虚無層

exit from society

vS174(スクロマンス第7週・2020/9/25)雑翻訳

 dodo、めっちゃいいですよね RASENで知ったほぼにわかですがnormalは名盤だと思います。FoのMV(YouTube)もソラニンっぽくて激エモい。調べたらギリ年下らしい。強い。

https://www.vicioussyndicate.com/vs-data-reaper-report-174/

 前回からのバランス調整はありません。

クラス・アーキタイプ使用率解説

 ドルイドは全てのランク帯でプレイが増加しており、このクラスはトップレジェンドで非常に普及しており、ほぼ無敵に見える。ドルイドの成績はまだ最強クラスと言えるほどには至っていないが、他のクラス(ウォリアーやメイジなど)に比べてターゲッティングが難しいという事実が、ドルイドの注目に貢献している。

 メイジは低いランクでは使用率が上昇してきたが、レジェンドでは停滞期に達しているようで、先週は成績が著しく低下している。サイクロンメイジは、メタがこれを叩くことに固執しているため、いくつかの人気デッキとの対戦で不利な状況に陥っている。タートルメイジは控えめなプレイ率で安定している。ハイランダーメイジはトップレジェンドでたまに見かける状態が続いている。

 ソウルデーモンハンターは上昇を続けている。ラダー全体でプレイ数を伸ばし、トップレジェンドでのプレイ率ではサイクロンメイジを抜いている。高レベルでのビルドの多くは、ますます増えている難敵、対ドルイドのマッチアップを改善しようとしている。アグロデモハンはレジェンドでのプレイ率が非常に低い。

 爆弾ウォリアーは驚くほど衰退しているが、これはプレイヤーの間でソウルデーモンハンターへの嗜好が高まっている結果かもしれない。どちらのデッキもプレイスタイルは多少似ているが、デモハンはアグレッシブなデッキに対してウォリよりも遥かに強く、一方でウォリアーの不可避ダメージは遅いマッチアップで輝いている。

 フェイスハンターの数字は非常に安定しているように見える。ラダー全体を通して非常に人気のある選択肢だが、レジェンドへの登りで最も支配的に見える。ハイランダーハンターの数字は比較すると控えめな状態が続いているが、このアーキタイプはついにビルドに劇的な変化が見られるようになった。アーキタイプの新しいアグレッシブな「フェイス」バージョンが形になり始めており、検討に値するかもしれない。

 ローグの凋落は続いており、アグロもミラクルローグもここ数週間の成績低下によって数を減らしている。ミラクルローグは血の復讐を腹裂きに替えるという改良がゆっくりと進行している。アグロローグではスティールダンサーが復活し、少数派だったヴァリアントが再びプレイされ始めている。

 プリーストは洗練の段階に入っており、高レベルのプレイヤーはハイランダーアーキタイプの限界を認識し始めている。コントロールプリーストは現在ハイランダーよりも好ましい選択であり、ナーフされたカバルの侍祭を中心に多様なカードでサポートする構築で安定している。

 パラディンの数は増えているが、最も重要なことは、ついにトップレジェンドでも増え始めたということだ。先週の暫定メタブレイカーである聖典ほうきパラディンは、これまでこのクラスを受け入れていなかったプレイヤーからの注目を集め始めている。

 ウォーロックはフェードアウトしつつあり、このクラスはトップレジェンドではほぼ存在しない。ズーウォーロックの失敗は人々を追い払い、他のウォーロックデッキもプレイヤーを惹きつけていない。グルダンにとっては悲惨な状況だ。

 シャーマンは今ではウォーロックよりも多いが、ウォーロックより多くてもあまり意味はない。トーテムシャーマンは先週紹介したポルケルト・ビルドで多くの実験を見ており、リストの普及がアーキタイプのパフォーマンスにプラスの影響を与えたかどうかを見る時が来た。

パワーランキング解説

マッチアップ分布

パワーランキング

 スクロマンスのトップレジェンドメタは、再び勝率のバランスのとれたフィールドを実現した。プレイ率はドルイドにやや偏っているが、他のクラスも充分挑戦して勝てるほどの強さを持っている。9クラスがラダー上で実行可能に見える。トップレジェンド以外では、フェイスハンターとピュアパラディンが明確に強く、今月この段階でレジェンドへ登るには最強の選択肢である。

