虚無層

exit from society

vS172(スクロマンス第4週・調整①・2020/9/3)雑翻訳

 だいたい出ると同時に次のナーフ予告が出ることでおなじみのvSレポートを今回もやっていきます

https://www.vicioussyndicate.com/vs-data-reaper-report-172/

クラス・アーキタイプ使用率解説

 アグロローグが勢いを失っている? このアーキタイプはすべてのプレイレベルで減少している。最も劇的にプレイが落ち込んだのはトップレジェンドで、その数は3分の1に減っている。また、実験的な動きも続いており、ダンサーやハイパーアグロに加えて、別の新しいヴァリアントがかなりの数で参入しようとしている。一方、ミラクルローグは勢いを増しており、トップレジェンドでのプレイ数が大幅に増加している。

 ドルイドはプレイ数を伸ばしており、ほとんどのメタ展開と同様に、その人気の急上昇はトップレジェンドで最も顕著に見られる。守護獣ドルイドの中では、先週のトレンドからの巻き返しも観察できる。マリゴスは減少傾向にある一方で、新しい適者生存ビルドが出現し、人気を増している。

 メイジのプレイが少しずつ増加している。サイクロンメイジはトップレジェンドで洗練が進行し、非常に普及している。ハイランダーメイジは停滞している。タートルメイジ は少しずつプレイが増え、レジェンドではやや目立つようになってきた。

 プレイヤーが一貫した構築に落ち着かないため、プリーストはトップレジェンドでのプレイが著しく減少しており、そのほとんどはハイランダープリーストで構成されている。ガラクロンドを完全に省いたコントロールプリーストのビルドの出現により、アーキタイプの名前を変更することになった。一般的なプリーストのビルドの中にはガラクロンドの従者(非常に高い勝率を出している)しか使っていないものもあるため、これらのデッキを分割するのは難しい。

 ウォリアーは減少した。メタは爆弾ウォリアーに答えることに成功したようで、「支配者デッキ」から「戦えるデッキ」へと降格させたため、結果的に普及率が下がっている。ローグやパラディン、ハンターが人気を博しているため、低ランクではこのデッキはさらに普及していない。ビッグウォリアーは非常にニッチな感じで、高ランクでは完全に消滅している。

 デーモンハンターは激変している。アグロデモンハンターは減少しており、ソウルデモンハンターの方が人気が出てきている。トップレジェンドでは、この降魔の狩人環境の王者は散発的なプレイしか見られない。

 メタブレイカーのフェイスハンターは人気が急上昇し、レジェンドまでの登りで最も支配的なデッキの1つとなり、トップレジェンドでもかなり一般的になり、今ではハイランダープリーストよりも人気がある。ハイランダーハンターは後回しになってしまった。良い結果を出しているとはいえ、フェイスのほうが場に出ているようだ。

 ウォーロックの帰還? ズーウォーロックは8月末のトップレジェンド・メタという特定の環境で特にプレイが急増していた。ペン投げ野郎を採用している新しいビルドが個々に強力な結果を残して登場しているので、アーキタイプが新しいレベルのものを1つや2つ見つけたことを示しているのかもしれない。残念ながら、他のウォーロックデッキはそれほど幸運には見えない。

 パラディンはレジェンドへの登りでは非常に支配的に見えるが、より高いレベルではプレイが激減している。ダイアモンドでは2番目に人気のあるクラスで、レジェンドでは7位、トップレジェンドでは9位に落ちている。

 シャーマンにはそうした問題はない。ラダー全体を通して非常に珍しいからだ。トップレジェンドでは、シャーマンよりもタートルメイジに出会う可能性が約2倍高い。視点を変えてみましょう。

パワーランキング解説

マッチアップ分布

パワーランキング

 皆さん、シートベルトを締めてください! スクロマンス学院メタは史上最もバランスが良く多様性に富んだメタの一つとして記憶されているかもしれない。対戦相手がカウンタープレイの選択肢を非常に熟知している高レベルのフィールドでは、Tier1に位置するような勝率を持つ優勢なデッキは存在しない。それに最も近い52%デッキ(フェイスハンター)も勝率が下がってきているので、Tier1デッキなしと言えるだろう。誤差の範囲内だ。

