虚無層

exit from society

vSワイルド30(ナーフ前・2022/1/24)雑翻訳

 マリグナントって映画見ました。めっちゃ面白かったです。ちょいグロありホラーですがすごくいい映画です

https://www.vicioussyndicate.com/wild-vs-data-reaper-report-30/

クラス・アーキタイプ使用率

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 「烈戦のアルタラック」は、「ストームウィンド」の柱である「エストウォリアー」と「奇数クエストハンター」の使用率をほとんど低下させることはなかった。これらのデッキは何ヶ月もの間、このフォーマットにおける支配力を証明してきたが、今回のナーフでその人気を抑え、他の戦略の活躍の場を広げることができるのか、我々は期待している。

 ドレクサーの登場により、メイジはフォーマットで3番目に人気のあるクラスとなり、ドレクサーはフレイムウェイカーメイジ(通称APMメイジ)の大きなエンジンとして機能する。火付けメイジは高ランクで2番目に人気のあるデッキで、ストームウィンド環境で新しく確立されたものだ。

 シャーマンはアルタラックの導入により、大きな復活を遂げた。シャダウォックシャーマンの凍結バリアントは、ウォリアーとハンターのコンビに次いでラダーで3番目に多いデッキとなり、降雪の守護者が6マナに素早くナーフされた後もそれは続いている。また、ドレクサーはシャーマンにも影響を与え、ドレクサーとカエルの精霊を利用するオーバーロードシャーマンが出現している。

 野生の心のガフの登場と星界配列のナーフが相まって、このフォーマットの低速ドルイドデッキは大きく変貌を遂げた。もともと多くのプレイヤーは、このクラスの主要な勝ち筋として、人気のある破壊ツールに強い《粉砕されしクトゥーン》を使うことが多かった。しかし、メタが落ち着くにつれ、《前線崩し》と《メックトゥーン》など、同じデッキ内で複数の勝ち筋を利用する実験が見られるようになった。配列ドルイドの名残やドレクサーアグロドルイドの構築の実験もまだ見られるが、それ以外はあまり見かけない。

 ここ数ヶ月、ウォーロックの人気は著しく低下している。プレイヤーは、以前は人気があり強力だった偶数レノ偶数ウォーロックデッキを見捨てたようで、このクラスは現在多くの異なるアーキタイプに分裂し、少しずつプレイされているようだ。古風なレノウォーロックの他にも、超アグロなキュートウォーロック自傷ハンドロック、そして5マナのミスリルロッドを利用したメックトゥーンウォーロックが存在する。

 レノプリーストビッグプリーストは一部の熱心なプレイヤーを除いて減少しており、シャドウプリーストが高ランクでこのクラスの主役になっているようだ。しかし、レジェンドでは神授の霊力/内なる火のコンボプリーストも増えてきているようだ。この展開にはどのような意味があるのだろうか?

 パラディンは主にハンドバフパラディンアグロパラディンの2つのデッキで構成されている。これらのデッキには《ライトフォージのキャリエル》という他にない強みがあるが、パラディンはこのフォーマットのトップデッキに対して苦戦する傾向がある。ハンドバフパラディンはメイジとハンターが苦手である。アグロパラディンはそれらと対戦するのは好きだが、それ以外のほとんどのデッキを嫌う。

 ワイルドのローグは、スタンダードでの支配とは全く異なる物語を歩んでいる。ローグはミームであり、混乱したクラスであり、大きな人気を得ているアーキタイプはない。ヴァリーラは、ニトロブースト毒が4月にスタンダードから落ちる際、そのナーフが元に戻ることを望んでいることだろう。

 ワイルドに10番目のクラスは無い。デーモンハンターは引き続き、スタンダード限定のクラスとなっている。

パワーランキング解説

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 エストウォリアーは、このフォーマットで最高のデッキ。フォーマットのほとんどのデッキに対して信じられないほど強いという、ストームウィンド時代と似たような状況が見られる。火付けメイジはクエストウォリアーと比較的互角の勝負をし、奇数クエストハンターはやや有利で、偶数ウォーロックは最も安定した、悪名高いカウンターデッキ。ウォリアーのクエストは次期パッチでややナーフされるが、同じパッチで奇数クエストハンターと火付けメイジというトップティアの対抗にもナーフが入るので、このデッキのパワーが大きく損なわれることはないだろう。ウォリアーは大丈夫だ。

