虚無層

exit from society

vS181(ダークムーン第4週・2020/12/11)雑翻訳

 ドクターキャピタル、みのミュージック、マジで偉大

https://www.vicioussyndicate.com/vs-data-reaper-report-181/

クラス・アーキタイプ使用率解説

 アグロデーモンハンターがスタンダードを席巻している。今では、ソウルデーモンハンターを抜いてトップレジェンドを含む全てのランクで最多のデッキとなっている。特にダイヤモンド1-4での存在感は驚くべきもので、レジェンドまでの登りでフィールドの20%に到達するデッキを見るのは久しぶりだ。生命奪取デーモンハンターはわずかにプレイ数を増やしており、ポルケルトの新しいビルドが登場したことで、トップレジェンドでの存在感が際立っている。

 ウォリアーはラダーを通してプレイ率が上昇しているが、興味深いことに、トップレジェンドではフィールドの約12%を占めているものの、その数は減少している(15%から)。そこに爆弾と激怒ウォリアーが少しずつ加わっている。

 ローグのプレイ数はわずかに増加しているが、レジェンドでより顕著になっている。ミラクルローグは成長しており、また新しい秘策なしのヴァリアントも誕生しているようだ。この新しいヴァリアントはコンボカードと忘れ去られた「旋風脚流の達人」を中心としたもので、これはウルドゥムでリリースされて以来、対戦でプレイされなかったカードである。

 トップレジェンドでほうきパラディンが注目を集め、パラディンが少しずつ尊敬されるようになってきている。今ではピュアパラディンよりも人気があり、新しいビルドは旧神を手放している。

 ドルイドは新しい命を見つけたのか? ハイランダードルイドが今週、何人かのプレイヤーのトップレジェンドの成功に続いて、どこからともなく出てきた。瞬く間に最も人気のあるドルイドデッキとなり、苦戦しているマリゴスとピエロの両アーキタイプを凌駕している。

 ハイランダーハンターはメタで安定した存在だが、他のアーキタイプは消えつつあるようだ。断末魔ハンターはその失敗を受けて衰退しつつあり、フェイスハンターはもはや下位互換に見える。

 良いニュースは、ナズマニの血紡ぎ師のバグが先週修正されたことで、このカードが意図した通りに機能するようになったことだ。悪いニュースは、コントロールプリーストが完全に混乱していて、様々なビルドがラダー全体に広がっていることだ。そこで何が起こっているのかを理解するのは難しい。現時点ではハイランダープリーストのほうがどちらかというと安定したアーキタイプだ。

 メイジとウォーロックはどちらも死んだクラスのように見える。唯一の注目すべきニュースは、ハイランダーメイジが過去の栄光を追体験しようとしているように見えることだ。

パワーランキング解説

マッチアップ分布

パワーランキング

デーモンハンター

  • メタは確かにデーモンハンターに反応していて、アグロとソウルデーモンハンターの勝率はどちらも極端に大きくはなっていない。問題はメタのバランスが勝率だけではなく、プレイ率にも及んでいることだ。デーモンハンターがレジェンドでフィールドの30%近くになっても、この2つのデッキがベストパフォーマンスのデッキであることを考えると、これは懸念材料になる。つまり、デーモンハンターは降魔の狩人のときほど圧倒的ではないかもしれないが、多くの戦略を今や見えない遠くまで押しやっている。この2つのデッキには、近いうちにナーフが適用されることになるだろう。
  • 生命奪取デーモンハンターは大きな変化を遂げようとしており、そのビルドは拡張の初期に見た最初のリストとは劇的に異なってきている。これらの変更は的を射ているようで、このアーキタイプの勝率は急速に上昇している。特にトップレジェンドでは(プレイするのがかなり難しいデッキである)、最終的にはプラスの勝率を示すようになっても驚かないだろう。このアーキタイプのパフォーマンスを向上させるもう一つの重要な要因は、アグロデモハンの台頭である。生命奪取デモハンは他のデッキと同様にカウンターが難しく、アグロデモハンの極端な多さは、生命奪取デモハンにとって問題のあるマッチアップを相殺するために大いに役立っている。