  • Tier2では、8つの異なるクラスから10のデッキアーキタイプが登場している。実際、外れた9番目のクラス(プリースト)すら充分強く、適切に最適化されていればそこに存在していただろう。
  • この競争力の高いパックの中では、今日最高のデッキが何であれ、明日には最高ではなくなってしまうような乱高下があるので、今日の最高のデッキを把握することは全く意味がない。そこで、もう一度各クラスをズームアップして、このサノス的な数字の裏に何があるのかを見極める時が来た。

ローグ

  • 先週、アグロローグをナーフしようという声があったのを覚えていますか? どうやらメタはアグロローグの普及に、効果的に反応しているようだ。私たちは複数のデッキがそれに対してパフォーマンスを向上させることを予想していた。そして、それはシルバーバレットや狭いテックを必要とせず、ただ良いカードを必要としていた。アグロローグは良いデッキだが、圧倒的なデッキではなく、ターゲットされたことに対する興味深い内部展開も見られる。続きはクラス解説で。
  • ラクルローグはすべてのプレイレベルで勝率が大幅に上昇しており、非常に強くなっているように見える。勝率が上がった理由は、ドラゴンの宝の山や教団の新入会員、血の復讐を使わないビルドの人気が高まったからだ。単純なことだ。このカードのパッケージは良いことよりも悪いことの方が多いように見えるということは、すでに何度か言っている。現在のメタにある全てのデッキの中で、ミラクルローグはトップレジェンドでTier1に到達する可能性が最も高い。

ドルイド

  • 守護獣ドルイドは構築がいくつか改善されており、適者生存型の新しいビルドは非常に有望に見える。実際のところ、現在はマリゴス型よりも優れた選択肢のように見える。ドルイドは確かに成功的な改良を続けているが、メタはこのクラスに対してかなり厳しく回答しており、ドルイドはそこそこの勝率に抑えられている。スクロマンス環境がドルイドにラダーでエリートレベルの成績を許してくれるとは思っていないが、それに対抗するのもやりがいがある。

メイジ

  • サイクロンメイジは、その構築がすでに強力であるにもかかわらず、まだ改善の余地があることを考えると、このゲームのどのデッキよりも優れているように見える。極めてバランスのとれたマッチアップ分布を持っており、バーンデッキにやや弱く見えるだけだ。
  • タートルメイジはTier3前後でパワーランキングに登場したが、まだ終わっていない。古いビルドがそのパフォーマンスを汚染しているが、勝率は50%まで上昇し、Tier2のどこかが天井になると予想している。埃が落ち着いたときにどこに着地するかはまだわからないが、初期のビルドを改善する余地があるかもしれない。タートルメイジは見た目よりもタフである。
  • ハイランダーメイジは、成長の余地がなく、バーンデッキに対処するのに大きな問題を抱えているため、実際3つの中で最悪のメイジデッキである。

プリースト

  • ハイランダープリーストは本質的に受け身であることが弱みになっている。たまたま何度か遭遇した対戦相手のためにテックをしたくなるのは非常に魅力的であり、この個々の経験の積み重ねがデッキの成績の悪化につながっている。これはハースストーンでは一般的な問題だが、特にスクロマンスでは、ある日の「トップレジェンド」のプリーストデッキが、別のランク・別の日のメタと対峙するには悪い構築であることはよくあることだ。私たちは強力な万能カードで、どんなプレイヤーにとってもベンチマークとなり得るハイランダープリーストデッキを構築しようと試みてきたが、このアプローチはうまくいったようだ。
  • コントロールプリーストは非常に急速にクリーンアップしているが、まだ先がある。1週間で勝率が3-4%上昇するというのはかなり目を見張るものであり、拡張の初期にガラクロンドプリーストのデッキがどれだけ悪い構築だったかを示している。私たちは、新しいコントロールプリーストの構築はハイランダープリーストよりも優れていると推定しており、表の上半分の、競争力のあるデッキたちの中に入ることができる。

ウォリアー

  • 爆弾ウォリアーはノックダウンされており、これもまた競争の激しいスクロマンスメタの犠牲者である。パラディンやハンターが非常に多い中でのラダー登りには向いていない。ミラクルローグやサイクロンメイジ、プリーストに対して効果を発揮するため、高レベルでは依然として強いデッキである。可能な選択肢ではあるが、圧倒的ではない。