ドルイド

  • ドルイドの勝率がぶっ壊れではないならば、なぜ高レベルでこれほど人気があるのか疑問に思うかもしれないが、その答えはそのマッチアップ分布にあるかもしれない。メタにおける一般的なデッキを見てみると、それらのデッキはすべて、非常に信頼性の高い回答、つまりそれらをコンスタントに打ち負かすことができる「天敵」を持っている。スクロマンス環境がバランスを得ることができたのは、このカウンター性のおかげでもある。フィールド全体の中では、守護獣ドルイドは最も回復力のあるアーキタイプであり、ターゲットするのが最も難しいアーキタイプかもしれない。その最大のカウンターの一つであるピュアパラディンも、高レベルでは存在しない。したがってドルイドをプレイすることは、いつでも最善の選択であるとは限らないが、最も安全な選択である。
  • 守護獣ドルイドには3つの亜種があり、このレポートでも引き続き取り上げている。マリゴスドルイドは現在、他の2つよりもやや弱い。ファオリスドルイドは、現在のメタにおけるドルイドの性質(アグロに強く、カウンターされにくい)を代表する最もバランスのとれたヴァリアント。

メイジ

  • 前回のレポートでサイクロンメイジについて述べたことの多くは、今日も当てはまる。サイクロンメイジは、非常に数が多いという点では守護獣ドルイドと同じだが、現在のメタで数の多い他のデッキはすべてサイクロンメイジに対して優位に立っている。レジェンドランクのフィールドはサイクロンメイジに対して非常に敵対的であり、デーモンハンター、ドルイド、ハンター、ウォリアーらが高レベルでの加重勝率を50%以下に抑えている。
  • タートルメイジは実りある洗練のフェーズで、最適でないカードが徐々に衰退していき、地に足をつけつつある。加えて、先週議論したバリア型の構築は非常に有望であり、タートルメイジの能力を多様化させ、異なるマッチアップに対応できるようにしている。近い将来、レジェンドで50%を突破する可能性は十分にある。
  • ハイランダーメイジは死んだデッキのように見えるかもしれないが、私たちはそれが生き残れる方法を見つけた。それはサイクロンメイジを参考にした全く異なる構築を利用することだ。このデッキはクラス別のセクションで紹介され、議論されている。

デーモンハンター

  • ソウルデーモンハンターはいくつかのカード選択でドルイドのマッチアップを改善することができるが、それ以外のマッチアップを無視できないレベルで犠牲にする。そのため、ドルイドの人気が上昇すると、このデッキにとっては常に悪いニュースとなり、勝率の低下につながる。しかし、それでもこのデッキはまだ強い。
  • アグロデーモンハンターはレジェンドへの登りでは強いが、レジェンドではソウルデーモンハンターよりも明らかに劣っている。レジェンド上位のフィールドから消えてしまったのも納得できる。

ウォリアー

  • 爆弾ウォリアーはトップレジェンドでは非常に良いパフォーマンスを続けているが、下位のランクではそれほど強くない。その理由は高いスキルキャップではなく(メタの他のデッキと比較すればこのデッキは比較的単純なほうだ)、メタの構成にある。爆弾ウォリアーはアグロに弱く、ゲームプランを実行する時間が与えられる遅いマッチアップで輝く。高レベルのメタは遅くなる傾向があり、武器テックが衰退している(それ自体は正しい)ため、爆弾ウォリアーはかなり良いパフォーマンスを発揮している。爆弾ウォリアーは、ハースストーンの歴史の中でも最も弱く、最も脆い「最強デッキ」かもしれない。

ハンター

  • パワーレベルの高さが既に証明されたフェイスハンターはこれ以上紹介する必要はないが、ハイランダーハンターはどうなっているのだろうか? このアーキタイプはこの1週間で勝率が劇的に上昇し、トップレジェンドではフェイスハンターとほぼ同等の強さを見せている。その原因は、ハンターのセクションで話しているハイランダー・フェイスハンターのビルドの出現であり、現在このクラス内で利用可能なデッキに関して、非常に有望な新しい選択肢を提供する可能性がある。

