虚無層

exit from society

vS191(ダクムンレース第9週・2021/3/19)雑翻訳

 ここに何か書くのを忘れたまま公開してしまったのですが、特に書くことも思いつかないのでそのままにしています

https://www.vicioussyndicate.com/vs-data-reaper-report-191/

Data Reaper Updates

  • 今週のメタはかなり停滞しており、改めて言うことがほぼないため、今週のレポートは短い。クラス別のセクションはスキップし、主にマクロレベルのデータを確認した。来週の20.0パッチは、ワイルドへ行く予定のカードのナーフを巻き戻し、バランス調整も同時に行うため、メタを完璧に変えてしまうだろう。巻き戻されたカードは少しの期間だけスタンダードでも使える。
  • ウェブサイト上のコンテンツが遅くなることはないだろう。次回のData Reaper Podcast20日(土)に配信予定で、ゲストにはAlec Dawson氏を迎える。今回も、シニアゲームデザイナーにホットな話題を提供していただく予定だ!
  • 21日(日)には、コアセットの全カードプレビューを公開。拡張版の時と同じように、新コアセットの内容を確認し、各クラスが得たものと失ったものを見ていく同様の記事を作成している。
  • 「荒ぶる大地の強者たち」の全カードプレビューは、次の週末に掲載される予定。続いて拡張版発売の前日には、セオリークラフトの記事が掲載されるだろう。
  • 長時間作業で製作中。これからのコンテンツを楽しみにしていてください!

クラス・アーキタイプ使用率解説

 ラダーではローグの人気が再び高まっている。興味深いことに、トップレジェンドではアグロローグが旋風脚ローグの使用率を上回っている。秘策ローグはアイアンフォージでの成功を受けて強く宣伝され、トップレジェンドでこのデッキの数が増えているのがわかる。

 ドルイドはあまり多くの変化を示していない。レジェンド以外では、クッチャベラードルイドが最も人気のあるデッキ。レジェンドでは、ハイランダードルイドのほうが多い。アイアンフォージで活躍したもう1つのデッキ,
トレントドルイドは、トップレジェンドで少し増加している。

 ハイランダーメイジの人気が高まっている。これは特にレジェンドで顕著で、ここ数週間ラダーで苦戦していたスペルダメージメイジを上回っている。秘策メイジはかなり優秀だが、トップレジェンドでは姿を消している。モザキメイジはトップレジェンドでかなり増えるが、これはラダーの高レベルにいるプレイヤーの中には、負けてもいいからクールな姿を見せたいという人がいるためである。

 プリーストは強力なハイランダーアーキタイプで踏ん張っている。このクラスの他のアーキタイプは、この拡張版を通して、あらゆるレベルのプレイで一貫してひどいものだった。

 激怒ウォリアーは、ハイランダーデッキの増加により居心地の悪さを感じているものの、少ない使用率を維持している。爆弾ウォリアーも少数存在するが、コントロールウォリアーを含む他のウォリアーデッキは消えていった。

 大会での評判の良さはラダーでのプレイの増加につながるものであり、ズーウォーロックはアイアンフォージで非常に輝いていたデッキで、高い勝率を誇り、トップ4のうち3人のラインナップに入っていた。ガラクロンドウォーロックもプリースト狙いのラインナップで非常に良いパフォーマンスを見せたが、ラダーではまだあまり強くないということはプレイヤーも認識している。

 生命奪取デーモンハンターは、トップレベルのプレイで優位性を証明する機会があった。しかし、このデッキの勝率は50%を下回り、トップ16での使用率はフィールド全体での使用率を下回ってしまった。アイアンフォージのプレイヤーが弱かっただけかもしれませんし、真実を知るためには、最高で最大の頭脳を持つ、もっと少数精鋭のサンプルが必要だったのかも、しれませんね。

 聖典ほうきパラディンは、アイアンフォージでは悪評を経験した。配信外では好調だったが、配信試合では苦戦していたようで、パフォーマンスが落ちているという印象を与えていた。それが今週のトップレジェンドでのプレイ率に悪影響を与えたようだが、全体の勝率とトップ16への参加率は問題なかった。

