは、バクの待遇を嫉妬の目で見るしかない。

 シャーマンのアーキタイプは完全に絶望的なものではなく、簡単に構築できる強力な基礎部はある。グリフォン年が何をもたらすのか、私たちはただ待つしかない。

ビッグシャーマン
偶数シャーマン

ウォーロック

 最高ランクにおける最強のデッキは闇の睨視者(自傷ウォーロックである。

 プレイヤーはこのデッキをより快適に操ることができるようになり、ここ数週間でビルドもかなり洗練されてきた。また、このデッキには急な学習曲線が見られ、高ランクのプレイヤーは特にアグロに対してより効率を上げている。このレベルでは、秘策メイジ、キングスベインローグ、奇数ローグはこのデッキにとって大きな問題ではない。

 現に存在しているカウンターも大したものではない。奇数ウォリアーは他のアーキタイプに阻まれている。モザキメイジは笑いものになっている。現在のメタで唯一のマイナーな問題はレノプリーストで、プレイヤーはすでにゼフリスで対処しようとしたり、リロイを再導入したりしている。

 睨視者はチョッキンガーとは違う。粗悪模造品でもない。

 レノウォーロックは明らかに過剰にプレイされているが、それはおいても結構まともな選択肢。ビルドにはいくつかの違いがあり、チケッタスのゲームプランを推し進めているプレイヤーと、通常のマナカーブの、バリュー中心のスタイルを続けているプレイヤーがいた。ほとんどのプレイヤーは、メタが全体的にアグレッシブであることを考えると、チケッタスを全面的に使用する動機はあまりないようだ。

 最後に、ディスカードウォーロックは十分なパフォーマンスを見せている。リストは概して非常に似通っており、最も注目すべき違いは小型の睨視者パッケージを使うか、さらなるディスカードシナジーを使用するかどうか。闇の睨視者と死者蘇生は、通常のディスカードウォーロックのシェルの中では決して強い追加要素ではない。これはおそらく、一握りのセルフダメージカードしかなく、ヒーリングやその他のペイオフがないという、サポート不足が原因ではないかと推測している。そのため我々は、睨視者シナジーにさらに傾倒し、ディスカードのペイオフにあまり焦点を当てていないハイブリッド・リストも掲載している。

睨視者ウォーロック
レノロック
ディスカードウォーロック
睨視者ディスカードウォーロック

ウォリアー

 サプライズ! 海賊ウォリアーは、レジェンドへのボトルネック帯での優れた選択肢となり、勝率が少し上がり、Tier1に入った。興味深いことに、これはレジェンドには反映されていない。

 ダイヤモンドで海賊ウォリアーのパフォーマンスが向上したのは、ローグの増加によるところが大きい。このデッキはキングスベインのマッチアップを支配し、奇数ローグに対しても非常に良い結果を出している。しかし、レジェンドでは、メタが海賊ウォリアーに対して若干敵対的になっている。

 秘策メイジはレジェンドで最も人気のあるデッキであるにもかかわらず、そのプレイ率は上位ダイヤモンド帯での普及率に比べれば3分の2以下にまで低下している。海賊ウォリアーにとっては秘策メイジは非常に良い相手なので、これはいい知らせではない。またレジェンドでは、海賊ウォリアーが苦手とする闇の睨視者やレノウォーロックが多く使われている。

 一方、奇数ウォリアーは睨視者ウォーロック、ローグ達、秘策メイジに非常に強い。そして、それでもひどい。プリースト達とレノウォーロックにはとても苦戦していて、克服するには無理がある。メタのある部分で優れていても、別の部分で最悪であるという事実に勝てない。しかも、ウォリアーがこの状況を改善するためにできることは何もない。サイラスのコンボは失敗に終わった。ブランとコールドライトのミルは全くの夢物語。

 エキスパンション・シーズンが近づいているが、奇数ウォリアーのプレイヤーは100回目の自由な空想を膨らませている。今回のエクスパンションでは、ついに本物のフィニッシャーが登場するのかもしれない。今回こそ確実に。

海賊ウォリアー
奇数ウォリアー

 お疲れ様でした

 夜中の数時間以外常に鼻水が出ています。鼻というより集中力のデバフがきつすぎる。アレグラも効いてる感じがせん。

 最初に書いたおすすめのやつです。僕自身は普段はアジカンとかOasisとか聞いてます。

youtu.be