ウォリアー

  • コントロールウォリアーは、より高いレベルのプレイでは驚くべき低下率でTier1から落ちており、これは予想外の出来事だった。その勝率の低下の一部は、他のトップメタデッキがカード選択においてコンウォリを激しくカウンターしていることに起因している。しかし、しかし、Tier5デッキが登場し、それが基本的にコントロールウォリアーにしか勝てないならば、あなたは少し後ろに退いて、花火を鑑賞することしかできない。ハイランダードルイドプレイヤーの皆さん、犠牲になってくれてありがとう。
  • ETCウォリアーをナーフすれば、このクラスがなくなると思うだろうか? 私たちは、このデッキがナーフされれば、爆弾ウォリアーが帰ってくるだけではないかと強く疑っている。これはすでに非常に優れたもので、プレイヤーベースに足りないのは経験だけだ。我々が警告しなかったとは言わないでくれ。

ローグ

  • ラクルローグはレジェンドで最高のパフォーマンスを発揮するデッキか? ローグプレイヤーが自分のデッキにネコを2枚入れたことで、そんな驚くべきことが起きている。実際、秘策ビルドは高レベルプレイで洗練され、アーキタイプの勝率をレジェンド・メタのトップに座るまでに押し上げている。
  • しかし、ミラクル・ローグが今週のメタ・ブレイキング・デッキである主な理由はそれだけではない。新しい「旋風脚流の達人」のビルド(これはまだ洗練されてすらいない)は、最終的に秘策ビルドよりも優れている可能性があり、その普及がアーキタイプの勝率が急上昇している大きな要因となっているのだ。これに気をつけるか、ローグのセクションでこれをネットデックして、敗北を知りたいみんなの仲間入りをしよう。

パラディン

  • 先週予想していたとおり、ピュアパラディンはレジェンドでTier2に落ちた。スキルの上限という点では、間違いなく最もリミテッドなデッキの一つだ。それは強力だが、そのマッチアップ分布はほぼすべての対戦相手に対して、高レベルのプレイでより悪くなる。
  • ほうきパラディンが徐々にパフォーマンスを向上させていく様子を、私たちはまだ見守っている。それは間違いなくまだピークに達しておらず、このデッキへの関心が比較的低いため、他のデッキに比べて洗練されるのが遅くなっている。

シャーマン

  • 進化シャーマンは確かにトップメタデッキよりも下の層に位置しているが、アグロデモハンがこのデッキをどうしようもないレベルまで突き落としたわけではない。改良が進んだことで、ソウルデモハンやコンウォリに対抗できるようになってきており、その主要なヴァリアントはどちらも良い結果を出している。ミラクルローグが爆発的に増加したなら、進化シャーマンはかなり良い回答になるだろう。
  • アグロシャーマンは確かにアグロデモハンに苦しんでいるデッキの一つだが、デーモンハンターの序盤に対抗するために別のビルドに移行しようとしている。トーテムシャーマンはまだハイランダードルイド的バイブスのなかに存在している。

ハンター

  • アグロデモハンの台頭は少し痛いが、ハイランダーハンターのマッチアップ分布はまだ非常に良く、まだ落ちそうにはないと思われる息の長いTier1デッキ。フェイスハンターもそれなりに健闘しているが、ハイランハンターには及ばない。何度でも言うつもりだ。

その他のクラス

  • ハイランダードルイドは……コントロールウォーロックと同じくらい悪い、それが全て。ちゃんとしたデッキとは思えない。
  • コントロールプリーストは今のところ、ゴミで埋め尽くされたアーキタイプのゴミ箱のような存在だ。現在の勝率はほとんど意味がないが、このアーキタイプを引き継いで持ち上げることができる本当に有望な構築をまだ見ていない。歴史的に、デッキ構築が難しいので、もっと時間が与えられるべきである。
  • ハイランダープリーストはほとんどウォリアーたちをイラつかせるためだけに存在している。アグロデモハンとのマッチアップを少しヘッジすれば、勝率を向上させることができると考えている。
  • ハイランダーメイジは実際まあまあ悪くないのだが、その性能はすでにピークを迎えており、勝率は下降線をたどっている。他のメイジデッキよりはプレイしやすいように見えるが、このクラスがメタに関わる力になるために必要としていたデッキはこれではない。
  • ウォーロックについては何のニュースもない。ズーは気が滅入るほどがっかりだし、このクラスはデーモンハンターにいまだに叩かれ続けている。