デーモンハンター

  • ソウルデーモンハンターは間違いなく強いが、ドルイドの増加により、かなり難しいマッチアップが続いているため、その勢いをある程度止めてしまっている。ソウルデモハンのプレイヤーが恐れているのはドルイドパラディンだけで、他の一般的なメタデッキは非常に勝ちやすいマッチアップを提供している。この2つのクラスが減少するほど、ソウルデーモンハンターは恐ろしい選択肢となる。貧弱とされていた爆弾ウォリアーのマッチアップでさえ、ポルケルトがなければ良い。
  • アグロデーモンハンターはやや苦戦している。他のデッキが改善し、洗練され続ける中で、このデッキは成長の余地がほとんどないまま行き詰っているため、かなり地盤を失っている。このデッキの勝率はどのレベルのプレイでも1-1.5%低下しており、これはかなり残酷なものである。これは、メタがアグロローグに対抗することに集中していることと関係しており、アグロデーモンハンターは巻き添え被害に苦しんでいる。

ハンター

  • フェイスハンターはラダー全体を通して非常に強力に見えるが、このデッキでさえ、高レベルプレイのデッキたちの輪から脱出するには十分ではなかった。このデッキは強力で効率的であり、アグロローグやメイジ、ウォリアーに対して非常に効果的な答えとしてここに留まるべきものだ。また、秘策の選択によってさまざまなマッチアップに適応することができ、驚くほど対応性が高くもある。
  • ハイランダーハンターはフェイスハンターの成功によって忘れ去られてしまったが、それでも十分なパフォーマンスを発揮してくれる。フェイスハンターの方が良さそうなのに、なぜこのデッキをプレイしなければならないのか、という冗長性の問題は確かにある。

ウォーロック

  • 先週は少し場違いに見えたウォーロックだが、ズーウォーロックの勝率が急上昇したことで大きな復活を遂げた。これは、パフォーマンスの悪いビルドが消えたことや、最近のメタシフト、そしてクラス別のセクションで取り上げる新しいビルドの出現によるものもある。ズーはその性質上、少しマッチアップが極端になっている。メタが遅くなると必ず強くなるので、その勝率は今後、また何度も変化すると予想される。
  • 他のウォーロックデッキは実在していない。ガラクロンドウォーロックは現在のメタにうまく適応することができず、無名のうちに衰退している。冥竜の息吹を通してその回復の一貫性を高めようとする我々の試みも、勝者には見えない。

パラディン

  • このクラスはラダーを通して非常に支配的に見えるが、トップレジェンドでは「戦える」レベルに落ちてしまう。パラディンがトップレジェンドではほとんど認識できないレベルで使用率が落ちるのは少し面白い。トップレジェンドではTier4だと思うだろう。ピュアパラディンはスキルの上限が低く、高いレベルのプレイではマッチアップが悪くなるものも事実が、それでも十分すぎるほど強い。おそらく上級者は少しつまらないと感じるのではないだろうか。もしあなたが初心者や中級者のハースストーンプレイヤーで、パラディンが強すぎると感じるランクに座っているのであれば、弱点を利用する方法を学べば、パラディンは非常に倒しやすいプレイヤーであるということを覚えておいてほしい。

シャーマン

  • トーテムシャーマンは瀕死のアーキタイプのように見える。その勝率は圧倒的に低く、ゆっくりと衰退し続けている。他のシャーマンデッキは今のところ、十分な性能を持っているとは言えない。現在のメタには9つの生存可能で競争力のあるクラスが存在しているが、これはハースストーンの歴史の中で他のどの時代でも夢のメタであったであろう。シャーマンはそれを実現するための生け贄だった。

クラス別分析

ローグ

 アグロローグは新しいメタによって執拗にカウンターされてきたが、これはスクロマンス環境ではバランスのとれたカウンタープレイの選択肢があるということを証明している。もはやこのフォーマットの支配的なデッキではなく、新たな敵対勢力に適応する必要があるかもしれない。

 調整できる可能性は確かに存在している。バーンパッケージもスティールダンサーパッケージも採用せず、代わりに悪党同盟の悪漢やワンド泥棒や影隠れといったバリューカードを入れるという方向性だ。この変更の背景にある考え方は、他のデッキがアグロローグのバーンへの執着を利用して、耐久したり、逆にバーンで争ったりする方法を見つけているということである。ローグ側の対応策は、スピードを重視するのではなく、リソースを使い果たす可能性が低くなることで、より汎用性が高く、長持ちするビルドになるようにシフトすることである。武器テックもこのバリアントに対しては全く役に立たなくなる。