ローグ

  • ラクルローグは、秘密の通路のナーフと、ここ数週間で見た敵対的なメタシフトの二日酔いから回復している。良いカードを使い、うまくプレイしている限り、トップメタの全てのデッキに対して五分に近いマッチアップを経験することができるだろう。それはメタの中で強い位置に置くには十分ではないが、競争力があり充分成功できる。
  • アグロローグはもっと悪い状況にあり、トップメタのデッキに対して十分にマッチアップしているようには見えない。無敵に見えた時代は終わった。このアーキタイプの中で興味深い発展の一つはスティールダンサーの復活であり、もはや他の選択肢に比べ劣っているようには見えない。しかし、ドルイドに対する貧弱な立ち位置を考慮すると、このヴァリアントがアグロローグの展望を変えるほどの能力を持っているかどうかは疑問である。

プリースト

  • コントロールプリーストは改良によってそれなりのレベルまで性能を押し上げているが、このデッキが今すぐプラスの勝率を示すことはまずないだろう。成功するには十分強いが、悪い癖が問題として残っている。現在のプリーストでラダーでコンスタントに成功するためには、対戦相手の様子を伺うよりも、自分のゲームプランを押し通す必要がある。
  • ここで、対戦相手の様子を伺うことに完全に執着しているように見えるアーキタイプであるハイランダープリーストの登場である。それはTier4に深く沈んでいる。ハイランダープリーストらしさにこだわるかぎり、勝つことは出来ない。

パラディン

  • 先週のメタブレイカーである聖典ほうきパラディンパワーランキング表に登場し、非常に印象的なデッキとなっている。トップレジェンドでの成績と、まだ改善の可能性があることを考えれば、ブレイクアウトも間近であることを示している。ただ明らかにプリーストとメイジに対する弱点があり、問題はこれらの対戦を改善できるかどうかである。もしそうなれば、このゲームでは最高のデッキになるかもしれない。クラス別のセクションで解決策を提案しているが、確実ではない。

シャーマン

  • トーテムシャーマンはあまり強力なデッキとしての地位を確立するほどではないだろうが、充分競争力のあるデッキになる可能性は十分にある。トーテムオーのバフはデッキのパワーを大きく押し上げており、最新のポルケルトのビルドはこのバフを活用することに期待が持てる。

ウォーロック

  • グルダンはスクロマンス環境の最新の詐欺師。ズーウォーロックは少しも進歩する気配を見せておらず、闇の睨視者のナーフによって破壊された後、ゴミ箱の奥深くに座っている。ガラクロンドウォーロックはギリギリ使えるが、あまり良いとは言えない。ウォーロックは新しいシャーマンです。

クラス別分析

ドルイド

 メイジが増えすぎの罰を受けている一方で、ドルイドは同じ罰によるダメージをほぼ受けていない。その人気と、貧弱なマッチアップが少ないことにより、ドルイドはスタンダードで最強のクラスだと考えられるが、しかしメタは全体的には非常にバランスが取れていて、圧倒的に飛び出たデッキは存在しない。闇の睨視者のナーフによって、ズーウォーロックに追いかけ回される心配が消え、マルフュリオンにやりたいことを何でもできる自由が与えられた。

 先週紹介した3つの守護獣ドルイドのビルドはどれも非常に印象的。最近のメタの傾向から、マリゴスドルイドは他の2つに比べてやや弱体化しているが、3つともパワーレベルは比較的近い。どのヴァリアントをラダーで運用すべきなのか、その理由を理解したいのであれば、先週のクラス別セクションがそれぞれのメリットをうまく説明してくれている。

ドルイド:クラスレーダー
マリゴス守護獣ドルイド
ファオリス守護獣ドルイド
異境の守護獣ドルイド

メイジ

 サイクロンメイジはずっと非常に人気のあるデッキ、メタはこのデッキに全力で敵対しようとしている。先週取り上げたのと同じく、2つの主要なヴァリアントがある。ドラゴンビルドはリロードのポテンシャルと、コバルト・スペルキンや魔竜の息吹によるリソースの貯蔵に焦点を当てている。バニラ型では、特定のマッチアップをターゲットする数枚のカードを採用している。召術師の招来は総合的には特別強いわけではないにもかかわらずこのヴァリアントではかなり人気があり、これは不利な爆弾ウォリアー/ソウルデモハンのマッチアップで重要であるためである。