 奇数クエストハンターは、盤面を非常にうまくコントロールできるデッキであると同時に、盤面をコントロールする必要のないデッキに対しては手札から極大のダメージを与える可能性を持っているという、ユニークな立場にいる。火付けメイジのような盤面外で勝利する高速コンボデッキや、低速ドルイドデッキのような無茶苦茶な量のアーマーを得るだけのデッキには苦戦する傾向がある。このデッキは今度のパッチで、最高のカードである《連射》が失われ、大きな打撃を受けることになる。このデッキがこの損失に耐えられるだけの回復力を持つかどうか、興味深いところ。

 トップ3を締めくくるのは火付けメイジ。このデッキは、高速コンボデッキの定番どおり、”超アグロ”と”大量の妨害”に弱い。少しだけ遅いようなデッキに対しては、火付けメイジはアイスブロックによる保険と、5~6ターン目には安定した「無限」ダメージキルに到達できる。また、来るパッチではこのデッキも例外なく弱体化し、《魔法使いの弟子》が非常に大幅なナーフを受ける。このデッキはまだ理論上は4マナの《弟子》でも使えなくはないが、より強まる盤面圧と妨害系の増加の可能性を考えると、これを克服するのは難しいかもしれない。

 しかしクエストウォリアーには、まだ有名でない、著しく悪いマッチアップが1つあり、それは神授の霊力プリースト、このフォーマットの潜在的Tier1デッキの1つだ! このアーキタイプはまだあまり改良が進んでいないが、このフォーマットを揺るがす大きな可能性を見出すことができる。しかも、潜在的Tier1はこれだけではない。メックトゥーンウォーロックはルーン彫刻ミスリル・ロッドへのナーフをまた乗り越え、しっかりとTier1の領域に入っているようだ。《タムシンの魂壺》の登場は、このデッキに多大な恩恵を与えている。メックトゥーンの《ドブネズミ》対策、《超うざい調剤師》による追加ヒーリング、《ブラッドメイジ・サルノス》や《ルーンの卵》による追加ドローなど。火付けメイジと奇数クエストハンターという弱いマッチアップがナーフされたことで、パッチ後のメタではメックトゥーンウォーロックの株がさらに上がると予想される。

 下位Tierを見ると、超アグロなシャドウプリーストが防御力の弱いデッキを食い物にしているのがわかる。アルタラックでは凍結シャーマンの台頭により偶数ウォーロックは弱体化しているが、降雪の守護者のナーフによって、まだ勝ちうるマッチアップになった。Tier2でデビューした凍結シャーマンだが、そのマッチアップ分布は非常に印象的で、唯一の弱点だったハンターとウォリアーはナーフされる予定。

 クトゥーンドルイドは堅実で、苦戦する相手はほとんど火付けメイジとクエストウォリアーのみ。主に奇数クエストハンターに対して非常に優位なマッチアップを持っているが、ハンターは今後減少すると予想される。しかし、このアーキタイプの前線崩し&メックトゥーンのバリエーションはかなり良く見え、Tier1の可能性を見せている。ハンドバフパラディンはメイジとハンターの使用率が減るであろうことを非常に喜んでいるはずだが、このデッキはまだ高レベル帯ではTier1デッキに勝てない傾向がある。

クラス別分析

ウォリアー

 《悪魔の種》が禁止されて以来、エストウォリアーはこのフォーマットを掌握してきた。ラダーで最多のアーキタイプであり続けながら、再びパワー・ランキングのトップに返り咲いた。このデッキのマッチアップ分布は、前回のレポートよりもさらに強くなっているようだ。クエストウォリアーには、まだプレイヤーに発見されていない驚くべきカウンターデッキが存在しているのだが、これについてはプリースト・クラスのセクションで詳しく説明しよう。他のウォリアーデッキについては……何もない。今のウォリアーは、これまでワイルドで見てきたどのクラスよりも一面的なクラス。

 特に火付けメイジと奇数クエストハンターのナーフを考えれば、《波止場を襲え》のナーフは全くもって当然。しかし、1つの疑問が残る:これだけで十分なのか? クエストウォリアーは、ナーフ後もこのフォーマット最高のデッキの1つであり続けるだろうと我々は予想している。