クラス別分析

デーモンハンター

 デーモンハンターは、2つの非常に強力なデッキと、急速に改善されつつある3つ目のデッキで、スタンダードを支配し続けている。

 アグロデーモンハンターは、あらゆるプレイレベルにおいて最も人気のあるアーキタイプである。先週紹介したポルケルト/アルトルイスと髑髏をともに使ったビルドは非常にうまくいっている。アンバーウィングと教団の新入会員については議論がある。アンバーウィングはゲーム序盤ではより強力で、ミラーでは非常に価値がある。新入会員はポルケルトの後や、いくつかの遅いマッチアップ(ウォリアー、プリースト、ドルイド)では強い。一般的にはアンバーウィングの方が強いカード。

 ソウルデーモンハンターに変化は見られず、いつものビルドが現在のメタには完璧に見える。魔力喰いはミラクルローグが登場した後、その重要性が増しつづけている。

 生命奪取デーモンハンターは、上昇中のアグロデモハンとの圧倒的なマッチアップ(70-30)に加えて、構築の洗練が進んでいることで、その性能に目覚ましい進歩を遂げている。その構築の改善は、このビルドにポルケルトを導入したことに大きく起因しており、デッキの勝利条件の一貫性を大幅に高めている。これにより、イルギノスをより早く見つけることができるようになると同時に、1マナまでディスカウントすることができるようになり、あなたのバーストポテンシャルは非常に高くなり、装甲を積んだウォリアーでさえOTKを防ぐのに苦労することになるだろう。酸性沼ウーズはアズィノスの防塁を除去するために人気が出てきたが、他のデーモンハンターに対しても有用。古典的なテックカードの、稀に見る好演。

デーモンハンター:クラスレーダー
イルギノスソウルデモハン
ポルケルトアグロデモハン
ポルケルト生命奪取デモハン

ウォリアー

 ウォリアーは今週、メタでの敵対心を強めており、プレイヤーはハイランダードルイドのような悪いデッキをいじることさえも厭わないほど、ウォリアーを罰することにますます注力するようになっている。

 ここ数週間、一貫して地雷原は非常に強力な序盤の除去ツールに見えるし、アグロデーモンハンター(現在はより挑戦的なポルケルトのビルドを実行している)の人気が継続的に上昇しているため、コントロールウォリアーに含めることになった。このマッチアップではかなり勝率を稼ぐはずだし、他のマッチアップでも概ね有用だ。

 デッキに戻したカードは乱闘で、このデッキが出会う新たな敵の一部に対して役立つだろう。ハイランダードルイドに対して強力であり、ミラクルローグのプレイが急増していることを考えれば、さらに良くなると予想される。

 これらの追加のためのスペースを作るために、ステージダイブ(最弱のサイクルカード)、ペン投げ野郎(レイトゲームのコンボの念押しはあまり重要ではない)、ゼフリス(メタがスピードアップしているため、アクティブで持っている可能性が低くなっている)を落としている。トップレジェンドで多くのミラーに直面しているのであればサイラスをおすすめする、ラトルゴアへのより良い答えであり、超レイトゲームにならない他のマッチアップでも有用。

 他のウォリアーデッキは目立った発展を見せていない。爆弾ウォリアーは地雷原を走らせている限り非常に良い。激怒ウォリアーはETCコンボを実行するよういじっているが、我々は感銘を受けていない。