 このデッキで人気があるのはクエスト中の冒険者であり、このカードで成功したミラクルローグを真似したものだが、このデッキではあまり良いパフォーマンスを発揮しない。SI:7の進化版と考えることができる穴掘りスコーピッドの方が良いだろう。

 ハイパーアグロのビルドはまだかなり強い。私たちは2枚目の昏倒(アカマの代わりに)を再び追加した。スティールダンサーのビルドは他二つのヴァリアントよりも悪く見えるので省略した。

 メタがアグロローグから離れていく中、ラクルローグが強くなってきている。先週、ファラオの愛猫と並んで追加の1ドロップの重要性について話し、有望な追加カードとしてスパイミストレスを提案した。このカードは非常に有用なカードであることが証明されているが、先週は図太い徒弟の使用率が急増しており、さらに良いパフォーマンスを発揮するようになっている。

ローグ:クラスレーダー
隠れ身手先アグロローグ
隠れ身ハイパーアグロローグ
秘策ミラクルローグ

ドルイド

 適者生存とマリゴスの覇権争いが続いています。適者生存はケルサスへのナーフから打撃を受け、先週はマリゴスが守護獣ドルイドを引き継ぐのではないかと思われていた時期があった。
 しかし、WiRerはケルサスのサポートパッケージを全てカットした新しいビルドを発表した。その代わりに、エメラルド探検竜と一緒に夢竜の息吹を採用し、アヌビサスの守護者やクリスタルパワー、空飛ぶほうき(このデッキでは非常識レベルに強いカード)によって生存力を上げている。トップエンドでは、ゲーム終盤の勝利条件としてファオリス王が導入されている。

 私たちはこのビルドに非常に感銘を受けており、非常に充実したマッチアップ分布を持っているようで、今後最高のドルイド・デッキになるかもしれない。少なくとも新しい発明が見つかるまでは。

ドルイド:クラスレーダー
マリゴス守護獣ドルイド
適者生存守護獣ドルイド

メイジ

 メイジは、2つの非常に異なるアーキタイプを通して真剣にメタのトップを争っている。

 サイクロンメイジはかなり固まっており、先週の特徴的なビルドは非常に成功している。アーキタイプの中にはいくつかの新しい展開があり、Orangeはファイアブランド、魔力の知性、退化の矢をカットしつつ、魔竜の息吹、ワンド職人、コバルト・スペルキンを含む生成パッケージを実行している。ワンド職人とスペルキンはとりあえずなかなかよさそう。しかし、魔竜の息吹と退化の矢については、前者は起動が必要なことと、後者があらゆるローグ・ドルイドに対して重要なことを考えると、どちらが優れているかどうかはわからない。来週、サイクロンメイジのビルドについてより多くのデータを得て、さらに改善できるかどうかを確認した後で再検討する予定だ。

 私たちはタートルメイジについて深く調べ、一般的なラダービルドの改善点となりうる理論上のリストを構築した。ヴァイオレット・スペルウィングと冷たい影の紡ぎ手がこのデッキで非常によく機能していることがわかった。スペルウィングはワンド泥棒やファイアブランドの起動を助けてくれるし、紡ぎ手は別の形で足止めをしてくれる。一方、終末予言者はこのデッキではゲームの全ての段階で自分の力を発揮しているわけではなく、「フロストノヴァのあるメイジデッキなら何でも入れておけばいい」という惰性で採用されている可能性が高い。このカードなしでこのデッキがどのようなパフォーマンスを発揮するかを見てから、このカードが実際に必要なのか、それともハイランダープリーストに居座っている女王アレクストラーザのような存在なのかを再評価したい。

メイジ:クラスレーダー
ミラクルサイクロンメイジ
魔法活性ハイランダーメイジ
ヴァイオレットタートルメイジ

プリースト

 プリーストは悪いカードや大量のテック選択を走らせることを運命づけられているように見えるので、スクロマンス環境の間はラダーを通してその真のポテンシャルを発揮することはないかもしれない。プリーストの受け身なプレイスタイルは、メタの展開に「反応する」ことをプレイヤーに促しているのかもしれないが、このような反応は、多くの場合、ひざを突ついたような瞬間的反応であり、大規模なサンプルに広がっても、あまり成功しないだろう。