クエスト海賊ウォリアー

ハンター

 奇数クエストハンターはデッキ構築に多大な制約を受けながらも、ワイルドでトップクラスのデッキとなった。その卓越したボード・コントロールとバーンは、防御的なドルイド・デッキ、超高速コンボ、そしてアイアンディープのトログ、これら以外の全てにとって問題となる。しかし、《連射》へのナーフを克服するのは難しいかもしれない。

 《連射》は奇数クエストハンターのベストカード。クエストを1枚で2回進めることができ、非常に柔軟な動きが可能。我々は、クエスト進行4回分のカードが消える今、その代替となるようなカードは存在しないと考えている。このことは、奇数クエストハンターの将来に重大な問題を提起している。プレイヤーは奇数縛りをなくしたクエストハンターの研究を余儀なくされるかもしれない。

 秘策ハンターはドレクサーをうまく利用した”未発見デッキ”だが、我々はその将来性を過度に楽観視してはいない。このデッキの秘策パッケージは強力な妨害であり、現在のメイジデッキに対して明確な優位性を持っている。つまり、《魔法使いの弟子》のナーフは秘策ハンターにとって悪いニュースでしかない。また、凍結シャーマンや様々なアグロデッキに対する苦戦は、このパッチ後も続くはずだ。

 偶数ハンターは、いくつかの細かい違いはあるものの、似たようなマッチアップ分布を持っている。ボードベースのアグロデッキに対しては秘策ハンターよりもさらに悪く、クエストウォリアーに対してはフォーマット全体で最も弱いデッキの1つである。その反面、シャーマンに対しては秘策ハンターよりも優れており、この点が今後の鍵となるかもしれない。

奇数クエストハンター
秘策ハンター
偶数ハンター

メイジ

 今回の件は時間の問題だった。《魔法使いの弟子》のナーフは、ワイルドのメイジクラスを再構築することになるだろう。

 フレイムウェイカーメイジは、高いスキルキャップを表示し、高ランクに最適だった。このデッキは完全に死ぬだろう。

 魔法使いの弟子を使う他の有名なデッキは、ラダー全体で優秀なアーキタイプである火付けメイジ。クエストウォリアーや奇数クエストハンターほどの人気はないが、ストームウィンド環境の終盤に改良が進んで以来、このデッキは強さという点では彼らとほぼ並んでいた。

 火付けメイジがナーフ後も高い競争力を維持するとは考えにくい。ワイルドは厳しいフォーマットだ。半ターンの遅れでも問題となる。2ターンの遅れは存在を抹消されることを意味するだろう。

 メイジの最善策は、過去を振り返ることかもしれない。かつて圧倒的な強さを誇った秘策メイジは、連続クエストたちがワイルドに解き放たれて以来、休眠状態となっている。その将来性は決して魅力的なものではなく、復活を待つ強豪だと言っているわけではないが、絶望的な状況にはどんな手でも必要だ。レノメイジや山火事メイジでは、まず間に合わない。

火付けメイジ
秘策メイジ

シャーマン

 凍結シャーマンは、バランス調整後の環境を支配する準備ができているようだ。このデッキはすでに非常にバランスのいいマッチアップ分布を持っており、数少ない不利なマッチアップ2つ(ハンターとウォリアー)がナーフされる。

 全体的に、このデッキは非常に対策しにくい。ボードベースの戦略は凍結効果と《氷上釣り》のコンボによって常にロックアウトされる。一方、豊富なテックと妨害により、盤面外から倒すのも苦労する。現在はTier2のデッキだが、明確なカウンターがないため、凍結シャーマンは将来的に問題になる可能性がある。

 凍結シャーマンのビルドは、最後の2,3枚の枠が非常に多様。これはデッキの柔軟性を示すと同時に、全体的にまだ改良が進んでいないことを物語っている。このアーキタイプは、ストームウィンド以前の多くのデッキと比べてまだかなり若いので、この拡張の残りの期間中にリストがきれいになっていくことを期待したい。

 発展途上のデッキといえばオーバーロードシャーマンもそうだが、こちらはそれほど印象的ではない。

凍結シャーマン
オーバーロードシャーマン

ドルイド

 星界配列のナーフは、ドルイドを簡単に崩壊させた。しかし幸いなことに、ドルイドには《野生の心のガフ》という救世主がいるのだ!