 ファイアブランドや退化の矢のパワーレベルが高く、カットしたくないことを考慮すると、魔力の知性が代わりに抜ける可能性がある。魔力の知性の性能はギリギリ強いと言えるが、やや贅沢なカードであり必要不可欠ではないかもしれない。私たちの観察によれば、一夜漬けを賢く使えば、魔力の知性は不要になるだろう。すでにドラゴンヴァリアントでは不要になっている。

 先週、私たちはタートルメイジで新しいビルドの可能性を提案したが、その中で私たちはブリザードとサンリーヴァーの戦魔術師を抜いてアイスバリアと雲の公子を入れ、バーンデッキに対する成績を向上させることにした。この変更の長所と、それが特定のマッチアップにどのような影響を与えるかがはっきりとわかるようになった。

 バリア&公子型はソウルデモハンに対してはるかに強くなり、このマッチアップを完全にメイジ有利に変えた。また、フェイスハンターに対しても劇的な改善が見られ、わずかな不利に抑えている。またウォリアーとのマッチもデモハンと同じ理由で、幅は小さいが改善している。

 しかし、これには代償がある。ブリザードを失ったことで、ドルイド、メイジ、パラディンのマッチアップが大きく損なわれる。バリアはアグロローグに対しては良いが、ミラクルローグに対してはより悪い。3枚のカードで多くのマッチアップを変えることができるため、タートルメイジは異なるラインナップにフィットするトーナメントデッキとしての大きな価値があると考えている。ラダーに関しては、カード選択は簡単ではなく、あなた自身のいる環境に依存している。

 ハイランダーメイジはスクロマンス・アカデミーでは苦戦しているが、ラダーの苦境を解決する方法を見つけたかもしれない。ハイランダー・サイクロンメイジのビルドがラダーで人気が出てきており、古いドラゴンのビルドを大きく引き離しているように見える。ただし、封印されし監視者の強さは忘れないでね!

メイジ:クラスレーダー
バニラサイクロンメイジ
ドラゴンサイクロンメイジ
ヴァイオレットタートルメイジ
ハイランダーサイクロンメイジ

デーモンハンター

 ドルイドの戦場での地位が高まっているため、高レベルのプレイヤーの間では、ソウルデーモンハンターの構築をよりドルイドに勝てるようにしようとする意見がある。幸運なことに、このビルドの方向性では、ドルイドをターゲットにしたカードの多くはパラディンに対しても効果的である。そのため、「アンチ・ドルイド」という方向性は、パラディンが非常に多い低レベルのプレイにおいても意味がある。

 ドルイドに対抗するために使うカードは、マグゼリドンとワンド職人である。マグゼリドンのドルイドに対する強さはもはや説明も必要ないが、ワンド職人はこのマッチアップで非常に強いカードをいくつか生成することができる。魔力喰いは守護獣ドルイドの異境の乗騎売りヴァリアント(鉄の樹皮を採用している)に対して強く、ミラクルローグやパラディンに対してはさらに輝く。

 これにより、やむなくバトルフィーンドと霊視力をカットした、掲載の「アンチドルイド」ビルドが生まれた。ここ数週間紹介してきた霊視力ビルドと比べてどうだろうか?

 基本的に、この新しいビルドは悪いマッチアップを改善し、強いマッチアップを犠牲にすることでマッチアップ分布をより平坦にしている。ドルイドパラディンに対してはかなりの勝率上昇(それぞれ10%程度)を得ることができるが、ハンター、メイジ、ウォリアー、他のデーモンハンターに対しては悪くなる。マッチアップの偏りが少なくなったことで、ラダーでの強さは向上し、アンチドルイドに行く人気が高まった可能性もあるが、今のところ確実にこれよりも良いという選択肢はない。ここは完全に対戦相手の比率に依存している。

デーモンハンター:クラスレーダー
霊視力ソウルデモハン
アンチドルイドソウルデモハン
徒弟アグロデモハン

ウォリアー

 ウォリアーのこの1週間は何も起きなかったが、これは必ずしも悪いことではない。爆弾ウォリアーは相変わらず非常に強力に見え、あまり難しいことを考えずに済むようなマッチアップ分布を持っている。このデッキは、その回避不可能なゲームプランによって相手を非常にイライラさせるスローなマッチアップで非常に有効。最も効果的なこのデッキの倒し方はプレッシャーをかけることであり、フェイスハンターのようなアグレッシブなデッキはそれに対抗することができる。