 先週紹介したハイランダープリーストのビルドは非常に優れている。このデッキは盤面をクリアする複数の方法を持ちつつ、単体の大きな脅威にも対応している。特定のデッキに対抗するための銀の弾丸を持っているわけではないが、多くの状況で役立つ強力な単体カードを持っている。ほとんどのマッチアップでは50対50に近く、その「本当の」メタの立ち位置はTier2である。竜の女王アレクストラーザはやはり不要だった(!)。

 我々は、ハイランダープリースト以外のデッキをコントロールプリーストとして再分類することにした。一般的なラダービルドの中にはガラクロンドを完全に落としているものもあるが、私たちはガラクロンドの従者を、強力なファラオの愛猫風の1ドロップとして走らせる価値があると考えている。先週紹介したビルドも強いことが証明されているが、特にプリーストのミラーでは改善の可能性がある。

 我々はプリーストを大胆で新しい方向に持って行き、カバルのフルパッケージを実行することを提案する。カバルの影の僧侶とラズールの計略を走らせることで泥棒のポテンシャルを最大限に引き出し、デッキの中で最高のカードカバルの侍祭の一貫性を高めることができる。カバルの影の僧侶はミラーにおいて、相手の波&侍祭のプレイを否定することができるので、非常に強力なカード。また、ドルイドに対してもゲームウィニングになる可能性があり、プレイヤーが再び適者生存構築に移行した場合にはさらに強力になる。

 道を空けるカードはセセックのヴェールウィーヴァーと密言:死である。どちらも松葉杖のようなカードだが、ゲームプランには貢献しないことが多い。イセラのポータルから出たドラゴン1体に密言:死を使うことは、避けられない損失をたた遅らせるだけになることが多いが、そのドラゴンを盗むことはゲームウィニング。同じことがミラーでも言えまる、リソース生成量が非常に多いため、1対1の除去ははるかに効果が薄い。

 来週、泥棒のビルドを再評価し、さらに改善できるかどうかを確認する予定だ。このパッケージの限界をテストするために意図的にフルパッケージを使用していますが、もしやり過ぎであることが判明した場合には削減を進める。今日、泥棒パッケージをフルに使うとしたら、影の僧侶/計略の代わりにヴェールウィーヴァー/聖なる一撃を使うことになるだろう。これが今すぐラダーに持っていくことができる30枚のコントロール・プリーストのカードの中で最も実績のある選択である。

プリースト:クラスレーダー
カバルハイランダープリースト
泥棒コントロールプリースト

ウォリアー

 傍観者としてメタの狂乱を観察しているウォリアーにとっては何事もない一週間だ。爆弾ウォリアーはラダー上で最も強く、最も普及しているウォリアーデッキだが、最初にフォーマットに入った時ほど支配的ではないのは確かだ。ピュアパラディン、フェイスハンター、アグロローグとの対戦では劣勢であるため、レジェンドへの道を歩む上では疑問の残る選択となっている。これらのデッキがそれほど人気のないトップレジェンドでプレイする方が良い。

 推奨されるビルドは変わっていない。あなたがパラノイドなら財宝荒らしを2枚走らせることもできるが、武器テックは減少しており、今後も減少が続くと予想されるため、アップグレード2積みがより強くなる。ガラクロンドと共にイカリパッケージを追加する実験を見てきたが、船頭/鎧職人を走らせることで最悪のマッチアップの2つ(アグロローグ、フェイスハンター)が改善される一方で、それらに合わせるためには重要なカードを多くカットしなければならないだろうし、他のマッチアップでの犠牲は大きすぎる。

ウォリアー:クラスレーダー
ガラクロンド爆弾ウォリアー
ラトルゴアビッグウォリアー

デーモンハンター

 現行のメタにおけるデーモンハンターの立ち位置は、メタ全体をよく反映している。強力なクラスではあるが、圧倒的というほどではなく、現在のフィールドでは2つの異なるプレイスタイルで非常に拮抗している。

 デーモンハンター内でのデッキの改良については、あまりニュースがなかった。先週紹介した霊視力を含むソウルデーモンハンターのビルドが非常に好調であることを報告できる。ドルイドパラディンのマッチアップは確かに難しいが、それ以外のマッチアップのスプレッドは非常に良さそう。

 アグロデーモンハンターは早い段階で改良に成功しており、それ以降は変化が見られない。マッチアップ分布と全体的な勝率の両方において非常にバランスの取れたデッキであり、降魔の狩人環境のそれとは対照的だ。