 野生の心のガフによって、いくつかの低速ドルイドデッキが強化された。クトゥーンドルイドが最も多く、これは防御パッケージと《粉砕されしクトゥーン》を合わせて使うもの。クトゥーンドルイドのアーマーゲイン能力はバーン系デッキへの優れたカウンターとなったが、その受動性はOTK戦略に対してかなり脆弱で、マッチアップ分布はかなり偏っている。

 クトゥーンは最も人気のある勝ち筋だが、必ずしもベストとは言えない。前線崩し&メックトゥーンドルイドは、我々が確認した中で最も成功しているアプローチ。この型は、我々のパワーランキングでTier1相当だと言ってもいい。この事実は、ガフ系ドルイドには他にも強力な勝ち筋が隠されているのではないか、そしてプレイヤーは単に最初に成功した勝ち筋に固執しすぎているのではないか、という疑問を投げかけている。

 星界配列ドルイドはあまり上手くいっておらず、星界配列のナーフの影響をフルに受けている。配列ドルイドは高ランク帯でTier4まで落ち、プレイヤーはこのアーキタイプを捨てて他デッキに移動している。

 アグロドルイドも同じくらい悪い。確かにナーフはこのデッキにとって最悪のマッチアップをいくつか解決してくれるが、まだ多くの弱点が残っている。

クトゥーンドルイド
前線崩しメックトゥーンドルイド
マリゴス星界配列ドルイド
アグロドルイド

ウォーロック

 ワイルドでウォーロックがクラス人気の下半分に来るのはいつぶりだろうか。前と変わらない点は、ウォーロックが依然としてTier1、しかしプレイ数の少ないアーキタイプを持っていること。

 メックトゥーンウォーロックは、このフォーマットで最も”見落とされている”デッキの1つ。ラダーの1%程度の使用率にもかかわらず、これはゲーム内で最高のデッキの1つである。また、今度のバランス調整で大きな恩恵を受ける可能性もある。メックトゥーンウォーロックは、奇数クエストハンター、クエストウォリアー、火付けメイジ、これらのデッキはどれも苦手だった。これらの弱体化によって、パッチ後のウォーロックは最前線を行くデッキの一つとなる可能性が高い。

 前回のレポートから、偶数ウォーロックはやや下落したが、弱点の少ない堅実な選択肢であることに変わりはない。プレイヤーは偶数ウォーロックに忠誠を尽くさず、ほんの少し株価が下がっただけで、すぐに移籍してしまった。降雪の守護者のナーフ後、凍結シャーマンのマッチアップはかなり五分に近くなり、奇数クエストハンターのナーフも良いニュースである。ウォーロックは、多くの人にとってあまりエキサイティングでないにしても、ラダーにおいて安定した競争力のある選択肢であり続けるだろう。

 この数週間、キュートウォーロックはちょっとした話題を集めた。しかし、キュートウォーロックが「ぶっ壊れ」などというミームは、依然として単なるジョークに過ぎない。このデッキは弱くはないが強くもないし、フォーマットのトップランナーのほとんど全てに対して苦戦している。構築は完全に固定しており、これ以上強くなる余地はほとんどないようだ。

 ついに、偶数レノロックが他のレノデッキと同じ階層に追いやられてしまった。前回のレポートでは、偶数レノロックは非常に優勢に見えたが、何が起こったのだろうか? 最も重要なのは、デファイアスの砲手とミスター・スマイトのせいで対クエストウォリアーのマッチアップが逆転し、大きく損なわれたこと。今回のナーフは偶数レノロックにとって大きなプラスになりそうだが、このデッキがどれだけ回復できるかは見守る必要がありそう。

メックトゥーンウォーロック
偶数ウォーロック
キュートウォーロック
偶数レノウォーロック

プリースト

 プリーストの変身が完了した。長い間、このクラスはレノプリーストとビッグプリーストというスローな戦略が代表だった。しかし今では、盤面に焦点を当てた非常に強力なデッキが2つある。そう、2つもあるのだ。