ウォリアー:クラスレーダー
ETCコントロールウォリアー
ガラクロンド爆弾ウォリアー
剣食い激怒ウォリアー

ローグ

 ラクルローグは今週の最大の話題で、古い秘策ビルドの改良と、より優れていることを証明する新しいビルドの登場によって恩恵を受けている。

 まず、秘策ビルドは非常に脂が乗り、落ち着いているように見える。私たちはプレイヤーがファラオの愛猫のかわりにスパイミストレスを使う実験をしているのを見てきたが、これは無視できない調整だ。この調整の背後にある目的は、スパイミストレスが1ターン目に強く、良いトレードが保証されたアグロデーモンハンターとの対戦である。問題は、他のマッチアップではネコの方が遥かに優れており、ゲーム中盤から終盤にかけては遥かに有用であるということだ。

 新しいミラクルローグのビルドはコンボメカニックと旋風脚流の達人のバリューエンジンに焦点を当てている。旋風脚流の達人はレイトゲームに最も強いが、それを起動するカードは序盤で輝く。コンボミラクルローグはSI:7諜報員や景品横取り野郎のおかげでアグロデモハンのような速いマッチアップでは非常に有効だが、コントロールウォリアーのような遅いマッチアップでも非常に長持ちする。狐の騙し屋はもちろんあらゆるローグデッキで優れているが、このビルドでは特に強力である。

 特に旋風脚流の達人がクエスト中の冒険者と似たようなタイミングで活躍するカードである場合は、秘策ビルドと同様に、冒険者は1枚あれば十分。コンボミラクルローグは脳天直撃ガールがないため、大きなミニオンに対して苦戦することがあり、ローグのミラーは非常に不安定になる。エドウィンをプレイされるたびに吹き飛ばされるのを防ぐため、無理強いを使うことをお勧めする。

ローグ:クラスレーダー
秘策ミラクルローグ
コンボミラクルローグ
隠れ身アグロローグ
ペテンガラクロンドローグ

パラディン

 聖典ほうきパラディンは今週、デーモンハンターとコントロールウォリアーの両方に対して少し勝率を稼ぎそうな新しいビルドが登場し、より注目を集めている。

 レッドスケールのドラゴン使いはアンバーの番竜とのシナジーで、リリース以来パラディンの魅力的なカードとなっているが、このクラスで利用できる他のドラゴンはあまり良いものではなく、番竜を2体だけ使うことで十分に一貫性のあるパッケージになるのかという疑問があった。

 答えはイエスのようだ、人気のあるデーモンハンターのどちらのマッチアップでも、2ドロップから保証されたヒールを引くことは非常に有用なので。時折、ドラゴン使いがゲーム終盤にリバー・クロコリスクに変わることもあるが(すでに両方のウォッチャーを引いている場合)、このカードの平均的な結果はまだ正味のプラスであることに変わりはない。

 このデッキで敬虔な生徒に代わって人気が高まっているカードは、ナールの真槌(すでにピュアパラディンでは一般的な選択肢となっている)だ。ハンマーはデーモンハンターとウォリアーの両方に強く、知恵の聖典を引くことに頼らずに済むため、よりコンスタントに強いテンポ・プレイが可能だ。

 このデッキに最後に加わったのはサイラス・ダークムーンだ。パラディンはそのヒーローパワーによって、テックの選択でなく単体での強力なカードとしてサイラスを運用するのに最も適したクラスであると言えるだろう。ウォリアーに対しては明らかに素晴らしいし、他の多くのマッチアップ(ミラー、プリースト、ローグ)においても、ロード・バロフや正義の聖典を消費せずに大きな脅威に対処できるので、非常に価値がある。

パラディン:クラスレーダー
聖典ピュアパラディン
サイラス聖典ほうきパラディン

シャーマン

 アグロデーモンハンターの人気の高まりは、シャーマンクラスからプレイヤーを離れさせているが、この困難な状況下ではまだうまくいっているほうだともいえる。

 進化シャーマンは、アグロデモハン以外ならどんなデッキにもマッチするオールラウンドなデッキで、最高のシャーマンデッキだ。また、先週取り上げた2つの異なるビルド、コースターと変性者についての情報も集めた。