デーモンハンター:クラスレーダー
徒弟アグロデモハン
霊視力ソウルデモハン

ハンター

 フェイスハンターはこの1週間でラダーを引き裂き、メタブレイカーの名にふさわしいことを証明している。それはアグロローグの減少を導く最も重要な要因の一つとなっている。

 フェイスハンターの構築についての議論はかなり興味深い。またしてもがっかりに見えるカードの1つが三匹がキルで、これはますます増えているミラーで特にひどいため、自身の成功の犠牲者といえる。 マリガンで三匹がキルを捨て、ゲーム序盤に盤面を優先させるのが正しい状況はいくらでもあるが、それはサイドクエストを全く実行しない説に繋がるし、実際多くのラダー構築がそれなしで成功している。今のところは、1ターン目にプレイするよりも、現在のメタではフィニッシャーとして使った方が良いので、1枚に減らした。

 メタが日々めまぐるしく変化するため、爆発の罠や凍結の罠、感圧板の強さも変化する。対戦相手に推測させないためにも、このパッケージを多様化するのが正しいかもしれない。あなたがどこを走っているかに注意を払い、潜在的にそれに応じてこれらのスロットを調整してほしい。アグロデッキが多い場合、爆発の罠は非常に効果的である。多くのドルイドに直面しているなら、他の2つを使う方がいいだろう。フェイスハンターは思っているほど操縦も最適化も簡単ではない。

ハンター:クラスレーダー
ポルケルトフェイスハンター
ポルケルトハイランダーハンター

ウォーロック

 メタの変化は、ズーウォーロックが自分の力を発揮する機会を与えてくれた。プリーストやドルイドの人気が高まるたびに、このデッキはそれらに非常に効果的な答えを提供し、これらのマッチアップのおかげで8月末には何人かのプレイヤーがレジェンドランクのトップに立っているのを見てきた。しかし、ズーウォーロックはアグロローグやフェイスハンターの人気が高く、ウォーロックのマゾヒスティックな性格を罰する非常に難しいマッチアップであるため、下位のランクではやや不利になっていると考えている。

 トップレジェンドでの成功は通常、新たな展開をもたらすものであり、このデッキに新たに加わったペン投げ野郎は最もインパクトのあるものであり、自傷を重視したアーキタイプの有望な方向性を導くものとなるかもしれない。ペン投げ野郎の考え方は、闇の睨視者の助けを借りて肉の巨人を極端に早い段階で着地させたいというものだ。ペン投げ野郎は死者蘇生と並んで、それを達成するのに最適なコンボカードである。

ウォーロック:クラスレーダー
マゾズーウォーロック
ドラゴンソウルガラクロンドウォーロック

パラディン

 ピュアパラディンは完全に落ち着いた。これはレジェンドに昇格するための最強のデッキの一つであるが、高いレベルのプレイではパフォーマンスが低下してしまい、ほとんど敬遠されてしまう(まだ大丈夫だが)。

 このクラスの他のアーキタイプが牽引役になっていないのは少し残念なことである。「不純」なパラディンがペン投げ野郎や熱狂する火霊術師を実行しているのは実験的に見たことがあるが、現時点ではそれほど強力ではないようだ。しかしまだそれらを見捨ててはいない。

パラディン:クラスレーダー
聖典ピュアパラディン

シャーマン

 腐ってやがる……

シャーマン:クラスレーダー
ノート取り屋トーテムシャーマン

今週のメタブレイカ

 魔法学院スクロマンスはハースストーンの黄金時代になる可能性があり、豊富なカウンターデッキがあり、すべての挑戦者を打ち負かす支配的なデッキが存在しないために、毎週急速にメタが変化する。

 競争力のある選択肢の中から1つのデッキを提案するとしたら、今週のメタブレイカーの称号はミラクルローグに与えなければならないだろう。アグロローグのパワーが低下する中、ミラクルローグはより強くなっており、勝率も大幅に上昇している。

 このデッキは、妙に粘り強く存在感を示していたパフォーマンスの低いカードをカットするだけなので、より高いレベルのプレイでTier1の壁を破る可能性が最も高いと考えている。しかし再び、来週までにメタが変わり、ミラクルローグがそこに到達するのを阻止する可能性もある。

ミラクルローグ

 お疲れ様でした

 大枚はたいたくせに今のところカードを眺めたり一人回ししているだけのパイオニア昂揚の使い道 および中の人ジラフ観音と友達になってくれる人間 随時募集中です