 憐れなシャーマンとハンターはどこにも見当たらない。

パワーランキング解説

マッチアップ分布

パワーランキング

  • ダークムーンフェアの終盤のメタの話は、いくつかの簡潔な段落にまとめられる。
    • ローグは他のすべてより少しだけ優れている。アグロと旋風脚のローグ2デッキの支配は、過去のメタの暴君ほど劇的で馬鹿げたものではないものの、その勝率も使用率も高い事を考えると、明らかに良すぎるし、影響力も強すぎる。先週のメタは少し手ぬるく、欲張りになったため、ローグのパフォーマンスが上がり、特にアグロローグはトップレジェンドでは旋風脚ローグよりもパフォーマンスが良くなっている(両者のプレイ率が変わった点も説明できる)。
    • ローグの下では、すべてのクラスがプレイアブルだ。レジェンドでは、10クラスすべてにTier2以上のデッキが少なくとも1つある。生命奪取デーモンハンターは苦戦しているかもしれないが、欠片デーモンハンターは、ここ数週間で増加したいくつかのマッチアップでかなり活躍しているので、現在のメタにおけるスリーパーだと思われる。ハイランダーハンターやトーテムシャーマンでさえ、クラスが完全に無視されているが、問題ないようだ。ニトロブースト毒が弱くなれば、このクラスはほぼ完全に互角に戦えるだろう。
    • 20.0パッチの開始によってメタが完全に変わろうとしており、そのためのレポートを作成することはできませんが、「何でもあり」と言ってもいいでしょう。どのクラスにも可能性があるし、ローグのナーフの可能性が高いということは、予測不可能なフィールドになるはずだ。クラシックフォーマットの開始や、ナーフの巻き戻しがワイルドフォーマットにも影響を与えることを考えると、30日を迎えるまでに我々がやるべきことはたくさんあるようだ。

クラス別分析

太字は先週からリストに変更があったものです

ローグ

ローグ:クラスレーダー
ペン投げアグロローグ
ニトロ旋風脚ローグ
ときめき秘策ローグ

ドルイド

ドルイド:クラスレーダー
往餓術師ハイランダードルイド
クッチャベラートークンドルイド
ドラゴン守護獣ドルイド
トレントトークンドルイド

メイジ

メイジ:クラスレーダー
エレメンタルスペルダメージメイジ
往餓術師ハイランダーメイジ
バーン秘策メイジ
バーンスペルメイジ
爆発モザキメイジ

プリースト

プリースト:クラスレーダー
往餓術師ハイランダープリースト
クトゥーンイルシアプリースト
導き手復活プリースト
ラリーコントロールプリースト

ウォリアー

ウォリアー:クラスレーダー
クラシック激怒ウォリアー
サイラスOTKコントロールウォリアー
ガラクロンド爆弾ウォリアー
バリケードビッグウォリアー
アグロ急襲ウォリアー

ウォーロック

ウォーロック:クラスレーダー
いたずらズーウォーロック
欠片ガラクロンドウォーロック
ラストウィックスコントロールウォーロック

デーモンハンター

デーモンハンター:クラスレーダー
イリダン党生命奪取デモハン
イリダン党アグロデモハン
溜め込み屋ソウルデモハン

パラディン

パラディン:クラスレーダー
カニライダーほうき聖典パラディン
聖典ピュアパラディン
”フィッシュ&チーズ”パラディン

シャーマン

シャーマン:クラスレーダー
ダブル渇きトーテムシャーマン
Jambreミッドレンジシャーマン
血の渇き進化シャーマン
ドゥームハンマーアグロシャーマン

ハンター

ハンター:クラスレーダー
往餓術師ハイランダーハンター
三キルフェイスハンター

今週のメタブレイカ

 ダークムーン・フェアは、悪党同盟と、悪の手先の導入から始まった、ローグ史上最強の2年間の集大成となった。悪党同盟の悪漢は、史上最高のローグカードの1つとして記憶され(これでもナーフ済みであることを覚えているだろうか?)、今日見られる旋風脚ビルドを含む、この2年間いくつものローグデッキを可能にしたカード。あなたはヴァリーラのためによく働いてくれました、小さきものよ。

 ローテーションによって、このクラスのバリューを生み出すツールの多くが失われてしまうが、コアセットとフェニックス年のセットは依然として非常に優れている。そのフェニックスセットでは、秘策と隠れ身のアーキタイプが前面に押し出されていたことを思い出したい。

 では、ハースストーンの世界には何が待ち受けているのだろうか? ヴァリーラはこのまま王座に座り続け、史上最高のハースストーン・ヒーローとしての評判を高めていくのだろうか? ウーサーは強力なフェニックス年のセットと刷新されたコアセットを利用して彼女に挑戦するのだろうか? 他の誰かが台頭してくるのか? ローテーション後のメタは、ダークムーンフェアで見られたものと同じように、あるいはそれ以上に、多様で競争の激しいものになるのだろうか?

 すべての答えは、いずれ明らかになるだろう。今はただ、背中に気をつけて。

アグロローグ

旋風脚ローグ

 お疲れ様でした