 先週の変性者ビルドは正しかったようだ。今週の調整は、ウォリアーズとドルイドの両方の台頭に対応するイナラ・ストームクラッシュを復活させるためにボグストロクのクラッカーをカットすることだけだ。彼女はデッキとのシナジーがあまりないので、重要なカードでもマストクラフトでもないと考えている。

 コースターのビルドは数日前にこのデッキで#1レジェンドを達成したJambreが担当した。最大の特徴は、新しく進化したミニオンを疑似除去に変えることで、相手の盤面に反応する呪文がないというこのビルドの弱点を緩和してくれる、空飛ぶほうきだ。2枚目のクラッカーを2枚目の電線ネズミに交換した(単にこちらのほうが良いカードだ)。

 アグロシャーマンは、残酷なアグロデモハンとの対戦のせいで総合勝率も低下している。プレイヤーはこのアーキタイプを、デッキ内の高マナのカードをカットしつつ、ゲーム序盤の盤面をよりアグレッシブに奪い合うものへと移行させようとしている。有望な手段としては、ノール叩きのハンマーと伝承守護者ポルケルトを使うことが考えられる。

 このビルドの低いマナカーブと武器パッケージのおかげで、嵐の怒りとより横並びなプレイスタイルを採用することができ、岩穿ち/溶岩爆発の時よりも貪欲な読書家が合理的な選択となった。

シャーマン:クラスレーダー
変性者進化シャーマン
コースター進化シャーマン
ポルケルトアグロシャーマン
アイソアトーテムシャーマン

ドルイド

 #1位のレジェンドデッキというものは非常にミスリーディングで、ハイランダードルイドはその好例だ。このデッキは、ソウルデーモンハンターとコントロールウォリアーの両方に対して、個人的な成功と誘惑的に良いマッチアップを経て登場した。これらの情報から、このデッキがメタを破壊すると思われるかもしれないが、ハイランダードルイドピエロドルイドで見たのと同じ問題を抱えている:フィールドにいる他のすべてのデッキに破壊されてしまう。

 実際、ハイランダードルイドはピエロドルイドよりも悪い。ゼフリスは安全性と困難な状況に答える能力という認識を作り出しているが、それはあくまでも認識。エリーズは複製の不足をカバーしていると思わせているが、このデッキの全体的な一貫性という大きな代償を払っている。改良によって劇的な改善が見られない限り(生命奪取デモハンとは異なり、デッキを構築するのが「明白」であることを考えると、それはありそうもない)、ハイランダードルイドが消えることが予想される。

ドルイド:クラスレーダー
疑わしきハイランダードルイド
ヨグピエロドルイド

ハンター

 ハイランダーハンターは、その強力でオールラウンドなマッチアップ分布のおかげで、現在のメタにおいて非常に良いパフォーマンスを発揮し続けている。どの対戦相手にも超弱くはないので、一貫して強力なラダーデッキである。アグロデモハンマッチアップは最も扱いづらいものだが、ハンターはこのマッチアップではシャーマンよりもはるかに有利に働く。ここでは爆発の罠を使うことで少しでも得をすることをお勧めする。

 ハイランダーでなくフェイスハンターをあえて使うちゃんとした理由が思いつかないので、このデッキの勝率は全く問題ないが、恐竜使いブランやゼフリスを使えるフェイスデッキの存在によって完全におまけになってしまっている。

ハンター:クラスレーダー
秘策ハイランダーハンター
ポルケルトフェイスハンター
秘策断末魔ハンター

プリースト

 プリーストは滅茶苦茶だ。このクラスに関連するデータに取り組むのは本当に難しい。多くのプレイヤーは先週ナズマニの血紡ぎ師のバグが修正されたことに気付いてさえおらず、古いビルドを実行し続けている。他のプレイヤーはガジェッツァンの競売人を使った「ミラクル」ビルドで実験しているが、それらは特に恐ろしく弱い。この状態では、統計はコントロールプリーストについてあまり教えてくれない。

