虚無層

exit from society

vS247(ナスリア城⑩・2022/11/18)雑翻訳

 腹巻きを買いました。暖かくて最高です。

https://www.vicioussyndicate.com/vs-data-reaper-report-247/

クラス使用率解説

 泥棒ローグはトップレジェンドでプレイ率25%を超え、ローグ全体ではほぼ35%に達している。他のランク帯では、このデッキの人気は今ひとつ。なぜ高レベルのプレイヤーはこのデッキが好きなのだろうか?この現象の要因については、後ほど考えてみたいと思う。

 ランプドルイドはラダー全体で人気があり、プレイ率は10%~15%の間で推移している。アグロドルイドはダイヤモンドランクで最も多いが、それでもランプドルイドよりはるかに少ない。

 インプウォーロックは、プレイヤーがレジェンドに至るまでに最も多く立ちはだかる対戦相手である。このデッキは最高ランク帯以外では非常に強力であることが証明されているが、トップでは中程度の強さなので、使用率も低い。そこでは魂壺ウォーロックが注目されており、インプウォーロックのプレイ率に近づいている。

 先週トップレジェンドで最も勝率が高かったナーガプリースト祝福(ミラクル)プリーストは、プレイ率4%を超えることができない。ダイヤモンド5以下ではほとんど見かけず、ビッグプリースト泥棒/クエストプリーストのような、より低迷しているデッキに遭遇することのほうが多い。

 デーモンハンターは堅実で構築も安定している。遺物デモハンはできるだけ泥棒ローグとランプドルイドと対戦したいし、アグロデッキは避けたいと考えている。アグロデモハンは静かに強い結果を出し続けている。

 メイジはほぼ骸骨メイジのみで、30枚構築が主流となっている。ビッグスペルメイジと秘策メイジはあまり使われていない。

 ビーストハンターは中々の人気。激怒ウォリアーコントロールパラディンはスタンダードでの使用率はより低い。プレイヤーはコントロールシャーマンに興味がなく、このクラスは消滅に近い。

パワーランキング解説

マッチアップ分布

パワーランキング

 基本的に、先週と比較してデッキのパワーレベルに大きな変化はない。悪いデッキが消え、良いデッキ同士が出会うことが多くなり、スタンダード環境がよりハードになっているため、全体的に勝率が下がっていることがほとんど。

 レジェンドまでのラダーはインプウォーロックが支配している。トップレジェンドでは、祝福プリーストとナーガプリーストが入れ替わりで支配し、唯一のTier1となる。先週もそうだったが、泥棒ローグは多くの人の心を掴んでいるデッキ。なぜ祝福とナーガはプレイヤーに無視され続けるのか、それにはいくつかの理由がある。

  • ナーガと祝福のプレイスタイルは多くのプレイヤーにとって魅力的でない。これはしばらく前から言われている。これらのデッキで負ける体験は、一度盤面を失うともう立て直せないということが多いため、他のデッキよりも悪く感じるようだ。
  • どちらのデッキもプレイが簡単ではない。デッキを手にしてすぐに上手く扱うのはかなり難しいので、学ぶにはよりストレスがかかるだろう。
  • どちらのデッキも偏ったマッチアップになりがちだが、祝福プリーストの方がより極端。
  • どちらのデッキも泥棒ローグに対して不利。ただしその次に多いクラスたち、つまりドルイドウォーロック、デーモンハンターたちを支配しているので大成功だが、最も一般的な対戦相手に対して不利なのは心理的に落胆するかもしれない。

 一方、泥棒ローグは人気デッキとしての条件を多く満たしている。

  • そのプレイスタイルは、変化に富んだゲームプレイを楽しめる。その柔軟性とランダム性により、様々な方法で勝つことができる。《大当たり!》はドーパミンを分泌する。《墓穴掘り》は、相手をコントロールしている感覚を付加する。
  • 泥棒ローグのマッチアップ分布は非常にバランスが取れている。基本的にカウンターデッキがなく、最悪のマッチアップでも勝率45%(ランプドルイド、遺物デモハン、魂壺ウォーロック)である。どんなゲームでも勝てる可能性があるのだ。この種のデッキは、たとえ最高勝率ではなくても、どんな対戦もコントロールできる感覚があるため、一貫して非常に魅力的である。
  • 負け確に”見える”ことがほとんどない。負けだとしても、僅差の負けだと感じる(実際には僅差ではなくても)ことが多い。
  • ナーガ/祝福プリーストほどの成績はないものの、レジェンド上位の次善のデッキと言えるだろう。確かに強い。
  • 何よりも、ローグである。ハースストーン史上もっとも人気のクラスだ。

 とはいえ、この現象が見られるのはトップレジェンドだけである。ラダーの大半は非常に多様な環境で、どのクラスもどのランク帯でも少なくとも1つは良いデッキを持っていて、競争力が高い。シャーマン、パラディン、ウォリアーは少し軽視されているように感じるかもしれないが、彼らは見た目以上にうまくやっている。

 ハースストーンをプレイするにはかなり良い時期で、次の拡張に対する興奮もあり、楽しみなことがたくさんある。

 クラス別の構築変化については、あまり語るべきことはない。我々は先週の時点ですでに、最強のデッキリストを把握したようだ。ランプドルイドのバニラ型が、星界配列との競争力によって上がってきたので、ランプドルイドのセクションに代替案として追加してある。

 明日、11月18日に公開される次の2つのカードパッケージに関する総括記事を公開します。太平洋時間で午後1時に公開される予定。お見逃しなく。そのうちの1枚はクレイジーだ!約束しよう。

 

クラス別分析

 今回はクラス別分析の文章は無しです

ローグ

 

ローグ:クラスレーダー

XL・泥棒ローグ

ダンサー・ミラクルローグ

エドウィン・ミラクルサメローグ
逃げ足・ミラクルサメローグ

ドルイド

 

ドルイド:クラスレーダー

星界配列・ランプドルイド
バニラ・ランプドルイド

堆肥化・アグロドルイド

ウォーロック

 

ウォーロック:クラスレーダー

呪い・インプウォーロック
デナスリアス・インプウォーロック

冒涜・魂壺ウォーロック

プリースト

 

プリースト:クラスレーダー

恩寵・ナーガプリースト

恩寵・祝福プリースト

酔客・ビッグプリースト

ゴールドスタンダード・クエストプリースト

泥棒プリースト

霊魂鞭打・イノシシプリースト

デーモンハンター

 

デーモンハンター:クラスレーダー

フェル遺物デモハン

大魔獄・アグロデモハン

メイジ

 

メイジ:クラスレーダー

M・骸骨メイジ
XL・骸骨メイジ

M・ビッグスペルメイジ
XL・ビッグスペルメイジ

山火事・秘策メイジ

ウォリアー

 

ウォリアー:クラスレーダー

狂戦士・激怒ウォリアー

ガルヴァンガー・突撃ウォリアー

パラディン

 

パラディン:クラスレーダー

デナスリアス・コントロールパラディン
獄吏王・コントロールパラディン

新兵・ピュアパラディン

ハンター

 

ハンター:クラスレーダー

バランスいいビーストハンター
タランチュラ・ビーストハンター

シャーマン

 

シャーマン:クラスレーダー

XL・コントロールシャーマン

ただのマーロックシャーマン

今週のメタブレイカ

 泥棒ローグに強く、ナーガプリーストに弱いデッキを使う時が来たようだ。その価値は充分にある。

遺物デーモンハンター

ランプドルイド

魂壺ウォーロック

 お疲れ様でした