 まず、予想通りのものから始めよう。シャドウプリーストは、レジェンド帯でほぼTier1に位置する強力なアーキタイプであり続けている。強力なコントロールデッキに対しては恐ろしく苦戦する一方で、脆弱なコンボデッキを罰することができる。この2つの極端な例以外は、ほとんどこちら側がやや有利。

 さて、驚きのニュースの方だ。神授の霊力プリーストがTier1になるかもしれない!? 確かに、現在のこのデッキは構築が非常に混乱している。呪文ベースのバリアントはかなり弱く、《セセックのヴェールウィーバー》を使った構築も弱い。しかし、《ネルバー・ウェブロード》などのミニオンを使ったドレクサー型のリストは信じられないほど強力。クエストウォリアーへのカウンターとしては、フォーマット全体でも最も優れていると言える。

 確かに構築に関しては疑問符がたくさんある。我々は皆さんに、《ラリー》は出来れば使わないことを推奨するが、それ以外の指針はあまり明確なものがない。これは間違いなく、構築改良の研究をする価値のあるデッキであり、適切な注目を集めれば、メタに非常に大きな影響を与える可能性がある。

シャドウプリースト
神授の霊力プリースト

ローグ

 ローグはウォリアーのアンチテーゼである。ウォリアーが非常に強いデッキを1つだけ使っているのに対して、ローグはひどいデッキを10個ほど使っている。

 その第一弾が「略奪の亡霊ローグ」。亡霊ローグは、熱心な支持者たちの意見とは裏腹に、うまく人気を得ることができず、成績もかなり悪いようだ。《影纏い》のナーフは大きな後退であり、このデッキが乗り越えられないハードルがまたひとつ増えたといえる。

 キングスベインローグがかつての栄光を取り戻す機会があるとすれば、このエキスパンションがそのチャンスであるように思えていた。スタンダードでは毒ローグが恐怖の存在となったが、キングスベインは同じ支持を受けることはできなかったようだ。しばらくは、競争力が回復することはなさそうだ。

 興味深いことに、洞窟(クエスト)ローグはクエストのナーフ巻き戻し以来、初めて関心が高まったようだ。《戦羊騎兵司令官》は、効率的なクエスト達成を導く、このリストに最適なカードだ。これは現在ローグが持っている中では最良の選択肢かもしれない。そういうことだ。

洞窟(クエスト)ローグ

パラディン

 ハンドバフパラディンはアルタラックで劇的に改善された。《ライトフォージのキャリエル》は、今やこのデッキのベストカードであり、これは彼女が採用される全てのアーキタイプで同様である。しかし、この改善にもかかわらず、ハンドバフパラディンは未だ中途半端な性能を示している。現在のフォーマットのトップデッキたちに並ぶことができず、ジャンキーなデッキを倒すことによって成績を保っている。しかし少なくとも、火付けメイジとの凄惨なマッチアップは、今後は問題にならないだろう。

 《ストーンハースの擁護者》を中心としたパッケージで、《正義の防御》の代わりに《貴族の乗騎》を入れるという試みもある。しかし、ハンドバフパラディンの対偶数ウォーロックが大きく改善した大きな理由は《正義の防御》であることは注目に値する。また、このアーキタイプのレノビルドも試されているようだが、まだごくわずかなデータしか得られていない。

 アグロパラディンは、ナーフされたデッキ以外で今パッチによる数少ない敗者の一人かもしれない。フォーマットが呪文による手札からのダメージから、より盤面重視のゲームプレイへと向かうため、アグロパラディン最大の強みであった妨害能力が効きめを失うことになる。アグロパラディンは現在、ハンターとメイジに対する強力なマッチアップが成功の要因のほとんどを占めている。一方、その弱点である凍結シャーマン、クトゥーンドルイド、クエストウォリアーのマッチアップは、将来も多数である可能性が高い。パッチ前は秘策ベースのビルドが最も強く見えたが、その傾向が続くかどうか確かめる必要がある。

ハンドバフパラディン
アグロパラディン

デーモンハンター

 あなたがワイルド限定のプレイヤーであるならば、このクラスのことはそろそろ忘れている頃だろう。

奇数デーモンハンター

 

 

 お疲れ様でした

 この翻訳を半分くらい書いたあたりでマスターデュエルに生活を破壊され、数日放置してました すみませんでした