 私たちはこの混乱を掘り下げて、最終的な洗練された製品ではないかもしれないがナズマニの血紡ぎ師のリストを作成した。デッキの中で非常に優れたパフォーマンスを発揮するカードは真言:盾だ。血紡ぎ師とヴェールウィーヴァーの両方からスノーボールするだけでなく、神格化とともに、デモハンとの対戦で重要なカードである火霊術師との相性も抜群だ。密言:死は重要と思われるもう一つのカードであり、特に来週にはより多くのローグに出くわすことになるだろう。カバルの侍祭や無気力の波はこのメタでは特に優れたカードではないと考えているし、イルシアとのシナジーがあまり期待できない構築において、イルシアが本当に重要なカードなのかどうかもわからない。この質問に答えるためには、より良いデータが必要だ。

 ハイランダープリーストは、アグロデモハンに対してより良いパフォーマンスを発揮するために、欲張りなカードをある程度カットすることができる。ゲーム序盤の除去が鍵となる。密言:痛、影の狂気、そして聖なる一撃は、デーモンハンターの序盤のターンに対処する方法をより多く提供してくれる。

プリースト:クラスレーダー
血紡ぎ師コントロールプリースト
ダークムーンハイランダープリースト
ブラッド復活プリースト

メイジ

メイジクラスにはちょっとだけニュースがある。ハイランダーメイジは、ある程度の勝率を持って少しだけ登場したが、このデッキが大きなインパクトを与えたり、大きな牽引力を得たりすることはあまり見られない。このクラスのデイリークエストをこなすための手段ではあるが、それだけのようだ。最良のビルドは、お馴染みの防御シェルと並んで大型呪文を走らせるという、オールドスクールなものでもある。

 このクラスの他のアーキタイプは非常に弱い。プレイヤーはクトゥーンスペルメイジを試しており、我々はLanguagehackerのクールなビルドを掲載しており、より速いマッチアップでは狂気のデッキを通してそれらのかけらをより強力な呪文に変えることができる。クールだが、あまり良くない。

メイジ:クラスレーダー
ビッグスペルハイランダーメイジ
クトゥーンスペルメイジ
エレメンタルサイクロンメイジ
バーン秘策メイジ

ウォーロック

 ウォーロックは終わったように見える。ズーウォーロックはオーケーだが、デモハンとの相性の悪さと、アグロデモハンが圧倒的により優れたアグロデッキであるように見えることから、プレイヤーはこれをプレイすることに非常に消極的になっている。

 グルダンはただバランス調整を待っている。

ウォーロック:クラスレーダー
ダブル種族コントロールウォーロック
チケッタスガラクロンドウォーロック
ハンドズーウォーロック

今週のメタブレイカ

 デーモンハンターもウォリアーも出てこないメタブレイカーコーナー?信じられない!

 ミラクルローグはゼフリスでバカな遊びをやるのをやめ、本気を出し始めた。このアーキタイプは、秘策ビルドを洗練したおかげで、より高いレベルでのプレイでのパフォーマンスが急上昇しているし、新しい旋風脚ヴァリアントは現在のメタでは最終的により優れたリストになる可能性がある。

 この新しいリストは、序盤の強力なテンポカードのおかげでアグロデモハンに対して非常に優れたパフォーマンスを発揮し、これらのテンポカードは、まもなくローテーションされる忘れ去られたエピックカードのおかげで、遅いマッチアップではレイトゲームのバリューに変わり、これをクラフトするかどうかでプレイヤーの頭痛の種になることは間違いない。

 このデッキのマッチアップ分布は非常に狂った強さに見える。このデッキのラダー版は現在のところ無理強いを使用していないため、単体除去を必要とするマッチアップでは苦戦を強いられることに気がついている。単体の追加はその弱点を緩和するのに役立つはずだし、そうなれば進化シャーマン以外にこのデッキをコンスタントに打ち負かせるものがあるとは思えない。

 背中に気をつけて↑

ミラクルローグ

 お疲れ様でした