 他に話すことはあまりない。爆弾以外ではビッグウォリアーがラダーでの存在感がある唯一のデッキ。ツーデンランスを使った隠し武器抜きビルドはお勧めできる。ドルイド、ソウルデモハン、爆弾ウォリに対してはある程度まともな勝率があり、何とかプレイできるが、他のデッキに対しては深刻な問題を抱えているため、ほとんどのプレイヤーが興味を示さないままでいる。

ウォリアー:クラスレーダー
ガラクロンド爆弾ウォリアー
隠し武器抜きビッグウォリアー

ハンター

 フェイスハンターは、あらゆるプレイレベルでラダー最強のデッキの一つとしての地位に落ち着いた。ビルドは秘策の選択の間で微調整が続いており、ドルイドの台頭と成功によって凍結の罠2枚積みが強力になっており、一方で爆発の罠は価値を失いつつある。ドラゴンベイン、ポルケルトに並ぶもう1枚のフィニッシャーとして三匹がキルを採用するために秘策を1枚カットするという選択肢も残っている。

 ハイランダーハンターはよりカーブを下げることでフェイスハンターの成功を真似しようとしており、本質的にはゼフリスと恐竜使いブランを使ったフェイスハンターデッキと化している。私たちは既存のビルドから集められたリストを掲載しているが、その結果はかなり有望だ。この新しいフェイスみハイランダーハンターは、遅いドラゴンビルドよりもはるかに優れており、フェイスハンターと同じくらい強力なものになるかもしれない。ハイランダーハンターをプレイするのが好きだが、フェイスハンターより優先する理由を見つけられなくて困っている人は、これを試してみてはどうだろうか。

ハンター:クラスレーダー
ポルケルト・フェイスハンター
ハイランダー・フェイスハンター

ローグ

 ローグは、数週間の困難な状況を経て、そのパワーと人気の低下から回復しようとしている。良いニュースは、ローグにはまだ競争力があり、まだやれると思わせるいくつかの心強い進化があること。

 ラクルローグはオーケー。トップメタのデッキに対してアドバンテージを持っているわけではないが、デッキをうまくプレイしている限り、それらすべてのデッキに対して五分に近いマッチアップで持ちこたえることができる。ラダーで難しい二択は、図太い徒弟と教団の新入会員。後者は守護獣やサイクロンメイジに強いので非常に魅力的だが、他のほとんどのマッチアップでは役に立たないので、よりバランスの取れた徒弟よりも厳密に良い選択とは言えない。

 スティールダンサーがアグロローグに戻ってくるかもしれない。先週、武器テックの衰退を観察しており、メタの傾向はダンサー・ヴァリアントにとって有利な環境につながっている。 現在ではハイパーアグロビルドと同程度になっているようであり、一方手先ヴァリアントは落ちぶれている。

ローグ:クラスレーダー
秘策ミラクルローグ
隠れ身ダンサーアグロローグ
隠れ身ハイパーアグロローグ

プリースト

 メタにおけるプリーストの位置はベストではないが、競争力のあるラダーの選択肢であることは確か。私たちはフル泥棒ビルドのコントロールプリーストが最良だと見ているが、泥棒パッケージを減らしてセセックのヴェールウィーヴァーおよび聖なる一撃か密言:死を採用するという選択肢もある。このフル泥棒ビルドは特にプリーストミラーで輝き、パラディンに対しても壊滅的な効果を発揮することができる。聖なる一撃を入れるとハンターを倒す傾向があり、密言:死はミラクルローグとソウルデモハンに対してベスト。

 ハイランダープリーストはコントロールプリーストよりも確実に劣っており、ラダーデッキが洗練されていないせいでさらに悪い印象を与えている。最高ビルドの最高値でさえコンプリから多少離れていることを考えると、使う意味があるのかさえ疑わしくなってきた。

プリースト:クラスレーダー
全力泥棒コントロールプリースト
カバルハイランダープリースト

パラディン

 先週はパラディンについて我々が知らなかったことは何も教えられなかったが、今週は聖典ほうきパラディンを改善するための提案が1つある。

 先週も言ったように、聖典パラディンの最大の弱点はプリーストとメイジのマッチアップだ。パラディンは勝つために非常にボードに依存しているため、フリーズ、遅延、メイジのスイングターンやプリーストの除去によって、これらのマッチアップは非常に難しくなっている。

これが、手札からのバーストダメージがパラディンのゲームを終わらせるのに役立つ理由であり、そこで報復の怒りの出番である。かつてトップメタのパラディンデッキにおいてこれが重要なカードだった時期があった……ウィッチウッドの偶数パラディンも、ボードは支配できるがバーストがないという同じ問題に直面し、効果的なフィニッシャーとして報復の怒りを発見した。

もちろん聖典パラディンは偶数パラディンとは異なるが、非常に(本当にすごく)当てずっぽうなこの予測に基づき、試してみる価値はある。報復の怒りのために道を作るカードはライトフォージの祝福(既に良い対戦で強いが、悪い対戦で役に立たないカード)とクレクレ君である。

パラディン:クラスレーダー
聖典ピュアパラディン
FunkiMonkiホウキ聖典パラディン

シャーマン

 先週、トーテムシャーマンは強力なメタデッキになる可能性は低いが、プレイできるデッキになる可能性はあるという励ましを与えてくれた。確かに、シャーマンプレイヤーが極端な無能感を感じることなくラダーに入れることができる程度には強いデッキである。ドルイド、プリースト、ウォリアーとの相性が良いので、トーナメントでは稀な選択肢として考えられるデッキになるかもしれない。

 先週のポルケルトビルドのデータを調べた結果、いくつかの微調整を加えることでこのアーキタイプにとって最高の方向性を示す可能性を秘めていると考えている。このデッキには、簡単にプレイできて、それゆえに貪欲な読書家とシナジーを発揮するような、強力なスタンドアローンの1ドロップが欠けていることがわかった。

 その一方で、状況に依存する1ドロップの中にはうまく機能していないものもある(笑顔の相棒や空飛ぶほうきなど)。私たちはこれらを抜いて、過去も現在も高速のシャーマンデッキで実績のある、荒々しい嵐と下水すすりのゲスを入れた。これはデッキの序盤の強さ、そして総合勝率をブーストすることにつながるだろう。

シャーマン:クラスレーダー
ポルケルトーテムシャーマン

ウォーロック

 バランス調整により、シャーマンとウォーロックは入れ替わったのかもしれない。シャーマンは潜在的に競争力のあるクラスのように見えるが、ウォーロックは抜け出せない深いゴミ溜めに沈んでしまった。

 ズーウォーロックは闇の睨視者へのナーフに続いて勝率が著しく低下し、ラクロンドウォーロックは改善の余地がほとんどなく圧倒的に弱いままだ。次のバランス変更まではグルダンは休暇を取ることになるかもしれない。大魔女ウィローは違うよ、チーフ

ウォーロック:クラスレーダー
Norwisズーウォーロック
ドラゴンソウルガラクロンドウォーロック

今週のメタブレイカ

 メタはさらに発展すると予想しているものの、クラスがそれぞれの明確な強みと弱みを示しているため、バトルラインが引かれているように見える。パワーレベルの観点から見ても、メタは非常に健全に見え、最高レベルにおいても他より明らかに強いデッキは存在しないようだ。

 現在の状況を打破する可能性のあるデッキの1つが聖典パラディンであり、それはパズルの欠落した部分を見つけられるかどうかにかかっている。それは今回のエキスパンションでは実現しないかもしれないし、来週実現するかもしれない。私たちが言いたいのは、このデッキがスタンダードを変えるギリギリのところにいるということであり、パズルの欠片が今のカードプールにあるかどうかは非常に気になるところだ。

 このデッキは2週連続でメタブレイカーのレッテルを貼られるにふさわしいデッキだ。

聖典(ほうき)パラディン

 お疲れ様でした

 今回の途中で、DeepLの画面右側に直接書き込んで修正したほうがはるかに早いことに気づきました。タスクと〆切がバカ溜まってる上にクソ眠いのでとりあえずボーイズ見て寝ます